五十嵐陽菜
無尽蔵なパワーを体に秘めている元気いっぱいで楽天主義な女の子。男の子とも仲良くでき、アイスバーが大好き。過去に学校の作文発表のときに「世界中のアイスバーを食べてみたい。」と豪語したことがあるとか。 休みの時はよくキャットフードを持って近くの野良猫たちと遊んでいる、自称「猫ボス」。しかし野良猫たちにとっては、いつも食べ物を貢いでくるパシリとして認識されている様子(一姫談)
Profile
Skins
五十嵐陽菜の初期衣装
五十嵐陽菜と契約を結んだ時に入手できる着せ替え衣装
「夏祭り・のんびりサマーデイ」にて購入できる限定の着せ替え衣装
新学期テーマの着せ替え衣装
「陽菜からの年賀状」にて購入できる新年テーマの着せ替え衣装
「でいどり〜む・パラダイス」にて購入できる、パジャマテーマの着せ替え衣装
Emotes
Bond Requirements
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プレゼント・普通
変なものじゃないよね?一応受け取るけど、ありがとう…
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プレゼント・好み
陽菜にくれるの!?ありがとう!んしょ…はい、半分こ!一緒に食べればもっとおいしいよ!
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絆レベルアップ5
これからもずっと一緒に陽菜と遊んでくれるよね?…本当!?じゃあ指切りしよう!指切りげんまん嘘ついたら針千本飲~ます!指切った!こわいこわい…針千本はなしなし!
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絆レベルアップ1
ずっと見てるだけで退屈しないの?一緒に走ろうよ!はい、1、2、1、2!
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絆レベルアップ2
最近は猫ちゃん達もあなたになついてきたみたいだね。あなたがいないと寂しそうに鳴いてるもん。
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絆レベルアップ3
いつもアイスをくれてありがとう!今日はかわりに陽菜が買ってあげるー!好きな味を選んで!
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絆レベルアップ4
最近は忙しい?あんまり遊んでくれないから、寂しいよ……へへ……なんかちょっと恥ずかしいな
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隐藏语音 - 新年
あけましておめでと~!陽菜はさっきおみくじで大吉を引いたよ!あなたもおみくじ引こうよ~!
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隐藏语音 - 情人节
バレンタインチョコ、あ~げる!アイスじゃないんだ?って?ふふふ~、まぁ味見してみてよ。これはね~、チョコ味のアイスなの!すっごくおいしいよ!
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メイン1
おそとの猫ちゃんにエサをあげに行くんだけど、一緒に来るー?
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メイン2
はぁ…はぁ…うん?タオルありがとう!でも陽菜、もうちょっと走りたい。いっぱい走ったあとの風って、すっごく気持ちいいんだよ!
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メイン3
これが一飜、これは二飜、これは…あれ?わかんなくなちゃった…
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メイン4
千織ちゃんは麻雀が上手だよね~。陽菜もあんな風に上手になれるかなぁ…?
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メイン5
わわ!またお洋服を汚しちゃったよ、お母さんに怒られる…
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メイン6
この味は食べたことあるなぁ…よし!これで「ぜんぶのアイスを食べ歩く」って夢にますます近づいたよー!!
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メイン7
今日はどこで遊ぼうかなぁ……おうちにいようかなぁ!あなたが一緒に遊んでくれるなら、1日中おうちでうろうろしても退屈しないもんねー!
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メイン8
ねぇねぇねぇ!聞いて聞いてー!陽菜、一飜(イーハン)の役全部覚えたんだよー!この調子なら二飜(リャンハン)の役もすぐにおぼえられるね!どうー?すごいでしょー!
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ログイン・普通
こんにちはー。陽菜、学校終わったよー?一緒におそとで遊ぼうよー
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ログイン・絆LvMAX
あ、やっと帰ってきた!陽菜は猫ちゃんたちとずーーっと待ってたんだよ!
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契約を結ぶ
ど~お?この服~!とってもセ・ク・シーだよね?えへへ!…ところで、セクシーってどういう意味なの~?
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SP-友人戦部屋に入場する時
お~い、みんな~!遊びに来たよ~!
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SP-友人戦部屋で準備した時
まだ始まらないの~?まだ~?
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出会い
はじめましてだね!わたしは五十嵐陽菜(いがらしはるな)!よろしくね!
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北抜き
ペーを抜いちゃうよ!
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チー
チー!
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ダブル立直
これは……よし!W立直!
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カン
カン!
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ポン
ポン!
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立直
リーチ!
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ロン
ロン!
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ツモ
ツモ、えへへー
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白
ハク
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北
ペー
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純全帯幺九
ジュンチャン
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純正九蓮宝燈
チューレン九(きゅう)メン待ち
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大三元
ダイサンゲン
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大四喜
大スーシー
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地和
チーホー
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ダブル立直
ダブリー
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東
トン
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ドラ
ドラ
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ドラ10
ドラ10(じゅう)
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ドラ11
ドラ11(じゅういち)
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ドラ12
ドラ12(じゅうに)
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ドラ13以上
ドラたくさん
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ドラ2
ドラ2(に)
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ドラ3
ドラ3(さん)
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ドラ4
ドラ4(よん)
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ドラ5
ドラ5(ご)
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ドラ6
ドラ6(ろく)
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ドラ7
ドラ7(なな)
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ドラ8
ドラ8(はち)
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ドラ9
ドラ9(きゅう)
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ダブル北
ダブペー
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ダブル東
ダブトン
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ダブル南
ダブナン
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ダブル西
ダブシャー
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断幺九
タンヤオ
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対々和
トイトイ
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二盃口
リャンペーコー
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発
ハツ
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国士無双十三面待ち
コクシ十三メン待ち
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国士無双
コクシムソウ
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海底摸月
ハイテイ
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河底撈魚
ホウテイ
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混老頭
ホンロートー
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混全帯幺九
チャンタ
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混一色
ホンイツ
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九蓮宝燈
チューレンポートー
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嶺上開花
リンシャン
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立直
リーチ
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流し満貫
流しマンガン
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緑一色
リューイーソー
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南
ナン
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平和
ピンフ
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槍槓
チャンカン
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七対子
チートイ
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清老頭
チンロートー
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清一色
チンイツ
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三暗刻
サンアンコー
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三槓子
サンカンツ
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三色同刻
三色(さんしょく)ドーコー
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三色同順
三色(さんしょく)ドウジュン
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四暗刻
スーアンコウ
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四暗刻単騎
スーアンコウ、タンキ
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四槓子
スーカンツ
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天和
テンホー
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西
シャー
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小三元
ショーサンゲン
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小四喜
小スーシー
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一盃口
イーペーコー
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一発
イッパツ
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一気通貫
イッツー
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中
チュン
-
ツモ
ツモ
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字一色
ツーイーソー
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清算一位
あはは!陽菜の勝ちだ~!
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清算一位・高い点数で勝利
わぁぁぁ!猫ちゃんの言った通りー!点数が高ーい!
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清算一位・ロンで勝利
ロン!タンヤオ……え?他の役もついてるの?
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倍満
倍満(バイマン)
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九種九牌
タンヤオできない牌ばかりだし、やり直そう!
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数え役満
数え役満(カゾエヤクマン)
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満貫
満貫(マンガン)
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ノーテン
ノーテン…惜しかったなぁ…もっと攻めた方がよかったかも~
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三倍満
三倍満(サンバイマン)
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四風連打
スーフーレンダってなーに?美味しいもの?
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四槓散了
流局…ドラがいっぱいできたのに…残念…
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四家立直
えぇ~!みんなリーチしちゃったの!すご~い!
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跳満
跳満(ハネマン)
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聴牌
テンパイ!ふぅ~、点棒をなくさないでよかったー!
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役満
ヤクマン
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ダブル役満
ダブルヤクマン
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トリプル役満
トリプルヤクマン
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四倍役満
四倍(よんばい)ヤクマン
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五倍役満
五倍(ごばい)ヤクマン
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六倍役満
六倍(ろくばい)ヤクマン
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SP - ドラを捨てた時
しまった!ドラを出しちゃった~。戻ってこーーい!……って言ってもダメだよね…あはは…
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SP - 倍満/三倍満聴牌
アイスの神様、アイスの神様…!どうかこのすごい牌であがらせてください!
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SP - 同じ牌を連続に捨てた時
もう~、なんでまたこれ~?
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SP - 残り牌が10枚以下の時
まだ誰もあがってない…じゃあ陽菜があがれるチャンスだ!
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対局開始
みんなで一緒に楽しく遊ぼー!
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SP - 役満聴牌
これはすごいのかなぁ?よし!絶対あがる~~!
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帯幺九
帯幺九(タイヤオチュウ)
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根
根(ルート)
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将対
将対(ジャントイ)
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金勾釣
金勾釣(キンコウテャオ)
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嶺上放銃
嶺上放銃(リンシャンホウジュウ)
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龍七対
龍七対(ロンチートイ)
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清対
清対(チントイ)
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清金勾釣
清金勾釣(チンキンコウテャオ)
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清龍七対
清龍七対(チンロンチートイ)
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清七対
清七対(チンチートイ)
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清十八羅漢
清十八羅漢(チンジュウハチラカン)
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清幺九
清幺九(チンヤオチュウ)
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十八羅漢
十八羅漢(ジュウハチラカン)
Spot Voices
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Spot Voice 1
惊讶
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Spot Voice 2
肯定
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Spot Voice 3
否定
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Spot Voice 4
打招呼-早晨
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Spot Voice 5
打招呼-白天
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Spot Voice 6
打招呼-夜晚
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Spot Voice 7
告别
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Spot Voice 8
承接
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Spot Voice 9
叹气
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Spot Voice 10
高兴
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Spot Voice 11
生气
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Spot Voice 12
递进
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Spot Voice 13
转折
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Spot Voice 14
疑惑
野生児
絆LV1で開放
「陽菜、お友達と仲良くね」 「わかった!!」 母から手を放すと、小さなリュックを背負った陽菜は、公園で遊ぶ子供たちの中へと飛び込んでいった。 四歳になる彼女は、コミュニケーションの練習として、母に近くの公園に連れられて来ていた。母は陽菜に、「コミュニケーション」というのは、他の子と仲良くなることだと教えた。 でも、どうなれば、なかよしってことになるんだろ? 子供用の砂場を見て、陽菜は首を傾けたかと思うと、キラリと目を輝かせた。何かいいアイデアを思い付いたようだ。 その時、陽菜の母は、他の子のお母さん達とのおしゃべりに気を取られていた。 「いえいえ、そんなことないんです。うちの子、ああ見えて結構恥ずかしがり屋で……陽菜!?」 「キャーッ!」と隣の主婦が驚きの声を上げた。その視線に沿って目をやると、砂場で跳ね回る子供たちの顔が、いつの間にかカラフルに色づいている。そんな子供たちのリーダー……陽菜は、今まさに、水性カラーペンを得意気にふるっていたのだ。陽菜の母は息を飲み、すぐさま駆け寄った。 「陽菜! やめなさい!」 しかし、時既に遅し。子供たちはその全員が鮮やかに色づいた顔をしており、母は怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にした。 「陽菜、何してるの!」 水彩ペンを持たせたのは、他の子供たちと一緒に絵を描ければと思ってのことだった。それなのに、みんなの顔に描くなんて。 「へんそーじゅつ、だよ! こうすれば、はるなといっしょにぼうけんできるの! ほらみて、たからものみつけたよ!」 陽菜はそう言うと、ポケットから一握りのありふれた小石を取り出した。先ほど砂場から拾ったものだろう……。 陽菜の「第一回・コミュニケーション練習」は、母の謝罪の言葉が繰り返される中で、突然の打ち切りとなった。 家に帰ると、陽菜の母は、怒りを堪えながら娘を洗面台に連れて行き、カラーペンで彩られた顔を洗った。 踏み台に立った陽菜はというと、顔を洗われながら、集めた小石を流水で洗っていた。少し経つと、彼女は手を挙げ、にっこり笑って小石を母に差し出した。 「これ、いちばんキレイ! ママにあげる!」 お湯で洗われた陽菜の頬は、つややかなピンク色に染まっていた。その手に握られた小石も、洗ってみると透き通っていて綺麗なものだった。 「……はぁ。」 どうお説教してやろうかと考えていた母の心は、一瞬にして和らいだ。 「私ったら、この子はまだ四歳なのよ。やんちゃなのはいつものことじゃない。」 そう自分に言い聞かせ、小石を陽菜の手のひらへ戻した。 「これは陽菜が見つけた宝物でしょう。だから、陽菜が大切に持ってなさい。それと、これからは、冒険したくなったら、ママに先に言ってね? 特に、他の子と一緒に行くときは、絶対に言うこと。」 「わかった!」 五十嵐家に、穏やかで温かい雰囲気が戻ってきた。母の顔にも、いつもの穏やかな微笑みが戻ってきた。 「そういえば、冒険で石を集めるのはわかるけど、どうして顔に変装? お絵描き? をする必要があったのかしら……」 「それはね、ママのマネだよ!」 「マネ? どういうこと?」 母が娘の顔を拭く手が止まった。何やら嫌な予感がして背筋が震える。 「ママも、おそといくとき、す~っごいへんそーじゅつしてたでしょ? おうちにいるときと、ぜんぜんおかおがちがうもん。はるな、あれ、ぼうけんにいくからだとおもってたの! アニメでやってたみたいに!」 「……私が、すごい変装?」 「あれ!」 陽菜は、母の化粧品ポーチを指差した。中には日焼け止め、ファンデーション、コンシーラーといった化粧品が入っている。 「陽菜、ママの『変装術』のお話、みんなにした……?」 「えへへっ! おともだちとなかよくってママにいわれたから、ぼうけんのやくにたつことは、みんなにぜーんぶはなしたよ!!」 「み、みんなに……」 今日会った親子の会話内容が簡単に想像出来てしまい、母は絶望した。無言でタオルを置くと、体を壁に預けてショックを和らげようと試みた。 一方、陽菜は嬉しそうに小石をいじっていた。そして、無邪気に笑いながら、こんなことを思っていた。 「つぎは、どんなぼうけんをしちゃおっかな〜?」
猫のボス
絆LV2で開放
「キュルル……つまり、この子に、猫小屋の屋根を直して欲しいのか?」 「わあ、だからずっとニャーニャー鳴いてたんだ! 魔女のお姉ちゃん、すごーい!」 ある日の公園。レッパンズとのパトロール中にゆずが通りがかったのは、少女が野良猫たちの主張に頭をひねっている所だった。正義感が強く、困っている人を放っておけない性格の魔女っ子は、この幼気な少女のために猫語の通訳を務めることにした。 「『あと煮干しも、キャットフードも欲しい』……キュル? 『おやつもたんまり』? おまえら……ちょっとわがまますぎやしないか?」 「わかった、大丈夫! 陽菜、毎日おいしいものをたくさん持ってくるからね!」 「キュル……『それだけじゃなくて、おもちゃも欲しい』……なんてがめつい奴らなのだ!」 「大丈夫だよ、魔女のお姉ちゃん。ほら、人の年齢にすれば、みんな年上だし。陽菜、年上の人も大切に出来るから!」 陽菜は胸を叩き、猫たちの言葉を通訳しているうちに憤慨してきたゆずを宥めた。 「猫ちゃん軍団のお願い、まるごと陽菜に任せて!」 ゆずは驚いた。陽菜が文句を言うどころか、気付いた時には既に猫小屋を修理するための材料を集め終わっていて、猫小屋の改修作業を始めたからだ。 陽菜が「猫ちゃん軍団」と呼ぶ野良猫たちが出かけている間、陽菜は作業に没頭した。そして…… 「やったー! 陽菜印のニュー猫ちゃんハウス、完成!」 改修作業を終えた陽菜は、満足気に自分の成果を眺めた。より立派になった猫小屋、山のように積まれたキャットフード、選りすぐりのおもちゃに、爪とぎ板まで。 「魔女のお姉ちゃん、手伝ってくれてありがとう! あとで猫ちゃんたちが帰ってきたら、どんな感想を言ってたか教えてほしいな!」 陽菜はゆずと一緒に、ワクワクしながら猫ちゃん軍団の帰りを待った。 汗だくで疲れ切っているはずなのに、笑顔のままでいる陽菜。横でずっと作業を見守っていたゆずは、好奇心に負け、とある疑問を口にした。 「陽菜、どうして野良猫どもの言うことをなんでも聞いてやってるのだ? これじゃ、まるで召使いだぞ。」 「え? ……あっ、魔女のお姉ちゃん、あの超かっこいいアニメ知らない? テレビで毎日やってるあれだよ!」 質問に質問で返す陽菜。話が見えずに、ゆずは頭の上に「?」を浮かべた。ハイテンションになった陽菜は止まらない。 「そのアニメにかっこいいお姉さんがいて、仲間を助けると、いつもこう言うの。『なに、ボスの役目を果たしただけさ』って! すごいでしょ!」 「キュルル、すごいすごい……で、それがゆずの質問にどう関係するのだ?」 「ふふーん、魔女のお姉ちゃんは気付かなかったかもしれないけど、陽菜、公園の猫ちゃん達のボスなの! だから陽菜も、猫ちゃん達の前で、『せいぜいどんどん』とあのセリフを言えるようにならなくちゃ!」 陽菜は小さな拳を握りしめ、キリッとした眼差しで決意表明した。はっきり通る声のせいだろうか、ゆずの隣にいるレッパンズの耳がピクッと反応した。 「キュル……正々堂々と、だな」 「そうだったかも! とにかく、すごいボスになるの!」 「ニャ?」 そんな話をしていると、猫ちゃん軍団が帰って来た。茂みから出てきた彼らは、新しくなった縄張りを一通り巡回すると、じっと様子を伺う陽菜の傍に寄ってきて、ゴロゴロ言い出した。 「あはは、これなら陽菜にもわかるよ! 猫ちゃん達、陽菜が作った猫小屋を気に入ったんだ! そうでしょ、魔女のお姉ちゃん?」 「そうだな……こいつらは今、お前はすごいって思ってるぞ。……うん。」 陽菜が息を整え、例のセリフを高らかに発しようとしているのを見て、ゆずはレッパンズとともに一歩下がり、喉まで出かけていた言葉をぐっと飲み込んだ。 「こいつらは今、お前は有能な手下だって褒めてたぞ」という言葉を。 キュルル。残酷すぎる真実は、今はまだ秘密にしておくのだ。
アイスの神様
絆LV3で開放
「うう、お小遣いが足りない……。」 とあるコンビニの、新作アイスのPRポスターの下。陽菜はコインを数えて嘆いていた。 うんと小さい頃に、陽菜は「アイスの神様」の物語を聞いた。「アイスの神様」は子供達の守り神で、アイスが好きな子が幸せな生活を送れるよう見守っているらしい。その日から、陽菜のアイス探求の旅が始まったのだ。 陽菜は、アイスを買うだけであれば十分な額のお小遣いを貰っていた。しかし、野良猫の世話を始めてからというもの、あっという間にそれだけでは足りなくなってしまった。 「でも大丈夫! お小遣いを増やす方法ならある!」 嘆くことわずか0.1秒。陽菜はコンビニに駆け込んだ。 「ああ、アルバイトしてお小遣いを稼ぎたいの? あはは、ごめんね。うちは高校生より小さい子を雇えないんだ。アイスを買うお金が足りないんだっけ? 今日はおじさんが出してあげるから、好きなのを持っておいで」 「わー! ありがとう、店長さん。……あ、でも、人から物をタダで貰っちゃダメってお母さんに言われてるんだった! うーん、別のやり方を考えてみる!」 そう言い残し、陽菜はダッシュで家に帰った。 「……家事をしてお小遣いを増やしたい?」 娘の頼みを聞いた陽菜の母は、昨日見せられた合格点ギリギリのテスト用紙のことを思い出した。 「ママはね、お手伝いしてくれるよりも、次のテストで良い成績を取ってくれる方が嬉しいわ。そうね、クラスの成績十番以内に入れたら、もっとお小遣いをあげても……って、陽菜?」 「ママ、ごめん! 陽菜はまだ帰ってきてないし、さっきの話もなかったことにして!」 陽菜は風の様に走り去った。いつもの公園に向かうと、野良猫の小屋近くに出来ていた落ち葉の山にドカッと座った。 「ふぅ……危ない危ない、ママのわなにハマるとこだったよ!」 「……それにしても、お小遣いをゲット出来る良い方法、何かないかなぁ……?」 陽菜はぼんやりと周りを見渡した。そしてふと、自分を取り巻くまだまだ小さい世界の中では、お小遣いを得る方法は全て試し、そして失敗したのだと悟った。 「アイスの神様、あのアイスが食べたいよ~……!」 「ニャー」 落ち葉の山をガサガサと漁っていた野良猫が、陽菜の足元にすり寄った。掘っていた所を見てみると、なんと財布が見つかった。拾い上げてた財布はずっしりとした重みがあり、振ってみるとジャラジャラとコインが鳴る音がした。陽菜は思わず中身を確かめた。 「お金がこんなにたくさん……! これならいっぱい、い~っぱいアイスが買えちゃうよ!」 「ニャー♪」 財布を掘り出した野良猫も、どことなく誇らしげな鳴き声を発し、寝ころんでお腹を見せた。そうして、いつものように陽菜がなでまわしてくれるのを待っていたのだが、陽菜はすっくと立ち上がった。 「……ってことは、このお財布の持ち主さんは、すっごく悲しい気持ちのはず! 早く探しに行かないと!」 財布を手に陽菜は公園中を駆け回り、手当たり次第に尋ねていった。 「これ、落としませんでしたか?」 「お財布を拾ったんです!」 もう何周目になるだろうか、広大な中央公園を走り回り、何人に聞いたのか数え切れなくなってきた頃、公園の入口で、陽菜は財布の持ち主に出会った。陽菜と同じくらいの年頃の、長い金髪に赤いリボンを付けた女の子だった。 「千織のお財布を見つけてくれてありがとう。これで、璃雨が自分の失敗を気に病まずに済むわ。何か欲しいものはある? 言ってみなさい」 「えー! もしかして、陽菜のお願い、何でも聞いてくれるの?」 「え? ま、まあそんな所ね」 「やったー! じゃあ、こっちに来て! 陽菜ね……」 陽菜は、財布の持ち主……三上千織に、念願の新作アイスを買ってもらえることになった。コンビニに向かう間、陽菜は一方的に波乱万丈の一日を最初から最後まで話した。 「アイスの神様が、あなたに会わせてくれたんだよ! 陽菜、今とても幸せ! えへへ~。」 「アイスの神様……どこかで聞いたことがあるような……」と、千織は記憶を辿った。しばらくして、千織は呆れ顏になった。「それって、アイスのCMの作り話じゃない!」 まさか、この陽菜って子、企業が作ったほら話を信じてるなんて……幼稚すぎない? と、千織は心の中で思った。 「作り話じゃないよ、アイスの神様はホントにいるもん!」陽菜はそんな千織の表情にも気付かず、アイスの袋を開けるのに夢中だった。 「だって、今陽菜は幸せだから!」念願のピンクとブルーのアイスが袋から取り出された。陽菜はすぐさま一口かじり、一瞬にして半分がなくなった。 「ちょっと、一口が大きいわ! 一日頑張ってやっと手に入れたんでしょ、もっとこう……ほら、もったいないとか、味わって食べようとか、思わないの!?」 「あははは! アイスは出来るだけおーっきなお口で食べるほうがおいしいんだもん!」 「はぁ……それもCMで見たの?」 「本当だってば! ほら、試してみて! こうやって……パクッ、はい!」 「しないわよ、そんな幼稚なこと……。はぁ、そんなに好きなら、もう一本食べなさい」 「わぁ~! 千織ちゃん、優しい!」 「気安くちゃん付けしないで! 私たち、今日会ったばかりなのに!」 その日、陽菜は念願の新作アイスを食べられた上に、新しい友達もできた。それにより、彼女の中で、アイスの神様はより強固な存在となった。 この先の人生もきっと、こうやって美味しいアイスを食べながら過ごせば、もっと楽しく、もっと幸せになる。陽菜はより一層、この考えを強くしたのだった。
陽菜の憂鬱
絆LV4で開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 1, Scenes 259, Choices 3, Endings 2
……陽菜ちゃん?
公園をぶらぶらしていると、陽菜ちゃんを発見した。 サンドアートのパフォーマンスに子供達が歓声を上げる中、 陽菜ちゃんは口を閉ざして思い悩んでいる様子。ちょっと声をかけてみよう……。
こんにちは。どうしたの?
あ、{var:player_nickname}さん……。 ねえ、もし嘘をついたら、本当に 鼻長お化けになっちゃうの?
はなながおばけ?
彼女の心配そうな視線の先、 ちょうど目の前にあるサンドアートを見てみた。 小さな男の子が見事に描かれているが、その鼻が異様に長い。
♪小さな木の お人形さん うそをついたら お鼻がのびる きらわれちゃうよ そんな調子じゃ
ちょうどその時、周りを取り囲んでいた子供達が、 サンドアートパフォーマーに教えられた歌を歌い始めた。 それを聞いた陽菜ちゃんは涙目になり、慌てて自分の鼻を押さえた。
陽菜ちゃん、どうしたの? もしかして……最近、嘘をついたとか?
う、ううん? ……違うよ……?
目が激しく泳いでいる。動揺しているのは明らかだ。 「私は嘘をつきました」と顔に書いてあるようだった。
私はひとつ深呼吸すると、 先ほど子供達が歌っていた歌を繰り返してみた。
♪小さな木の お人形さん うそをついたら お鼻がのびる ……噓をつく悪い子は、本当に鼻がながーく伸びちゃうよ?
{var:Shake}うわ~~~~っ! は、陽菜、鼻長お化けになっちゃう……! 陽菜、ママに、夏休みの宿題は全部終わったって嘘をついちゃった……!
そういうことか……。
うわあ~~~ん!{var:Shake} 陽菜のお鼻が~~~!{var:Shake} 陽菜、お鼻が長いのなんてやだよ~~~~!!
まずい、少しからかったつもりがガチ泣きさせてしまった……!
よしよし、泣かないで。 鼻が長くなるのは、お話の中だけだから。
ほ、ほんと……?
本当本当。 でも、現実世界だって、嘘をつくのは良くないことだよ。 宿題は終わったって嘘が、お母さんにバレたらどうするの?
……どうしよう。
うう……ママにバレたら、陽菜はもう、おしまいだ……!
じゃあさ、お母さんにバレる前に、急いで宿題をやっちゃおうよ。
でも、ママにチェックされたらバレると思って、 昨日外で遊んでた時に、夏休みの宿題ドリルをこっそり花壇に隠しちゃったんだ……。
うんうん、ならバレずに済むね……。
{var:ShakeScene}って、早く回収しないと! どこに隠しちゃったの!?
陽菜に連れられ、「犯行現場」に急行した。しかし案の定、 昨日隠したという商業施設の花壇には、既に掃除の手が入った後だった。
{var:player_nickname}さん……どうしよう……?
正直に、お母さんに謝った方がいいんじゃないかな。 その上で、宿題をちゃんとやるしか……。
お母さんに……だめだめ、ママ絶対すっごく怒る!
陽菜はものすごいスピードで首を横に振り、全身で拒否を示した。
……わかった、何か方法を考えよう。
こんなに大きな商業施設だと、落とし物もなかなか出て来ない気がする。 いっそ、新しいドリルを買うとか。
間に合うかなぁ……?
諦めたらそこで試合終了だよ。 陽菜ちゃんならきっと出来るって信じてる! 頑張って!
わ、わかった! 陽菜、頑張る……!
これは答え覚えてる! あ、これも……! うーん、これは前も解けなかったやつだ……。
幸い、陽菜ちゃんは一冊丸ごとやっていなかった訳ではないようで、 やったことがある問題は、記憶を頼りにすんなりと進められた。 難しい問題にぶつかると手が止まってしまうが、ここは私が……。
難しい所は私に任せて。先に次をやってていいよ。
うん!
小学生の宿題だし、楽勝なはず!
くっ……。
{var:player_nickname}さん、どう?
も、もうちょっと。今何か掴んだような気がしたんだ。もう少し考えさせて!
{var:player_nickname}さん、このページはもう、そこ以外は全部終わったよ。
わ、わかった。じゃあ、先に次のページの問題やってて。 私は引き続きこの問題を解くから。
とは言ったものの……何なんだ、この問題。 「楽譜を見て、隠された計算式を書け」って…… これ算数じゃなくて、脳トレみたいなものじゃん!
なんだか、この手の問題がこの後もたくさん出てきそうだな……。 実際、空欄になっている「難題」をチラっと見てみると、 「式を解いて、出て来た言葉を書きましょう」的な問題もあった。
こんな問題に時間をかける必要ってあるのかな……。 試しに、AIにでも助けを求めてみるか?
陽菜ちゃん、ごめん。どうしてもこれだ! っていう答えが思いつかない。
そんな……! じゃあどうしたら……。
でも大丈夫! 私達が思いつかないんだったら、AIに聞けばいいと思うんだ!
わぁ! AIさんすごい! すぐに答えが出てきた!
で、でしょ! でもね、何でもAIに聞けばいいと思っちゃだめだよ? 自分で頑張ることの大切さを忘れちゃだめだから。今回だけだからね。
うん、わかった! {var:player_nickname}さんみたいにすごく頑張って考えて、 それでもだめならAIさんに聞く!
あ、アハハ……うん、その意気だ。
陽菜ちゃんはただ事実を述べただけなのに、 何故こうも心に突き刺さるんだろう。
……もうちょっと、頑張ってみるか。
確かに変テコな問題だけど、負けを認めるのはまだ早い。 小学生向けの脳トレごときに……!
この私が負けるとでも!?
{var:ShakeScene}……負けないよね!?
……陽菜ちゃん。解けない問題は、いっそAIに聞いちゃおうか?
これは決して敗北宣言ではない! ただ効率を鑑み、最も合理的な手段を選択したに過ぎない。 そう、今は陽菜ちゃんの宿題を早く終わらせることが最優先だから!
あー! その手があったかー! さすが{var:player_nickname}さん、頭いいー!
ハ、ハハハ。褒めすぎだよ……。
陽菜ちゃんの褒め言葉には一片の悪意も無いはずなのに、 何故こうも心に突き刺さるんだろう。
ま、まあ? もうちょっと時間があれば、自分で解けたし?
……多分。
全部終わった~~!
陽菜ちゃん自身の努力、私のサポート、 そして最新テクノロジーの力強い支援の甲斐あって、 夕方までに宿題を全部終わらせられた。
やった! これでお母さんにバレる心配もないね!
今度お小遣いもらったら、 {var:player_nickname}さんにいっぱいアイスをごちそうするね!
あはは、楽しみにしてる。 でも、嘘を誤魔化すのはこれで最後だからね。 それじゃあ、家まで送るよ。
陽菜ちゃんにいつもの明るい笑顔が戻ってきて、 私は達成感を感じた。
しかし、喜びも束の間。 陽菜ちゃんのお母さんとお会いした途端、 その達成感は危機感へと変貌した。
そう。外に遊びに行ったのは、勉強を教えてもらうためだったのね?
う、うん……。いくつか、わからないとこがあったから……。 これ、陽菜の宿題ドリルだよ。
お母さんは、陽菜ちゃんが差し出した真新しい宿題ドリルを見ると、 無言で後ろを向き、表紙が汚れた宿題ドリルを取り出した。
じゃあ、商業施設の方が届けてくださったこの宿題ドリルは何なのかしら?
!!{var:Shake}
まずい、あれはまさか……!
{var:player_nickname}さん……! 陽菜、どうしたら……?
また友達を頼って、嘘を誤魔化してもらうつもり?
私は、心を鬼にして助けを求める陽菜ちゃんの視線から目を逸らし、 その肩をポンと叩いた。
動かぬ証拠が揃ってるみたい。私たちの負けだよ、陽菜ちゃん。
……ママ、ごめんなさい!!!{var:Shake}
本当は宿題を終わらせてないこと、ママにバレるのが怖くて、隠しちゃったの! でも、その後、嘘をついたら鼻が長くなるって、 これは悪いことだって言われて……うわ~~~~ん!
陽菜ちゃんは、いつも猫ちゃん軍団を追いかける時のような速さで、 お母さんの前でゴチンと音を立てながら勢いよく地面に膝をつき、 泣きながら洗いざらい自白した。
ちょっと!
何してるの! 土下座なんて、一体どこで覚えたの!?
この前、お母さんが麻雀しに出かけた時、 パパと一緒に見たドラマでやってた!
あの人ったら……! 子供になんてもの見せてるのよ~!
陽菜の母はさっと陽菜ちゃんを立たせると、 苦笑して私に言った。
すみません、お見苦しいところを見せてしまって……。
いえいえ、そんなことは! あはは……。
うう~……! お母さん、陽菜、二度と嘘なんてつかないから……!
もう……。
陽菜。お母さんね、この宿題ドリルを見た時、どんなことがあったのか、 なんとなくわかったの。嘘をついて、物まで隠そうとするなんて! しっかりお説教しなくちゃって思ってた。
お母さんはスマホを取り出した。 画面には、書店のオンラインストアのページが表示されていた。
学習ドリルって、たくさん種類があるのね。 全部買って、陽菜にやらせようとしてたのよ。 そうすれば、嘘をつこうなんて思わなくなるだろうって。
そんなにたくさん…… 陽菜が十人いたってできないよぉ! {var:player_nickname}さん……!
再び、陽菜ちゃんが助けを求めてきた。 実際のところ、この件については私も半分悪いと思うし、 ここは私が……!
陽菜ちゃんのお母さん。新しいドリルを買って、 嘘を本当にするアイデアは私が出しました!本当に申し訳ありませんでした! 私達二人とも深く反省してますので、どうかお許しを……!
あら……。陽菜が私を騙そうとしたことについては、確かに怒ってるわ。 けど、雀士さんの行動は、陽菜を助けようと思ってのことでしょう。 純粋な厚意でしてくれたことを責めることはできないわ。
ただし、噓をついた陽菜には、何かしらのお仕置きが必要ね。 陽菜、元々の宿題ドリルもやりなさい。 今度はちゃんと自分の力だけでやるのよ。復習も兼ねて、ね。
それで許してもらえるんだったら……。 陽菜ちゃん、頑張れる?
も、もちろん! 陽菜、頑張る! 今から!
陽菜ちゃんは涙を拭き、元々の宿題ドリルを持ってダイニングテーブルに座り、 一生懸命取り組み始めた。
しかし、数行書かないうちに手が止まり、 頬杖をついてしまった。
うぅ……。 この問題、さっき{var:player_nickname}さんが教えてくれたのに~……!
どうやら、私が教えた問題はまったく身についていないみたいだ……。
どれどれ、もう一回教えるよ。 この「宿題延長戦」を乗り越えたら、 夏休み最後の日々を思い切り楽しもう!
うん!!
思えばあの時、素直にお母さんに謝るよう促していれば、 元々の宿題ドリルを終わらせるだけで済んだかもしれない。 この「居残り授業」は、まさに私の意志の弱さに対する罰なのだろう。
嘘を嘘で塗り固めようとすれば、結局は自らの首を絞めることになってしまう。 今度似たようなことが起きたら、やり方をちゃんと考えないとな……。
それなら、宿題ドリルを頑張って見つけるしかないね。 そうすればまだ間に合うかもしれないし。
うん! そうしよう! 陽菜、逃げた宿題ドリルを見つけて、嘘をなかったことにするぞー!
……噓を嘘で隠そうとする考え方、良くないよ。
まぁ、それはさておき。 とりあえず今は宿題ドリルを回収して、終わらせることを最優先にしよう。 嘘のことは、それから考えるのでも遅くない。
あれから、付近のテナントを一軒ずつ回り、 ドリルのありかについて尋ねたが、 有効な成果は何も得られなかった。
昨日、確かにここに宿題ドリルを置いたのに……! どうして見つからないんだろう?
二人だけだもん、どうしても時間はかかると思うし、そう焦らないで。 こんな時、助っ人が呼べたらなあ……。
助っ人……? 人じゃないけど、猫ちゃんでもいいかな!?
猫ちゃん?
陽菜ちゃんは私の疑問などお構いなしに、 どこからか借りて来た紙とペンを使って「宿題ドリル探し」のポスターを描くと、 突然大声で呼びかけた。
にゃー! 猫ちゃん軍団、集まれー!
中庭の植え込みや通路の陰、植木の上からも小さな影が 次々に飛び出して、あっという間に陽菜ちゃんの前に集合した。 どうやら猫ちゃん軍団のメンバーのようだ。
前もって待機してたのかな……?
みんな、見て! これが、陽菜の宿題ドリル! みんなで探して欲しいの!
ニャーー!
最初に見つけた子には、美味しいおやつをあげるから! みんな頑張って!
かかれー!
陽菜が手を振ると、 猫ちゃん軍団は四方に散らばって行った。
猫ちゃん達はみんな気合十分のようだったけど、 猫に宿題ドリルを見つけてもらおうなんて、 そう上手く行くかなあ……。
ニャ!
{var:player_nickname}さん! 何かいい事があったみたい!
マジで!? どれどれ……?
白猫が咥えてきたのは、白い表紙のノートだった。 中も真っ白で、何も書かれていない。
宿題に使えそうなノートだけど、宿題ドリルではないね。
そうだね……。 {var:player_nickname}さん! この子もなんか持ってきてくれたよ!
ニャ~!
茶トラ模様の猫が口に咥えているのは、褐色の表紙のノートだった。 中身をパラパラめくってみると、どこかのお店の帳簿のようだった。
これも違う……っていうか、これお店の帳簿じゃないか! 早く返さないと!
陽菜ちゃんはここで待ってて、 どのお店のものか聞いてくるから!
花壇に戻ってくると、 猫ちゃん軍団が持ってきたものが山のように積まれていた。 冊子の類だけでなく、古新聞や汚れた靴下、茶碗の欠片などのゴミもある。
どれどれ……。 頑張って冊子をいっぱい持ってきてくれたけど……。
どれも、陽菜の宿題ドリルじゃなさそう……。
そうだね。……それに、ここに物を置いたままだと 施設に迷惑がかかっちゃうから、早く片付けよう。 ……そうだ!
陽菜ちゃん、落とし物センターに聞いてみようよ!
おおーっ! さすが{var:player_nickname}さん、頭いいーっ!
……夏休みの宿題ドリル、ですか?
そうですね……。 昨日、夜勤の清掃員からそう言う話があったような…… 電話してみますね。
お願いします!
今回は絶対見つかりますように……! アイスの神様、お願い……!
……電話、出ませんね。
うう~……。
まだ諦めるのは早いよ! 他の人にも聞いて……。
ニャー!
なんだ? あの猫、私達を呼んでる……?
ニャーー!
あれは……ミケちゃん! ついて来いって言ってるみたい、 もしかしたらドリルを見つけたのかも!
じゃあ、とりあえずついて行ってみようか?
スタッフさんにお礼を言って、 三毛猫の案内で曲がりくねった道を行き、 とあるゴミ箱の前まで来た。
ゴミ箱の重たいフタを開けると、三毛猫が中に飛び込み、 中から一冊の冊子を咥えて、陽菜ちゃんの足元まで運んだ。 尻尾を立てて喉を鳴らし、誇らし気にしている。
陽菜ちゃん、これってそうじゃない?
うん! 陽菜の宿題ドリルだよ! やったー! ミケちゃん、ありがとう! 明日のおやつ、楽しみにしてて!
陽菜ちゃんは、ゴミ箱から出てきたばかりだということを全く気にせず、 ミケちゃんをわしわしと撫でた。 ミケちゃんはしばらくされるがままになっていたが、やがてどこかに去って行った。
ミケちゃんが行ってしまうと、 陽菜ちゃんは宿題ドリルを拾い上げた。 しかし、中身を確認すると、また沈んだ表情になってしまった。
これ、違う…… 同じ表紙のドリルだけど、陽菜のじゃない。 やっと見つかったと思ったのに!
そっか、残念だね……。
私は陽菜ちゃんの頭を撫でて慰めた。 そのまま宿題ドリルをゴミ箱に戻すのかなと思っていたら、 陽菜ちゃんはパラパラとページをめくり始めた。
どうしたの?
表紙に名前が書いてなかったから、どこかに書いてないかなって。 このドリルをなくした子も困っているかもって思って……。
陽菜ちゃんと一緒に、最初から全てのページを確認した。 ところが、名前も無ければ、問題の答えもほとんど適当なものだった。 今の私達ではどうしようもなさそうだ。
謎のドリルを落とし物センターに届け、私達のドリル探しは振り出しに戻った。 このままではどんどん時間が無駄になってしまうし、 いっそ新しいドリルを買って頑張るしか……
でももう午後なんだよな。 最初からやり直して間に合うかな?
陽菜ちゃん、 新しい宿題ドリルを買って、 最初からやり直すってのはどうかな?
そうだね! その手があった!
でも、陽菜、わからない問題がたくさんあったから、 間に合わないかも……。
大丈夫、わからない所は私に聞いて!
わかった! そうと決まれば、すぐ買いに行こう!
……やっぱり無理かも。
一冊丸ごと最初からでは、量が多すぎる。 今からでは、とても今日中に終わるとは思えない。 そのせいで陽菜ちゃんの帰りが遅くなったら、どのみちお母さんに怒られてしまう。
何より、そんな嘘に嘘を重ねるようなことをするよりも、 お母さんに正直に謝ってほしい気持ちの方が上回った。
陽菜ちゃん。宿題ドリルは見つからない可能性が高いと思う。 だから、正直にお母さんにすべてを話して、謝った方がいいと思うんだ。
怒られるかもしれないけれど、 ちゃんと謝れば、きっと許してもらえるはず。
や、やだ……。 {var:player_nickname}さんは、ママが怒った時の怖さを知らないんだよ。 陽菜、怖い……
私も一緒に謝りに行くから、ね。
私がいれば、お母さんもそこまで怒れないかもしれないでしょ?
でも……。
ニャ〜!
いつの間にか、周りに見覚えのある猫達が集まってきた。 陽菜を囲んでニャーニャー鳴いている。
みんな、どうしたの……?
きっと、応援してくれているんじゃないかな? 手下が「頑張って」って言ってくれてるのに、 ボスの陽菜ちゃんがは怖がったままでいいの?
このままじゃ、ボスとしてのメンツが立たなくなっちゃうよ。
そ、それはやだ! う~……
陽菜ちゃんは、私と猫ちゃん軍団を交互に見て俯いた。 しばらくして、覚悟を決めたように拳を握りしめ、足をドンと踏み鳴らした。
そうだ、陽菜は猫ちゃん軍団のボス! 臆病者なんかじゃない! 今すぐ帰って、お母さんに謝る!
陽菜ちゃん、偉い!
じゃあ、{var:player_nickname}さん、 陽菜と手を繋いで一緒に帰ってくれる?
もちろん!
繋いだ陽菜ちゃんの手のひらは、うっすらと汗がにじんでいた。 私は少しでも陽菜ちゃんに勇気を分けるべく、 握った手に力を込めた。
家に着くと、陽菜ちゃんは頭を下げて、 お母さんに自分の過ちを正直に告白した。
ママ、陽菜ね、言わなきゃいけないことがあるの。 陽菜、ほんとは宿題終わってなくて、ママに怒られるのが怖くて、ドリル隠したの。 でも、そのあとドリルが本当に無くなっちゃって……
……じゃあ、あと数日で学校は始まっちゃうのに、 夏休みの宿題が提出できないってことになるわね。 陽菜、どうするの?
う……。 陽菜のお小遣いで、ドリルを新しく買って、 ちゃんと最後まで終わらせる!
これからはちゃんと宿題をやるし、 もう嘘なんてついたりしない。 だからママ、許して……?
話すうちに、陽菜ちゃんはどんどんと俯いていき、 声もだんだんか細くなっていった。
あの、お母さん。陽菜ちゃんもこうして反省してますし、 本当は自分で宿題ドリルを見つけて、ちゃんと全部解き終わってから謝るつもりで、 ギリギリまで本当に頑張ってたんです。ですから、ここはどうか……!
……まあ、見つけようと努力したことは見ればわかるわ。 服がこんなに汚れてるんだもの。
わかったわ、頭を上げなさい。 お母さんね、実はドリルのことはもう知ってたの。
陽菜ちゃんのお母さんは、 棚の引き出しから表紙が少し汚れたドリルを取り出した。 陽菜ちゃんは、驚きのあまり目を大きく見開いた。
陽菜の宿題ドリル!? で、でもどうしてお家に?
お店のスタッフさんが拾ってくれてね。 仕事終わりにわざわざ届けてくれたんだから、 後でちゃんとお礼を言いに行きなさい。
もしかして、忘れ物センターの人が言ってた、 お掃除のスタッフさん……!?
それで、中身を確認して、 大体の事情はわかってたのよ。
それにしても、この子ったら。 たとえ本当に宿題ドリルが無くなったとしても、 結局ママが新しいのを買って、最初からやり直すことになるのよ?
うう……。 た、たしかに……。
まったく。 お母さんね、陽菜が帰って来るまでは、 このドリルだけでなく、もう一冊やらせようと思ってたわ。今回の件の罰としてね。
そ、そんなー! ママ、陽菜、ほんとのほんとに反省してるからー!!{var:Shake}
はいはい。 正直に謝って、反省もしていて、それに色々と一生懸命頑張ってはいたみたいだし、 今回だけは許してあげるわ。
……本当!? やったー! {var:player_nickname}さん! 本当にママが許してくれた!!
やったじゃないでしょ? 早く宿題を終わらせなさい。 口で謝るだけじゃなくて、ちゃんと行動で反省を示すこと。
うん! すぐやる!
ふぅ……これで一件落着だね。 それじゃあ、お母さん、陽菜ちゃん、 私はこれで……。
あ、ちょっと待って。
はい……?
陽菜を助けてくれてありがとうございます。 あなたと一緒じゃなかったら、 こうやって素直に帰ってきて、謝ることもなかったと思います。
そろそろ夕食ですので、もしよかったらぜひ食べていってください。
……あと出来れば、陽菜が宿題を終わらせるまで、 サボらないよう見張っていただきたいのですが……
ああ、そう仰るなら…… わかりました、お言葉に甘えて。
はーあ、ママっていっつもそう。 人に優しく、陽菜に厳しいんだ。 差別はんた……ごめんなさいごめんなさい! すぐ宿題やるから~~!
待ちなさい!
陽菜ちゃん、そういうとこだよ……。
それからしばらく、お説教タイムが続いた。 やがて、お母さんが夕食の支度にかかると、 陽菜ちゃんも大人しく机の前に座り、真剣に宿題をやり始めた。
むー…… この問題、わかんないから答えはCでいいかなあ……。
……。
やる気だけじゃ、宿題は終わらないってことだな。
陽菜ちゃん、どこがわからなかった?
えっとね……いっぱい! {var:player_nickname}さん、教えてくれる?
任せなさい。 どれどれ……げっ。
どう? {var:player_nickname}さんなら解けそう?
そ、そうだね。 とても奥深い問題だから、じっくり考える価値があるね……。
……ふふっ。
あー、今バカにしたでしょ? こんな小学生向けの問題なんて、秒で解いてやるから!
ちがうちがう、そうじゃなくって。 陽菜は、ただ、すごく嬉しかったの。 やっぱり、{var:player_nickname}さんを信じてよかったって!
え?
正直に謝れば、ママは許してくれるって。 {var:player_nickname}さんの言う通りだった!
そっか…… そうだ。陽菜ちゃん、今度困ったことがあったら、 一人で焦って決めたりしないで、私に相談するって約束してくれる?
うん、約束する! {var:player_nickname}さん、ありがとう! 陽菜の、一番大切な友達だよ!
どういたしまして。 さ、早く宿題を片付けよう。
おーっ!
陽菜はいつもの元気いっぱいの笑顔に戻った。 この小さな太陽のような笑顔を見ていると、 どんなに難しい問題でも解けるような気がした。
陽菜の決意
絆LV5で開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 1, Scenes 201, Choices 8, Endings 3
いらっしゃいませ! 「チャリティーカフェ」へようこそー!
教室から、小さな店員さんたちの、明るく元気な挨拶の声が聞こえてくる。 ちびっ子達が忙しく走り回る店内は、どこを見ても大盛況だ。
今日は、陽菜ちゃんの学校の「バザーの日」。 陽菜ちゃんのご両親から、自分達は用事で参加出来ないので、 代わりに陽菜ちゃんの見張りをして欲しいとお願いがあったのだ。 さっそく、陽菜ちゃんの活躍ぶりをカメラに収めようとしたのだが……。
五十嵐陽菜ちゃん、かな? さっきラテアートを注文したんだけど、もう少しかかりそう?
ご、ごめんなさい! すぐやります! ハート、ハート……陽菜ならきっとできる! ……うわーっ、また変な形になっちゃったー!
店員さん、申し訳ないのだけれど……。 トーストはまだでしょうか?
わああ、トーストが焦げちゃったー! で、でも大丈夫! すぐにもう一つ焼きます!
店員さん、急がなくていいから、 オリジナルコーヒーを作ってくれないかな? 自由に作ってくれればいいから。
オリジナル、コーヒー……? よーし、それならいいのを用意してあるんだ!
陽菜ちゃんはすぐさま冷蔵庫に向かい、アイスキャンディーを取り出すと、 シェイカーにセットした。
これは……? 陽菜ちゃんの大好きな、アイスキャンディー?
そうだよ! こうやって、アイスをシェイカーに入れて、コーヒーを入れるんだ。 で、こうやってフタして……シェイク!
……ってあれ、うわーっ! なんか爆発しちゃったー!
幸い、シェイカーから噴き出た液体は、お客さんにはかからなかった。 私はドリンクカウンターの片付けを手伝いながら、 陽菜ちゃんと一緒にお客さんに謝った。
陽菜ちゃん、なんだか調子が悪そうだね。 ……陽菜ちゃん?
ちょっ、陽菜ちゃん!?
どこに行くの?
うぅ……。 陽菜、頑張ってるのに、何もできない……。
みんなに迷惑かけるくらいなら、陽菜……!
陽菜ちゃん、 こんな風にあっさり諦めていいの?
い、いいよ! 「チャリティーカフェ」は、ただのおままごと遊びだもん。 陽菜……全然、気にしてないもん!
そうかなぁ。 じゃあ、陽菜ちゃんのお母さんは嘘をついたってことかな?
えっ……?
あの子ったら、ずっと前から、一生懸命準備してたんですよ。 大人に「サプライズ」を届けたい、なんて言ってね。
あの子の成果を見られないなんて、本当に残念だわ。 もし出来れば、あの子の活躍をたくさん写真に撮って欲しいんです。 後で思い出せるように。
わかりました。 陽菜ちゃんの勇姿は、しっかり記録します。
本当にどうでもいいって思ってるんだったら、 長い間、一生懸命に準備してないと思うんだけど……。
う……。
何があったの? 私は、陽菜ちゃんはそんな風に諦める子じゃないと思う。 何か理由があるんじゃない?
あのね、実は……。 実は、陽菜、最初は猫ちゃん軍団と一緒に、 カフェの前でお客さんを呼ぶ係になるつもりだったんだ……。
ああ、いいね。 猫ちゃんたちと陽菜ちゃんなら、きっとお客さんの注目を集められるよ。
陽菜ちゃんは黙ってしまった。 俯いていて、とても落ち込んでいるように見える。 試しに、どんなことがあったのか聞いてみることにした。
もしかして、猫ちゃん軍団に何かあったの?
うぐっ。
この前の練習の時は、ちゃんと言うこと聞いてくれたのに! 今日になったら、 みんなどっかに隠れちゃって……。猫缶を出しても出てきてくれなくて……。 陽菜のこと、本当はボスって思ってないんじゃないかな……。
今日は、学校に知らない人がたくさん来てるからなぁ……
あ、そっか! こんなにたくさんのお客さんが来て、クラスのみんな、すっごく忙しかったもん! それで、猫ちゃんたちは怖がっちゃったんだ!
猫ちゃんたちは、実はとても警戒心が強いんだ。 だから、知らない人からのご飯は食べないよ! しかも、こんなにたくさんの人から……。
……あ、そうだ! お客さんがたくさん来てくれたから、クラスのみんな、すっごく忙しかったんだ! それで、猫ちゃんたちは怖がっちゃったんだ!
しかも、お客さんを呼ぶ係だった陽菜までキッチンに連れてかれて……。
コーヒー作りも、お料理も、陽菜は一生懸命頑張ったつもり。 でも……一日じゃ、最初からやってる子みたいには出来なかった……。
なるほど、元々は呼び込み担当で、 今日は急にキッチンの担当になったんだ。 だから、あんなに苦労してたんだね。
それに、今日まで猫ちゃんの訓練をずっと頑張ってきたんだよね。 きっと、コーヒー作りの練習より大変だったと思う。 陽菜ちゃん、今回のバザーを成功させたかったんだよね。
うん! 絶対ぜーったい、成功させたい!
じゃあ、今諦めて、陽菜ちゃんは後悔しないの?
後悔……する……。 でも陽菜、今日は何も出来なかった。 このまま頑張っても、足手まといになるだけだよ。
陽菜ちゃんが思ってるほど、出来てないってわけじゃないかもしれないよ?
陽菜ちゃんって子、頑張ってて可愛らしい子だねえ。 あの子なら、素敵な一杯が作れると思うよ。 コーヒーを作ってもらいたいもんだねぇ。
あの子、あまり慣れてないみたいだけど、 ずっとすごく真剣に作り続けてるんです。 しかもいつでも元気いっぱいで、良い子だなって思いますよ。
こ、これ…… みんな、陽菜のこと褒めてる……?
陽菜、みんなをがっかりさせちゃったと思ってたんだけど……。
がっかりさせるどころか、 みんな陽菜ちゃんの頑張りを見守ってたよ。
そ、そうなんだ……!
どう? もう一回、チャレンジしてみない?
で、でも……。 じゃあ、わからないことがあったら、 {var:player_nickname}さんに助けてもらってもいい?
わー! やったー! 陽菜、{var:player_nickname}さんのことを信じてみる!
そんなー、{var:player_nickname}さんのこと信じてたのに! でも、陽菜知ってるよ。 陽菜が困ったら、きっと助けてくれるって。
うんうん、それでこそ私のよく知ってる陽菜ちゃんだよ!
よーし! じゃあ、陽菜頑張ってみる! 当たって砕けるまで!!
さすがにそこまでやらなくてもいいよ!?
……あれ? 戻ってきてみたら、お客さん、すごくへってない?
そうだね。 どうしたんだろう?
気持ちを新たにチャレンジしようと現場に戻って来た陽菜ちゃん。 しかし、カフェのお客さんは、さっきと比べて明らかに少なくなっていた。
陽菜が下手だから、 みんな来たくないって思っちゃったのかな……
そんなことないと思うよ。 話を聞いてみよう。
みんな、謎が解けたよ! 隣のクラスのタピオカ屋の前で、何かイベントをやってるみたい! お客さんが取られちゃってる!!
うちのクラスの方が奥まってるし、 タピオカを飲んだ後、コーヒーも飲もうとは思わないよね……。
このままじゃダメだ、私たちも何か考えなきゃ! あー、最初の案がうまく行ってれば……!
陽菜ちゃん! 猫ちゃん達、やっぱりだめそう?
猫ちゃん軍団の基地から、学校の裏の森まで探したんだけど、 気配すらなかったよ……
そんなぁ。 猫ちゃん達が来てくれたら、お客さんだっていくらでも来てくれたのに……。
本当だよね。 陽菜ちゃんが見せてくれた、みんなで招き猫をやるやつ、 超可愛かったのに。
うぅ、陽菜がしっかりしてれば、 もっと上手くボスやれてたら……。
そんなこと言わないで、陽菜ちゃん。 陽菜ちゃんはちゃんとしてたよ! 練習でも、今日の助っ人でも!
そうだよ! はるちゃんの努力はみんなが見てるって!
うぅ、みんな……!
しょうがない、猫ちゃん軍団作戦は無理そう。 みんな、他の案はない?
クラスメイトは、無言で顔を見合わせた。
……だよね。 いきなりだもん、仕方ない。
このままじゃ、 お客さんがどんどん減っちゃうんじゃ……。
ぐぬぬ……。 でも良いよ。みんな頑張ってたのは間違いないし。 残りの時間は、今ある仕事をしっかりやろう。
はーい……。
って言っても、あんまりやる気出ないね……。
どうせお客さん来ないし、別にもういいんじゃね?
{var:player_nickname}さん、 陽菜、どうしたらいいかなあ……。
陽菜ちゃんは私の所まで来て、おずおずと助けを求めてきた。
みんなはああ言ってるけど、 {var:player_nickname}さんは、これでいいと思う?
陽菜ちゃん……。 そうだ、まずは自分に聞いてみたら?
自分に……?
うん。私に聞いてきたってことは、 本当は答えはもう決まってるんじゃない?
陽菜ちゃんは考え込んだ。
陽菜は…… みんなが残念そうにしてるのはやだ。
さっきまで、陽菜は、猫ちゃん軍団も来てくれないし、 コーヒーもうまく作れなくて。
そういう、悲しいことばかり考えて作ってたら、 コーヒーが苦くて、とてもじゃないけど 飲めるものじゃなくなっちゃった!
コーヒーって、元からそういうものじゃ……。
……えへへっ、でもね、 {var:player_nickname}さんとみんなのおかげで、 陽菜は元気になったよ!
一緒に頑張れるのって、やっぱり嬉しいなって!
そうだね、良いことだ。
今のみんな、さっきまでの陽菜みたい。 何をやってもやる気が出なくて、モヤモヤして…… その気持ちは、陽菜が一番わかる。
陽菜、やっぱり、 最後までみんなと楽しくコーヒーを作りたい!
それが陽菜ちゃんの答え……ううん。 陽菜ちゃんの願いだね!
いいじゃん。 じゃあ、今度は陽菜ちゃんがみんなを励ます番だね。
みんなを励ます…… 陽菜にもできるかな?
わかった! {var:player_nickname}さんの言葉、信じてみるよ!
陽菜は深く息を吸って教室の中央に立った。
みんなーー! 聞いてーー!
陽菜ちゃんが元気いっぱいに呼びかけると、 頑張っている子もサボってる子も、 クラスの誰もが注目した。
陽菜ちゃん、どうしたの? 何か問題でもあった!?
あ、いや、そうじゃなくて…… 陽菜、みんなに言いたいことがあるの!
クラス全員の視線を浴びた陽菜ちゃんは私を見た。
……陽菜、諦めるにはまだ早いと思う!
このカフェ、すごく素敵で、たくさんの人を幸せにできた! それだけじゃなくて、稼いだお金で、もっとたくさんの子供達に おいしいアイスキャンディーを食べてもらうこともできる!
来てくれたお客さんも、みんな楽しそうだったし! それに、みんなが……みんなが頑張っている時の笑顔も、 いくらでも見ていたくなるくらい素敵でキラキラしてた!
陽菜は、そんなみんなの笑顔が大好きだから、 最後までみんなと一緒に笑顔で、カフェを続けたい! たとえお客さんが少なくなっても、みんなで頑張りたい!
それで、だから……。この願いを、陽菜はみんなと一緒に叶えたいんだ! みんな一緒ならきっと、もっとたくさんの人を幸せにできるはず! みんな、お願い!
教室の真ん中で、陽菜ちゃんは深く頭を下げた。
……。
びっくりした~…… またパンを焦がして、火事にでもなったのかと思ったよ。
あはは、そうだね。 火事じゃなくてよかった~。
ひどい!
クラスの沈黙は、思ったよりもすぐに破られた。
なるほど……。 みんなはどう思う?
まぁ、はるちゃんがこんな真剣に何かを頼むなんて珍しいし……。
陽菜ちゃんにこんな感じでお願いされたら、ねえ。
そうだよ。バザーはまだ終わってないし、チャンスはある! そうだ、誰か一緒にチラシを配りに行かない?
じゃあ、私たちは、今のうちに、 テーブルと椅子をピカピカに拭こう!
陽菜ちゃんの言葉に感化されて、 クラスメイトはそれぞれ活動し始めた。
{var:player_nickname}さん、よかった!
そうだね。よく出来ました、陽菜ちゃん!
陽菜ちゃん、新しい創作コーヒーを考えてるんだけど、 なんかアイデアない?
あるよ! 陽菜、たくさんのアイスキャンディーを用意してあるの! いろんな味があるから、たくさんの組み合わせができるよ!
アイスキャンディー? コーヒーと……?
うんうん! すごいでしょ?
陽菜ちゃんはチャリティーカフェの運営に全力投球した。 私はスマホを取り出し、奮闘する姿を記録した。
ふっふっふ……。 やっぱり、アイスキャンディーとコーヒーは、 最高の組み合わせだったみたいだね!
後に、陽菜ちゃんが発明した「アイスキャンディーコーヒー」は、 その革新的なアイデアと独特の風味で、お客さんの間で話題になった。 クラスメイトたちの努力の甲斐もあり、 チャリティーカフェには、当初の盛況ぶりが戻ってきた。
みんなが陽菜の願いを叶えるのを 手伝ってくれた! 陽菜嬉しい!
別に不思議なことじゃないよ。
ほんと? だったら、{var:player_nickname}さんも 陽菜にとってはいっしょだよ!
{var:player_nickname}さんが励ましてくれなかったら、 陽菜は逃げ出したままだったもん。 だから、{var:player_nickname}さんはきっと、 陽菜の「アルティメットアイスの神様」だ!
なにそれ?
アイスの神様は、陽菜を守ってくれる神様だよ!
アイスの神様のおかげで、陽菜はいつも幸せなの。
そして今は、{var:player_nickname}さんがいる!
{var:player_nickname}さんと仲良しになってから、 毎日とても楽しいし! それに、いろんな新しいことができてる!
だから、 陽菜は今、とても、とーーっても幸せだよ!
だからきっと、{var:player_nickname}さんは アイスの神様よりすごいんだ! だから、「アルティメットアイスの神様」!
約束! 指切りしよう!
陽菜ちゃんが小指を差し出してきたので、 私も小指を軽く絡ませた。
陽菜と{var:player_nickname}さんの、一生変わらない約束!
そうだね。 委員長さんが言ってた通り、 みんなは十分よく頑張ってるよ。
そうなのかなぁ……。
陽菜ちゃんは、 納得した雰囲気ではないものの、やがて頷いた。
じゃあ、陽菜はこれからどうしたらいいの?
陽菜ちゃんは、目の前のことをしっかりとやれば大丈夫。 陽菜ちゃんのコーヒー、楽しみにしてるよ。
うん、わかった! 陽菜、頑張る!
しばらくすると、陽菜ちゃんは徐々にペースを掴んできた。
いらっしゃいませ!
ご来店ありがとうございます!
ありがとうございましたー!
店に入る客数は少なくなったとしても、 陽菜はその度によりよいパフォーマンスを見せている。
陽菜ちゃん、その調子! シェイカーも、正しい使い方をすれば、 アイスキャンディーとコーヒー液がこぼれずに済むよ。
うん、わかった! じゃあ、アイスキャンディーを取ってくるね!
陽菜ちゃんが冷凍庫へ走って行こうとしたそのとき、 チャイムの音が鳴り響き、担任の先生が教室に入ってきた。
みんな、お疲れ様。 バザーはこれで終了です。
ええーっ!?
いつの間にか、こんな時間になってたのか……。
アイスキャンディーのコーヒー、作りたかったのにー!
でも、ラテアートがこんなに早く上達するなんて、 陽菜ちゃんは本当にすごいよ。
そうかなぁ……。 もっと早くできるようになったら、 お客さんも隣のクラスに取られずに済んだのかも……
……今更考えたってしょうがない! 今度のバザーは、ぜったい、ぜったいに ちゃんとできるってとこを見せるからね!
次のバザーは何をやるんだろう。 お家で練習しておかなくちゃ!
そうだなあ…… パン屋さん? お寿司屋さん? 火を使った料理は多分やらないだろうから…… チョコレート屋さんなんてのもありかも!
チョコレートの作り方、まだ知らないけど、大丈夫! 「チョコレート大魔王」は、勇者陽菜が倒してみせる!
元気を取り戻したのはいいものの、 いつものごとく自由な想像の世界に旅立ってしまった 陽菜ちゃんだった。
よし、先生に今日はお休みしますって言ってくるよ。 今日は外で遊ぼう。
おやすみ?
うん。 学校に来る前に、陽菜ちゃんのお母さんから 陽菜ちゃんの面倒を見てくださいって頼まれたんだ。
陽菜ちゃんが元気を出せるように、 遊園地とかに行かない?
うーん……。 ここで邪魔になるより、遊びに行った方がいいかも! わかった、遊園地に行こう!
あ、そうだ。 陽菜、もういっこお願いがあるんだけど、 {var:player_nickname}さん、聞いてくれる?
言ってみて。
陽菜ちゃん、どんなことを考えてるの?
えっと……。 陽菜、自分のお小遣いでコーヒーを買ったから、 ちょっとはクラスの役に立てたよね?
もちろん。 そうだ、コーヒーごちそうさま。
{var:player_nickname}さん、そのコーヒー、美味しかった?
ちゃんと美味しかったよ。 でも、陽菜ちゃんが作ったものが飲みたかったな。
え!? でも陽菜、まだコーヒー作りはまだちゃんと練習したことないから……。
大丈夫。 今すぐ、って意味じゃないから。
そ、そうなの? うー、やっぱり今日は何もかもダメダメだったな……。
私の何気ない一言で、陽菜ちゃんは再び落ち込んでしまった。 その後は、俯いたまま、何もしゃべらなくなった。
お休みにして遊びに出るのは、 どうやら陽菜ちゃんを元気付けるには 効果がなかったみたいだ。
陽菜の夏
契約を結ぶことで開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 1, Scenes 192, Choices 8, Endings 2
{var:player_nickname}さん、はやくはやくー!
陽菜ちゃん! もう少しゆっくり……!
ここは「日出町(ひのでちょう)」。 一飜市からそう遠くない郊外に位置する小さな町だ。 緑豊かで清々しい空気に満ちており、のどかな田園風景が広がっている。
今日私がここに来たのは、 昨日とある電話がかかってきたからだった。
{var:player_nickname}さん、 おばあちゃんちに遊びに来てくれない?
うん。……「虹のアイスキャンディー」を探してるの。 ちっちゃいころよく食べてたんだけど、どこにもなくて。
今回おばあちゃんちにあそびに行ったら、 おばあちゃんがアイスをいっぱい買ってくれたんだけど、どれもちがくて……。 もう何日かしたら、ママがおむかえに来ちゃう。
陽菜、あの虹のアイスをどうしても見つけたいの! {var:player_nickname}さんなら、 何とかしてくれるよね!? お願い!
おばあちゃんちの住所は、 ひのでちょう、かよう、じゅういちのいち! ぜったい来てね!
{var:player_nickname}さん、あれ見て! あそこにおばあちゃんちの桃畑があるよ!
桃をとりに行かない? すっごく楽しいよ!
わああ、そうだった! まずはアイスを探しにいこう!
桃がりなんてしてたら、 お山をのぼっておりたら夜になっちゃうし!
そ、そうだった! おばあちゃんも、お山じゃなくて町のがいいって言ってたけど、 なんのことだったっけ……?
……ああっ、アイス探しだった! 陽菜、すっかり忘れてた!
えへへ、{var:player_nickname}さんがいてくれて良かった。
あっでも、おばあちゃんちの桃、す~っごく甘いんだよ! こんど行こうね。
よし、じゃあそろそろ…… 陽菜ちゃん?
{var:player_nickname}さん! あっちにかかしがあるよ!
あそこの猫ちゃん……シロちゃんだ! シロちゃんは、ずっとむかしから陽菜の友達なんだよ!
あれ、シロちゃん!? どこ行くの!?
むかし、一緒にアリの巣をほったり、ハチの巣の木に登ったりしたのを、 忘れちゃったの……? おばあちゃんがいなかったら、ハチの軍団にやられそうだったことも……?
し、シロちゃん! 逃げないでーー!
陽菜ちゃんこそ、どこ行くのー!?
シロちゃんと陽菜ちゃんを追いかけているうちに、 いつの間にか、駄菓子屋の前まで来ていた。
食べたいものがいっぱいだー! どれにしようかな…… これと……これ!
はい! 全部{var:player_nickname}さんにあげる!
私に?
陽菜、{var:player_nickname}さんにも 喜んでもらいたいから!
口の中で花火みたいにはじけるパチパチ飴、 ベロの色がかわるマジックキャンディー! それから……すっごく長持ちするふうせんガム!
ぜーんぶ陽菜のおすすめだよ! すごいでしょ!
ありがとう、陽菜ちゃん。 でも……
{var:Shake}そうだった! 虹のアイスが買えなくなっちゃう!
{var:Shake}そうだった! 虹のアイスが食べられなくなっちゃう!
くうう、アイスのためなら…… おかしのみんな、またこんど買いにくるからね!
そういえば、 その虹のアイスっていうのは、どんなやつなの? この商店街のお店なら売ってるかも。
うーん…… それが、実は、陽菜も覚えてないんだ。
あらら……。
あはは、{var:player_nickname}さんと一緒にいると、 いつもなにか良いことが起こるから、 今回もひょっとしたらと思って……。
……今回は、まだ起きていないだけかも!
陽菜ちゃん、「虹のアイス」って言うくらいだから……
うーん、陽菜が覚えてるのは…… いつもひんやりしてて、甘くて、すごく美味しくて…… まるで、虹を見たみたい!
虹を見たみたい……?
{var:player_nickname}さん! あのお店、アイスが入ってる箱があるよ!!
アイスがいっぱいだ~…… 虹のアイスはあるかな?
陽菜ちゃん? 五十嵐陽菜ちゃんなの?
うん、わたしは陽菜だよ! お姉ちゃんは?
あれ、覚えてないかな? 陽菜ちゃんが大好きだった、店長のお姉ちゃんだよ!
店長……店長のお姉ちゃん……?
あぁ、なるほど。忘れちゃったのは、 新しいお友達が出来たからだね。 ふふ、こんにちは、陽菜ちゃんの新しいお友達さん。
店長さん、こんにちは。 {var:player_nickname}さんです。 今日だけ、陽菜ちゃんの面倒を見てるんです。
陽菜ちゃんと結構仲良しっぽいね。 私のことは、陽菜ちゃんみたいに「お姉ちゃん」って呼んでいいよ。
陽菜ちゃんが六、七歳くらいの頃だったかな? おばあちゃんちに来る時は、いつもここに来てたんだ。
そうだったっけ……?
あら、じゃあこれは覚えてる? 陽菜ちゃんのお母さん、家でテレビを見ちゃダメって言ってたから、 晩ご飯を用意している間は、うちでアニメを見てたでしょ。
あはは、陽菜ちゃんならやりそう。
でしょー? あーあ、昔は 「お姉ちゃんは陽菜の一番の友達だから、絶対にママに言わないでね!」 なんて言ってたのに……。
えっと……ごめんなさい! 陽菜、本当に覚えてなくて……。
いいのいいの、子供はそうやってすぐに成長していくものだから。 実は私も、陽菜ちゃんがお店の前で虹のアイスの話を してるのを聞いて思い出したの。
えー!? お姉ちゃん、虹のアイスのこと知ってるの?
もちろん! ちょっと待ってて……。 ほら、このアニメ、まだ覚えてる?
店長はスマホを取り出し、 あるサイトのページを見せた。
『虹の谷の大冒険』……? 陽菜、これ、見たことあるような……。
小さい頃、毎日見に来てたじゃない! いつも同じアイスキャンディーを一本買って、 アニメを見ながら食べてたの。 話が終わる頃にちょうど食べ終わってたわ。
だから、そのアイスを「虹のアイス」だって言ってたんだよ。 幸せの味がするー、とか言ってね。
幸せの味……。 あ、そうだ! 陽菜、思い出したかも! あのアイスはたしか……!
ピンク色で、桃味のアイスで、 何種類か桃が入ってるやつだよね。
{var:Shake}そうそう!! それだ!!
{var:player_nickname}さん! ついに、虹のアイスを見つけたよ!
すごい! 本当に良かった。
じゃあお姉ちゃん、 虹のアイスを二本ちょうだい!
ああ……。 喜んでいる所申し訳ないんだけど、 あのアイスはもう販売終了したの。もう何年も前にね。
{var:Shake}……え!? 今は、もうないの……!?
そ、そんなにショックだった? ほ、ほら、桃味のアイスならいくつか新しいものがあるよ! どれも美味しいから、食べてみて!
うう~……あの虹のアイスをもう一度食べるのが、 今回おばあちゃんちに来た目的だったのに……。 それが一番の願いだったのに~……。
店長……お姉ちゃん。 あのアイスについて、他に知ってることはありませんか? もう少し探してみたくて。
うん……。 陽菜ちゃんのお願いだし、お姉ちゃんも一肌脱がないとね。 そうだ、ちょっと待ってて!
店長は何かを探しに、店の裏手へ向かった。 陽菜ちゃんと二人でベンチに座って待っていると、 さっき出会った白猫が、蝶々を追いながら無邪気に通り過ぎていった。
{var:player_nickname}さん。 陽菜、なんでシロちゃんが陽菜のこと忘れちゃったのか、 わかった気がする。
きっと、「忘れる」って、 大人になるまでの間に、たくさん起きることなんだよ。
陽菜ちゃんが、 その味を一生懸命思い出して、頑張って探せば、 大人になっても、記憶の底で眠っている虹を見られるはずだよ。
{var:player_nickname}さん…… よくわかんないけど、陽菜を元気付けてくれてるんだよね!
よぉーし! 虹のアイスのために、元気を出さなきゃ! えいえいおー!
二人とも、お待たせ! 何を持ってきたと思う? はいこれ、メーカーさんの名刺! きっと役に立つと思うよ!
店長のお姉ちゃん……!
……! ありがとう、お姉ちゃん!
「おかけになった電話番号は、 現在使われておりません。」
これで3度目だけど、やっぱり繋がらなそうだね……。
むう……。
き、きっと大丈夫! 他にも方法があるはず……! そうだ、このアイス屋さんに直接探しに行かない?
この前、宿題ドリルを探した時みたいに、 猫ちゃん軍団にも助けてもらおうよ!
そうと決まれば、 「猫ちゃん軍団のボス」陽菜の必殺技、 「猫寄せの術・にぼしの巻」を見せてやる!
猫ちゃん軍団!? 本当に来るなんて……って、待ってー!
{var:player_nickname}さん! はやくはやくー! シロちゃんがにぼしをくわえてあっちに行ったよーー!
陽菜ちゃん! もっとゆっくり……!
……っと! あれ、シロちゃん、あそこでゴロンした。 まさか……ここが伝説のアイス屋さん!?
……陽菜ちゃん、これ、見るからに猫の住処だよ。 人の手が入ってるみたいだけど。
何か書いてある。 なになに……「もち米の家」……
にゃ〜!
……もち米ちゃん?
にゃー、にゃー!
そっかあ! シロちゃん、新しい名前をつけてもらったんだね! だから、あんなにシロちゃんって呼んでもお返事しなかったんだ……
まあ、何年も前だってことだし、 名前が変わっててもおかしくないよ。
そうだよね……。 もしかしてあのアイス工場も、「変わった」のかな……? あれ、{var:player_nickname}さん?
ああ、あの桃のアイスですね。 今は生産終了になってます。 もし、他にご興味のある商品がございましたら、すぐに在庫を調べますよ。
製造終了の理由ですか? コストが高過ぎたのが主な原因ですね。 今は他の商品が主力になってますし……
そうですね、生産再開する見込みは立ってません。 他にご質問はありますか?
……ぐすん。
スピーカーをオンにしているため、電話の声はばっちり陽菜ちゃんに聞こえている。 陽菜ちゃんは、明らかにものすごく落ち込んでいる様子だ。 しかし、それも束の間……
{var:player_nickname}さん、 電話、かしてくれる?
陽菜ちゃん?
{var:player_nickname}さん言ってたよね、 忘れたくないものがあるのなら、 いっしょうけんめい探せば必ず見つかるって。
だから陽菜、絶対に諦めたくない!
陽菜ちゃんの目には、固い決意を現す光が輝いていた。 私は頷き、電話を陽菜ちゃんに渡した。
工場長さん、こんにちは。
はい、こんにちは。
私、五十嵐陽菜って言います。 こ、工場長さん。陽菜、本当に、本当に、 皆さんが作ってた、桃のアイスが大好きだったんです!
小さい頃、夏になると、いつもおばあちゃんちに来てて。 おばあちゃんとおじいちゃんがいて、ネコちゃんとワンちゃんがいて。 それで、あの桃のアイスがあるって思うと、おばあちゃんちに行くのが いつも楽しみだった!
陽菜にとって、桃のアイスは幸せの味だったんです!
学校に行くようになってからは、パパもママも忙しくなって…… 久しぶりにおばあちゃんちに来れたから、 どうしても、もう一回、あの桃のアイスが食べたかったんです!
もう作ってないってことなら…… どうやって作るか、教えてくれませんか!?
……自分で、あの桃のアイスを作りたいってことですか。
や、やっぱりきぎょーひみつってやつですか……?
……いや、違うよ。
工場長の口調がどことなく柔らかくなった。
ただ、数年経った今も、 あの桃アイスを覚えてくれている人がいるなんてな、と思ってね。
私達も、本当に良いアイスを作りたくて頑張ったんだけど、 作り方に手間がかかりすぎて、大きな損失を出しちゃったんだ。 それで、やむを得ず生産終了という判断になったんだよ。
えーっ、あんなに美味しかったのに!
そう! だからこそ、私も悔しいんだ。 私達のアイスが忘れられてしまうのが!
陽菜、忘れないよ! ずっとずっと、覚えてるから!
はは、君って子は……。 私も、久しぶりに燃えてきたよ。
レシピを教えよう。 どのくらい再現できるかは、みんな次第だけどね。
{var:Shake}うわーっ!! ありがとうございます!!
陽菜、すっごいがんばるから! ぜったい、あのいっちばんおいしかった 桃のアイスをもう一度作ってみせるから!!!
おばあちゃんの桃は、最高に甘いんだよ! こうやって混ぜこんで……
あ、これは陽菜の好きなパチパチ飴……! えへへ、これもちょっとだけ入れちゃおう!
色がどんどん複雑になってる、 このままじゃ虹色のアイスになっちゃうよ。
その日の午後、 私たちは工場長が教えてくれたレシピを参考に、陽菜ちゃんのアレンジも加え、 虹のアイスの原液を作り、おばあちゃんが譲ってくれた容器に流し込んだ。
ふふふ、アイスキャンディーちゃん! ひんやりあま~い、おいしいアイスになってね!
陽菜ちゃんの期待を背負った七色のアイスキャンディーは、 無事おばあちゃん家の冷凍庫に収まった。
家を出る頃には、 田園風景が遠くの夕日に照らされ、暖かな金色に輝いていた。
おひさま、バイバーイ! 今日もおつかれさまー!
ねえ{var:player_nickname}さん、私たちが作ったアイスって、 工場長さんのレシピとちょっとちがうやつになっちゃったよね。 おいしくなるかな……?
そうだねえ……アイスキャンディーコーヒーみたいに、 きっと印象に残る味になると思うよ。
{var:player_nickname}さんがそう言うなら、 陽菜安心!
……あれ、来たんだ!
……陽菜ちゃん?
シロちゃ……いや、今はもち米ちゃんだ! 陽菜のこと、やっと思い出した?
ううん、思い出せなくても大丈夫だよ。 また今日から、陽菜のお友達になってね!
こんにちは、私、五十嵐陽菜! よろしくね!
あの白猫がいつの間にかついて来ていて、一人と一匹は少しの間戯れた。 畑の間を駆け回る陽菜ちゃんの笑顔は日差しよりも眩しく、 私はしばらく目が離せなかった。
豊かな自然、家族、友達…… 周囲の人々の愛が、元気いっぱいで天真爛漫な陽菜ちゃんを形作った。 そして、陽菜ちゃんはそのエネルギーで、私達を元気付けている。
{var:player_nickname}さん!
急に陽菜ちゃんが私のもとへ駆け寄ってきた。 輝く瞳に私の顔が映っている。
どうしたの、陽菜ちゃん?
えへへ、陽菜は、虹のアイスを見つけられたけど…… {var:player_nickname}さんに、もういっこ、お願いを叶えて欲しいの!
ちがうちがう! そうじゃなくて!
もう、まだ何も言ってないよ!
陽菜はね、これからも{var:player_nickname}さんと ずっとずっと一緒に遊びたいなって、思ったの!
二人で作ったあのアイスが、 陽菜ちゃんの思い出のアイスと同じ味になるか、 まだわからない。
しかし、もうわかっていることが一つある。 それは、二人だけの特別な思い出が、 今この時、新しく誕生したということ。
桃のアイスの他にも、美味しそうなのがいっぱいあるし。どう?
そうかな……。
そうそう、お姉ちゃんの店、レベルアップしたんだ! 今はアニメだけじゃなくて、ゲームも出来るんだよ。 アイスを食べながら、一緒にゲームしない?
ゲーム!? どんな!?
ふふーん! 何でもあるよ!
店長さんは速攻でバックヤードに向かうと、 ゲームソフトでいっぱいの大きな箱を持ってきた。
わーー! すっごーい!
でしょでしょ! 昔もっと若い時は、都会に行こうかなって悩んでたんだけど、 結局ここでの生活がいいなって思って、色々新調したの!
大人だって、 「アイスを食べたい」くらい単純な願いを持っても、 罰は当たらないでしょ。
お姉ちゃん、これやりたい!
『雀士パーティー』? いいね! 色んな特殊ルールの麻雀で遊べるよ!
店長さんのご厚意で、 私達は一日中ゲームを楽しんだ。
おばあちゃん家、どうだった? 虹のアイス、見つかった?
ぎくっ……。 {var:player_nickname}さんが一生懸命探してくれたけど、見つけられなかった……。 で、でも陽菜は{var:player_nickname}さんと一緒に楽しく遊んだよ!
猫ちゃんの友達にもまた会えたし、 {var:player_nickname}さんを商店街にも連れて行けたんだ! それから、雑貨屋さんにも行って……
雑貨屋……? そう、あそこに行ったのなら、お菓子をたくさん食べて、 アニメもたくさん観たんでしょう?
み、み、みなかったよ?
あら、やけに焦るじゃない。 アニメを観なかったってことは…… ゲームしてた、とか?
うげっ。 {var:player_nickname}さん、助けてー!
ふふふ、今回は{var:player_nickname}さんでも助けられないわよ。 ゲームをたくさんやったんだったら、これからのお休みが終わるまでは、 ママが出した課題をきっちりやってもらうわよ!
やだーっ! 陽菜、{var:player_nickname}さんと一緒にやりたいゲームが まだまだたくさんあるのにー!
この様子だと、 次に陽菜ちゃんと一緒に遊ぶ約束をするのは、 一気にハードモードになっちゃったみたいだな……。