ジョセフ
探検番組の若い司会者。小さな頃から自然や動物が好きで、冒険意欲に満ちており、若い頃は世界中を駆け巡っていた。 もとは探検をただの趣味としてしか見ていなかったが、友人のアドバイスで趣味を職業にすることにし、自身のユーモアのあるトークや大胆な振る舞いで打ち切り寸前だった探検番組を生まれ変わらせた。 こうした大自然の男でもたまに麻雀会館に出没することがあり、インドアでの意外な振る舞いも見せる。
Profile
Skins
ジョセフの初期衣装
ジョセフと契約を結んだ時に入手できる着せ替え衣装
「冬日祭・雪だるま合戦」にて購入できる新年テーマの限定着せ替え衣装
Emotes
Bond Requirements
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プレゼント・普通
プレゼント?お礼は俺の直筆サインでどうだ?
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プレゼント・好み
OH~!こいつはとんでもないサプライズだ!今度のお礼はちゃんとしたものを贈らないとな。HAHAHA!何か欲しいものがあれば教えてくれ。
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絆レベルアップ5
マイフレン…いや、パートナーよ。俺はおまえとバディを組むだけできっと多くの「宝物」が見つかると信じている。俺と共に、「自由」を追いかけようぜ!
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絆レベルアップ1
お、テレビで俺を見たことがあるのか?何も驚きはしないさ。なぜなら俺は世界中で仕事があるからな。
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絆レベルアップ2
お、ジョージはおまえに気を許したようだな。あんなひねくれ者に認められるなんて、なかなかやるじゃねえか。
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絆レベルアップ3
探検のきっかけか?特別な理由はないぞ、ただの本能だろうな。男なら誰もが持っている、「フリーダム」という名のな。
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絆レベルアップ4
まさか、この大地でこんなに素晴らしい宝物にお目にかかれるとは…この「宝物」が俺の人生に多くの楽しみを与えてくれると信じているぞ。
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隐藏语音 - 新年
HappyNewYear!新年の新たな宝のお呼びとありゃあ、探検に行くしかねぇぜ!友よ!
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隐藏语音 - 情人节
やるよ!家に帰った後に開けるように!覚えておけよ。ちなみに、入念に準備したサプライズを仕込んだぞ。何かって?サプライズはサプライズだ、教えられるわけがないだろう。HAHAHA!
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メイン1
コンパス、ナイフ、ロープ…あぁ、当然これらを雀卓に持って行かないことくらい知っているぞ。備えあれば患いなしってな。
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メイン2
どうだ?一本いるか?勝利の後の一服はまた格別だぞ~。
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メイン3
探検で重要なものはボディだ!そして、麻雀で重要なものはブレインだが、どちらにも共通して重要なもの…それはブレイブだ!勇気こそが探検のすべてだ!
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メイン4
釣りはいいもんだ。反応、忍耐力や意志を養うのにうってつけってやつだ。お、フィーーッシュ!!
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メイン5
最近はテレビ番組の収録がやたら多くてちょっと参っちまうな。今度仕事を忘れて麻雀に行かないか?マイフレンド!
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メイン6
おい、いくら仲良くなったからってジョージにエサをあげる時は気を付けろよ。おい、ジョージィ!俺のベイビーを傷つけたらただじゃおかないからな!
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メイン7
ブッ!ワハハハ!もういいもういい、こいつはおまえにはまだ早かったようだな。無理すんな。
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メイン8
近くで新しい麻雀会館がオープンしたらしいじゃねえか。新たな宝物が俺たちを呼んでるぜ、パートナー。
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ログイン・普通
HEY、宝探しに興味はあるかな?
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ログイン・絆LvMAX
準備万端だ!あと足りないのはお前だけだな。さぁ我がパートナーよ、行くぞ!
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契約を結ぶ
どうだ、パートナー、たまにはいつもと違う服を着てみるのも意外といいもんだろう?
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SP-友人戦部屋に入場する時
Hello, Everybody! 邪魔するぜ!
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SP-友人戦部屋で準備した時
準備は万端だ! やろうぜ! Everybody!
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出会い
Hi、Friend。俺はジョセフ。腕に乗っているのは俺の相棒のジョージだ、よろしくな!グズグズしてねぇで、いっちょエキサイティングな冒険に出てみないか!?
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北抜き
ペー抜きだ!
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チー
チー!
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ダブル立直
ダブルリーチ!
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カン
カン!
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ポン
ポン!
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立直
リーチ!
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ロン
ロン!
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ツモ
ツモ!勝利の味がするぜ!
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白
ハク
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北
ペー
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純全帯幺九
ジュンチャン
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純正九蓮宝燈
チューレン九(きゅう)メン待ち
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大三元
ダイサンゲン
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大四喜
大スーシー
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地和
チーホー
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ダブル立直
ダブリー
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東
トン
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ドラ
ドラ
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ドラ10
ドラ10(じゅう)
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ドラ11
ドラ11(じゅういち)
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ドラ12
ドラ12(じゅうに)
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ドラ13以上
ドラたくさん
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ドラ2
ドラ2(に)
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ドラ3
ドラ3(さん)
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ドラ4
ドラ4(よん)
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ドラ5
ドラ5(ご)
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ドラ6
ドラ6(ろく)
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ドラ7
ドラ7(なな)
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ドラ8
ドラ8(はち)
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ドラ9
ドラ9(きゅう)
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ダブル北
ダブペー
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ダブル東
ダブトン
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ダブル南
ダブナン
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ダブル西
ダブシャー
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断幺九
タンヤオ
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対々和
トイトイ
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二盃口
リャンペーコー
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発
ハツ
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国士無双十三面待ち
コクシ十三メン待ち
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国士無双
コクシムソウ
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海底摸月
ハイテイ
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河底撈魚
ホウテイ
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混老頭
ホンロートー
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混全帯幺九
チャンタ
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混一色
ホンイツ
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九蓮宝燈
チューレンポートー
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嶺上開花
リンシャン
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立直
リーチ
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流し満貫
流しマンガン
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緑一色
リューイーソー
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南
ナン
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平和
ピンフ
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槍槓
チャンカン
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七対子
チートイ
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清老頭
チンロートー
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清一色
チンイツ
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三暗刻
サンアンコー
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三槓子
サンカンツ
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三色同刻
三色(さんしょく)ドーコー
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三色同順
三色(さんしょく)ドウジュン
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四暗刻
スーアンコウ
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四暗刻単騎
スーアンコウ、タンキ
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四槓子
スーカンツ
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天和
テンホー
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西
シャー
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小三元
ショーサンゲン
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小四喜
小スーシー
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一盃口
イーペーコー
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一発
イッパツ
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一気通貫
イッツー
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中
チュン
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ツモ
ツモ
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字一色
ツーイーソー
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清算一位
HAHAHA!まったく、紆余曲折があってよい旅だったなぁ!また会おう友よ!
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清算一位・高い点数で勝利
この勝利は、Perfectだと言えるな!
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清算一位・ロンで勝利
Excellent!
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倍満
倍満(バイマン)
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九種九牌
キュウシュキュウハイだと…
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数え役満
数え役満(カゾエヤクマン)
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満貫
満貫(マンガン)
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ノーテン
ノーテン、いつも順風満帆とは限らないな。
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三倍満
三倍満(サンバイマン)
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四風連打
スーフーレンダ、猛烈なストームだ!
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四槓散了
スーカン流れか。
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四家立直
OH…なんてこった。スーチャリーチだってよ。
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跳満
跳満(ハネマン)
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聴牌
もちろんテンパイだ!
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役満
ヤクマン
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ダブル役満
ダブルヤクマン
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トリプル役満
トリプルヤクマン
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四倍役満
四倍(よんばい)ヤクマン
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五倍役満
五倍(ごばい)ヤクマン
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六倍役満
六倍(ろくばい)ヤクマン
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SP - ドラを捨てた時
残念だがこの宝を手放すほかないぜ…
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SP - 倍満/三倍満聴牌
おぉ!来た来た来た!カモン!
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SP - 同じ牌を連続に捨てた時
あぁ、こいつは意外だったぜ。探検はこれだからインタレスティングだなぁ!
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SP - 残り牌が10枚以下の時
ゴールに近づいてきたな。
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対局開始
さぁ、宝探しを始めよう!
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SP - 役満聴牌
クレイジーだぜ!まさかこうなるとはな!
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帯幺九
帯幺九(タイヤオチュウ)
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根
根(ルート)
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将対
将対(ジャントイ)
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金勾釣
金勾釣(キンコウテャオ)
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嶺上放銃
嶺上放銃(リンシャンホウジュウ)
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龍七対
龍七対(ロンチートイ)
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清対
清対(チントイ)
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清金勾釣
清金勾釣(チンキンコウテャオ)
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清龍七対
清龍七対(チンロンチートイ)
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清七対
清七対(チンチートイ)
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清十八羅漢
清十八羅漢(チンジュウハチラカン)
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清幺九
清幺九(チンヤオチュウ)
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十八羅漢
十八羅漢(ジュウハチラカン)
Spot Voices
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Spot Voice 1
惊讶
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Spot Voice 2
肯定
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Spot Voice 3
否定
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Spot Voice 4
打招呼-早晨
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Spot Voice 5
打招呼-白天
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Spot Voice 6
打招呼-夜晚
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Spot Voice 7
告别
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Spot Voice 8
承接
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Spot Voice 9
叹气
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Spot Voice 10
高兴
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Spot Voice 11
生气
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Spot Voice 12
递进
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Spot Voice 13
转折
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Spot Voice 14
疑惑
ビデオテープ
絆LV1で開放
22才の頃、ジョセフは親と久しぶりに故郷へと帰って来た。祖父の葬儀やその後の遺品整理などのためだった。 「これは……Mom、一階に古いビデオデッキはなかったかい?」 祖父の遺品を整理していたら、ベッドのちょうど枕がある位置の真下に、ほこりを被った鉄の箱があるのを見つけた。中には、黄ばんだ紙に手書きで「青春」というタイトルが書かれているビデオテープがあった。 「映画のタイトルか?」ジョセフは心の中で呟く。 昼過ぎ、親が手続のために出かけるのを見送ると、ジョセフはそのビデオテープの中身をこっそり見ようとした。親に知られたらまずいものだと思っている訳ではない。ただ、この年頃の男らしく、どんな事も誰より先に体験したいという気持ちを抑えきれないだけだ。 せいぜい自作のホームビデオで、最初のカットでは優しげな老人が満面の笑みでカメラに向かって手を振っている……そんなお決まりの内容だと思っていた。 「……What?」 いざ再生ボタンを押すと、流れてきたのは「トレジャーハンター」という古い映画だった。一度見た映画だったので、うろ覚えではあるがストーリーは知っている。探検チームを率いてアマゾンへむかったジョーンという名前の考古学教授が、なんやかんやで研究をそっちのけにし、知恵と勇気で財宝泥棒を撃退し、秘宝と美人の恋人を手に入れた物語だ。 ジョセフはポテチとコーラを取り出し、この探検映画の教科書とも言うべき古典的名作を見始めた。彼は困惑していた。祖父はなぜ、この映画をそれこそ財宝のようにベッドの下に隠したのか。 「男はロマンのために生きるべし! 探検こそ男のロマン!」 主人公は最後のセリフを言い放った。結局ジョセフはエンドロールまで、その答えが分からなかった。 祖父と一緒にこの映画を見た記憶がふっと浮かび上がり、続いて色々な記憶が鮮明に蘇ってくる。彼は突然湧き起こった感傷に浸った。 記憶の中の祖父は、いつも幼いジョセフに航海で見聞きしたことを語り聞かせていた。祖父は世界中を巡った水兵だったが、足の傷がもとで退役した。祖父の見聞録は、ジョセフが一番気に入っていたベッドタイムストーリーだった。 「オーロラに妖精の輪……あと海底の滝の話もあったな……。」 中でも祖父がよく聞かせてくれた、様々な自然界の不思議な光景の話が一番好きだった。いつか自分の目で見てみたい、祖父の体験を越えた冒険を体験してみたい、と、昔のジョセフは言っていた。 しかしそれは今まで叶えられていないままだった。 「……そうだ、冒険に出よう。」 祖父が足の傷のせいで行けなかった森へ探検に出て、祖父への弔いとしよう。ジョセフは突然思い立った。 その時、彼自身でも可笑しいと思った。実際彼はここ十数年の間ほとんど祖父に会っていなかったし、この懐かしい記憶を思い出すまでは、ほぼ知らない人のような感覚でいたのに。 人はいつも、失って初めてその大切さに気づく。 「よし、行くんだ、冒険に!」 彼はタバコに火をつけ、遠くへ目をやりながら自分自身にこう言った。 昔、祖父がよくやっていたように。
思いがけない出会い
絆LV2で開放
とある原生林の片隅にある村に朝が訪れようとしていた。 「早いな、ボウズ! 今日も散歩かい?」 「そうだぜあんちゃん、今日も絶好の冒険日和だ!」 村人にたくましい上腕二頭筋を見せつけ、ジョセフは昇ってくる朝日と共に今日の冒険を始めた。 渓流に沿って森林の反対側まで歩き、同じ道を辿って帰る。昼食の時間だけが休憩時間で、それ以外は全部歩きに使う。すると、村に帰る頃にちょうど夕食の時間になる。ここにきて7日、ジョセフは同じルートを5回も歩いていた。 今日は出発してすぐ、村の娘二人に出会った。 二人は得意げな顔をした。今日はこの余所者より早く起きて、渓流から水を汲めたので、ようやく母親に怠け者だと言われずに済むからだ。お互いに簡単な挨拶を交わして、ジョセフは道を譲った。すれ違った後、彼は二人の笑い声を聞いた。これはまた笑われてるな、と思った。 そしてそれはジョセフの自意識過剰ではなかった。一人でここに来て、毎日冒険だの何だの言っている自分はあの女の子たちの目に、いや、この村の人たちの目にどんな風に映っているか考えるまでもない。ましてや同じルートばかり繰り返し歩いているのだから、変人だと笑われるのも当然だ。 「全くFoolishだぜ!!」自分自身もそう思っていた。ここに来た初日からずっと。 この森への冒険に行けず残念がる祖父の姿を覚えていたので、今回の旅には期待していた。だがいざ来てみると、蚊が多いこと以外はなんの変哲もない森だった。 「Grandpa、あんたは一体ここに何を期待していたんだ?」パッとしない森から今すぐ帰りたいのは山々だったが、大枚をはたいてここに来た以上、1日で帰るのも流石に忍びない。 そして彼は一晩中考えた、この旅の意味をどうやって見出すかと。 夜が明け、太陽が昇る。彼は「思いがけない出会い」を探そうと決めた。 「思いがけない出会いこそが冒険の楽しさ」だと祖父は言っていた。それは何なのかは定かではないが。 そして彼は今日も曙光に向かい、「思いがけない出会い」を探しに歩き出す……。
舞
絆LV3で開放
そいつはちょっと変な鷹だった。 群れの中で唯一、この森から出たいと思っていた。 ここは雨がやや多いことを除けば、気温は最適だし餌も十分にある。お隣さんの動物たちも友好的なので、生きる上では何の不都合もなかった。しかしだからこそ、彼はここを出たかった。 彼はもっと「生き」たかったから。こんなぬるい楽園の中で、怠惰な毎日を過ごすまま生を終えたくなかったから。そんな話をしたら、他の鷹たちは旋回しながら彼を笑った。「ツルっぱげ」と。 「ツルっぱげ」というのは、昔同じように群れから出たいと思った鷹がいて、「毛無し二本足」に騙されて森を出た。次の日には、全身の羽根がむしられ、ツルっぱげになって木の枝に吊るされた……という笑い話だ。 でも彼は「騙されないぞ」と思った。だって他の鷹も、森の外れにいる「二本足」も、この森にいる奴らはみんな現状に満足し、変革をしようと思わない虫ケラだって思っていたから。そんな奴らには期待していないから、騙されることもないさ。 そんな腐った水溜りのような世界に、一つの石ころが投げ入れられた。 その時鷹は首の羽毛を綺麗に洗い、川から出ようとしていた。彼は、そう遠くない場所に見たことのない「二本足」がいるのを見た。知らない奴がここに来るのはいつぶりだろう? さすがの鷹も驚きを隠せなかった。慎重な鷹は無闇に近づかず、距離を保ちつつ「二本足」を観察し始めた。 「ツルっぱげ」の二の舞だけはごめんだ。 「二本足」が興味津々な様子でに森に入り、徐々に困惑し始めて、最後には失望して森を出たのを鷹は見ていた。意外な反応だとは思わなかった。だってこの森はくだらないから。同じ感情を持っている「二本足」に、鷹はわずかに好感を持った。鷹は木の梢に飛び、「二本足」が歩き去っていく方へ高らかに鳴いて、別れの挨拶とした。 自分たちが出会うことはもうないと思った。 しかしその翌日、鷹は同じタイミングでまた同じ「二本足」の奴を見た。今度の「二本足」は昨日と違って活力に満ちており、その目には自分もよく知る光を宿していた。獲物を探している動物の目に宿る光だ。鷹は今日も遠巻きに「二本足」を観察することにした。 鷹は「二本足」が一体何を探しているのか知りたかった。渓流を沿って森の端へ行き、そして折り返す。今日も「二本足」は何も得られないままで、鷹は釈然としない。言葉が通じない相手だから、直接聞くこともできなかった。 「二本足」は今日も失望して森を出た。でも今回はちょっとマシな顔だった。鷹も奴と同じだった。毎日失望して、それから希望を胸に朝日が昇るのを待つ。 明日も会える。そんな予感がした。 予感の通り、翌日、そのまた翌日と「二本足」はやってきて……今日で7日目だ。「二本足」は毎日決まりきった道順で森に入り、それから森を出る。鷹は4日目から付いていくのをやめた。日が落ちる前に森の出口に行けば、「二本足」の本日の成果がわかるからだ。 しかし今日の「二本足」は出口に戻ってこなかった。日がどんどん低くなっても、「二本足」の姿は見えない。何か厄介なことにでも遭ったのか。鷹は心配し始めた。ここの動物は友好的な奴がほとんどだが、部外者を好ましく思わない奴もいる。鷹は渓流に沿って猛スピードで飛んでいった。 「キッ、キキー!?」川辺の丘で、熟睡している「二本足」を見つけた。危険な状態ではなさそうで少し安心したが、なぜか無性にイライラしてきて、その額に強烈なやつをお見舞いしてやりたいと思った。 しかし鷹はそうしなかった。狩る者の一員として、寝たふりは餌を引き付けるのに効果的だと知っている。そうだ、「ツルっぱげ」だけはごめんだ。 スピードを上げて飛び続けたせいか、鷹は疲れを感じた。近くの木で休んでいると、丘から「二本足」の鳴き声が聞こえてきた。「ふふん〜♪ふふふん〜♪」と。リズム感のある鳴き声だったので、これは何かの歌ではないかと彼は気づいた。正直なところ、あれを歌だと認めたくはなかったが。群れの歌姫に比べたら、あれは獣の呻き声だ。 日が落ちて、月光が森を照らした。その光の中で「二本足」は立ち上がり、体を動かし始めた。最初は雛鳥のようなよちよちした動きだったが、徐々に滑らかになり、声のリズムに乗って動き出した。 何かの舞だろうと思ったが、なぜ踊っているのかはわからない。何かの獲物を得たようにも見えなかった。それなのに、なぜ「二本足」はこうも嬉しそうなのか。 鷹は「二本足」の舞を見続けていた。時が刻一刻と過ぎ去っても、「二本足」の舞は止まる気配がなかった。疲れを知らないその姿に鷹は敬意を抱いた。なんという生命力だろう、と。 鷹は思った。このまま見ていれば、「二本足」は永遠に踊り続けるのではないかと。 そして突然、歌が止んだ。 「おい、そこで見てるだけじゃつまらないだろ。一緒に踊ろうぜ!」 「二本足」の鳴き声の意味は、鷹にはわからなかった。しかしなぜか誘われたような気がした。少なくとも「二本足」の動きからはそういう意図を感じたせいだろうか。 「……キーッ!」なぜこうも大胆に誘いに応じたのか、鷹自身も驚いた。 「二本足」の上腕に留まり、その体温を感じた鷹は自分に言い聞かせた。このくだらない毎日の中でも、月明かりの下で踊っていられるこの「二本足」の情熱こそが、自分が探していた生き生きとした生命力だったからだ。こいつに付いていけば、自分もこんな風に「生き」ていけるのではないかと。 しかし「二本足」のほうは、もっと単純な理由で嬉しくなっていた。 「HAHAHA! やっと会えたぜ!」 鷹こそが、彼の「思いがけない出会い」だったからだ。
二人でハイキング
絆LV4で開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 3, Scenes 180, Choices 1, Endings 0
ふぅ……今日もいい天気だな。
真夏の暑さが続く八月が過ぎ去った今頃は、ハイキングにはちょうどいい季節だ。私と同じ考えの人が多かったのか、麓の観光案内所は観光客たちで賑わっている。
{character:游客A}ね、ねぇ見て、あの人って……
{character:游客B}えっ、どこ……?うぉ!マジかよ……。
斜め前にいる二人は珍獣でも見たかのように、私の隣にいる人をちらちら見ながらこそこそ話している。他の観光客も二人の反応に気づいて、こちらに視線が段々と集まってきた。その中にはカメラを取り出した人もいた。
隣の彼は、ただみんなと同じように準備運動をしていただけで、他に何か特別なことをやった訳ではない。強いてここまで注目される理由を挙げるとすれば、その屈強な体だろうか。
丸太のような上腕二頭筋、力強く襟を押し上げる大胸筋、広くて一種の安心感を抱かせる三角筋、そしてゆったりとしたズボンでも隠せない壮健な大腿四頭筋と下腿三頭筋が、曲線美と言うべきフォルムを形作っている。
威圧感を感じさせない程度に大きな体は、彼を実際の年齢より若く、そしてパワフルに見せる。だから、彼がそこに立っているだけで、古代の彫刻のような美しさを感じるのだ。
{character:约瑟夫}……OK!準備完了!
でも注目される原因は筋肉以上にわかりやすいものだった。彼はジョセフ、一飜市では誰もが知るスターだからだ。
{character:游客A}彼もハイキングに来たってこと?こんな普通のハイキングもやるんだ!
{character:游客B}何かの撮影に決まってるよ、こんなの彼にとっちゃおままごとみたいなもんだし……。
その場にいる客たちは、みんな同じことを考えているだろう。何せ探検家キャラが売りの彼だ、こんな何の変哲もない市街地近くにある山なんかよりも、ジャングルか氷河のような神秘的で危険な場所のほうがふさわしい。
しかし今回の彼の目的は本当にただのハイキングだった。数日前の他愛のないおしゃべりの中で、私は彼に体を鍛えようと誘われたのである……。
{character:player}……肩が痛い!背中もなんか痛い!!ここんとこ、何半荘か打っただけで疲れるんだよな。
{character:白石奈奈}後輩クン、それ運動不足じゃないの?あとそれ、あがりだよ。へへっ。
{character:player}うわぁ!全然気付かなかった。4飜に切り上げか、これは痛い。
{character:约瑟夫}HAHAHAHA!麻雀も健康なBodyが必要不可欠だぜ、My Friend。最近涼しくなってきたし、近くの山にハイキングでも行くか?
{character:player}ハイキングですか……まぁ久しぶりに山歩きもいいかも。でも、本当に普通のハイキングなんですよね?いつも番組でやってるような山登りじゃなくて……。
{character:约瑟夫}Oh, My Friendよ、そういうやつに興味があるんだったらそれでも全然構わないぜ。
{character:player}いやいやいやいや、遠慮しときます。普通のがいいな。
運動不足解消のために、命までかけるつもりはないからさ……。
{character:约瑟夫}My Friendよ、準備はできたか?
{character:player}うん、大丈夫そう。それじゃ行きましょうか。……ふわぁ~。
{character:约瑟夫}HAHAHA!確かにいい風だ。気持ちよくて眠たくなっちまうぜ。
{character:player}そ、そうなんですよね、アハハ……
ジョセフさん、ごめん。風のせいじゃなくて、単純に寝不足が原因だ。
でも仕方ないじゃん!新発売のゲームが面白すぎたのが悪い!
ゲームのせいでここ一週間寝不足だったから、今朝ジョセフから電話がかかって来るまで、ハイキングの約束をすっかり忘れていた。
{character:约瑟夫}この後登頂したら、そこの原っぱで風を感じながらゆっくり眠ろう。目が覚めたら山を下って美味いもん食って……Perfectな一日になりそうだぜ。
{character:player}それはPerfectですね。じゃ、歩きながら晩ご飯を何にするか考えましょうか。
準備運動を終えて、手洗い場で軽く顔洗ったら多少目が覚めた。ジョセフは昨日まで収録続きで、終わってすぐ約束のために来てくれたんだから、いつまでも眠たい顔のままでいるわけにはいかない。
それに、多分彼もゆっくり寝てないのは彼も同じだろうから、私も体を動かせば、彼のように元気になるに違いない。
{character:player}ぜぇ……はぁ……はあぁ……
どうやら私の体は予想以上に疲れていたようで、すこし歩いただけで息切れした。このままじゃ元気になるどころか、めまいがしそうだ。
{character:约瑟夫}How――are――you――!
前を歩いているジョセフはとてもご機嫌な様子で、山間に向かってやまびこをして遊んでいる。
体を動かせば元気になれると思ったけど、一日中歩き続けても疲れない彼と同じようにはいかない。人はそれぞれ違う生き物なんだな……と、自分の考えの甘さを痛感した。
{character:约瑟夫}おっと、My Friendよ、少し休憩するか?
{character:player}そ、そうですね……。結構歩いたし、ちょうど疲れてきたとこで。えっと……
時計を見たら、出発から20分しか経ってない。これは休憩にはちょっと早すぎるかな?
{character:player}このままのペースだと、あとどれくらいで登頂できそう?
{character:约瑟夫}今くらいのスピードでか?Hmm……そこまでかからないんじゃないか?
それなら……。
{character:player}だったら、もうちょっと歩いてから休憩しましょう。
{character:约瑟夫}My Friend,Are you OK?俺も下手な気遣いはしたくないが、顔色がそんなによくないぜ。
{character:player}大丈夫大丈夫、山が久しぶりすぎてちょっと慣れてないだけですって。
私への気遣いなのか、ジョセフは明らかにわざと歩く速度を落とした。
せっかく気晴らしにハイキングに来たんだし、あまり彼に心配かけたくないなぁ。
{character:player}大丈夫。この程度の距離歩いただけで倒れるほどヤワじゃないですよ。ゆっくり歩けば、そのうち馴れてきますから。
{character:约瑟夫}……Alright、でも無理はするなよMy Friend。俺たちは遊びに来てるんだからな!
ハイキングって……こんなに疲れるもんだっけ?半分強がって歩いているけど、涼しい風が眠気をどんどん加速させる。
{character:约瑟夫}フンフンフ~ン♪
ジョセフの足取りがだんだん早くなってきた……いや、私が遅くなったんだ。このまま距離が開いたら追いてかれる。もっと早く歩かなきゃ。
頭でそう理解してても、体はもう限界だ。心の焦燥感は足を速く運ぶところが、歩きの負担になりつつある。
{character:player}ジョセフさん、もうだいぶ歩いたと思うんですけど、あとどれくらいかかりそう?
{character:约瑟夫}そうだな、40分くらい歩いたからあと1時間かそこらで着くと思うぜ。
{character:player}1、1時間!?
なにが「そんなにかからない」だ!?……いや、ジョセフさんからしたら確かにそうか。私がもっとはっきり聞かなかったのが悪かった。
{character:player}ちょ、ちょっと待って!
今の状態であと1時間歩くなんて冗談でも無理だ。
{character:约瑟夫}おぉ?Oh……Sorry!速かったか?撮影クルーにも速過ぎるとよく注意されるんだが、なかなか直らなくてな。
{character:player}い、いいよ。それより、休憩したい……。
{character:约瑟夫}おっと、いきなり座るのはダメだぜ。それから水も少し待とう。呼吸を先に整えるんだ。
{character:约瑟夫}リズムを保って、ゆっくり呼吸しろ。それからタオルで顔を拭きな。……っておいおい、汗が止まらないじゃないか。本当に大丈夫かい、My Friend?
{character:player}た、多分。ふぅー……。呼吸を整える、と……はぁ……。
{character:player}……さっきよりはだいぶよくなった気がする。……あれ?ジョセフさん、もしかしてもうすぐ雨が降る?
{character:约瑟夫}雨?今は雲一つない快晴だぜ、My Friend。
{character:player}じゃあ、なんで空が暗くなったんだろう?おかしいな……。
日差しが段々暗くなっていくにつれて、目の前の景色もひどくねじれて回り出した。心地よい涼しさが手足の先から上ってきて、まるで海に沈んでいくような感覚だった。
両手のひらを見ようとしても、暗くて手元がまったく見えない。
{character:player}誰か、明かりを付けて……
……
再び意識が戻ったのは、空が茜色に染まり始めた頃だった。
{character:约瑟夫}よく眠れたか、My Friendよ。
{character:player}よく寝た……!ここ数日で一番気持ちいい眠りでしたよ。
{character:player}ここって、今朝出発した麓?
{character:约瑟夫}そうだ。突然気を失ってビックリしたぜ、HAHAHA。でもよく見たらぐっすり眠っているだけだったから、ここに戻って来た。ここで寝る方が道端よりは楽だろ?
{character:player}それはどうも……って、どうやってここまで運んだんです?
{character:约瑟夫}ん?背負ってきたぜ?
{character:player}あー……
前に番組でやってたようなお姫様だっこじゃなくてよかった。ハイキングで倒れただけでも十分恥ずかしかったのに、万が一抱っこでもされてたら、この街から引っ越すどころじゃ済まなくなってたところだ。
{character:约瑟夫}少しは元気になったか、My Friend。
{character:player}よいしょ……っと。すっかり元気です。でもお腹すいちゃいました。しっかり食べればこれくらいの山、二周りくらい余裕で出来ちゃいそうなんですけど。
{character:player}でも時間的にもう遅いですよね。……ごめんなさい、私のせいで途中で戻ることになってしまって。晩ご飯くらいは奢らせて下さい。
{character:约瑟夫}そう言うな、My Friend。おまえの調子が悪いって気付いてたのに、俺がちゃんと止めなかったのが悪かった。奢るとしたら俺の方さ。
{character:约瑟夫}それに、旅にハプニングは付きものだ。山はまだ来ればいい、これくらい気にするな!
{character:player}それもそうですね。とはいえお腹が減ってるのは本当なので、美味しいもの食べて、登頂できなかった悔しさを吹っ飛ばしましょう!
ジョセフさんとご飯に行くと、いつも冒険の面白い話が聞けるから、いつも楽しみにしている。今日は何の話をしてくれるんだろう。
{character:乔治}キッ、キキィー!
{character:约瑟夫}顔を擦り付けるのは、おまえを慰めてるってことだぜ。
{character:player}そうなんですか。ありがとうね、ジョージ。
そういえばジャーキー持ってきてなかったっけ。ちょっとだけあげよう……っと、耳元に何か硬い触感が……?まさかこの子、虫でもくわえてるんじゃないだろうな!?
ビクビクしながらジョージからくちばしにくわえたものを受け取ってみたら、丸くて青い輝きを放っている石ころだった。
{character:约瑟夫}綺麗なSapphireじゃないか。プレゼントまで持ってくるなんて、相棒よ、俺を慰めるときもこういう風に優しくしてくれてもいいんだぜ!
{character:player}私がいつもおやつあげてるからじゃないですか?よしよし、ジョージはいい子だね。ほら、このジャーキー全部あげる。
{character:乔治}キキーッ!
{character:约瑟夫}まぁ、山頂の景色は見れなかったが、この綺麗な宝石も祝杯をあげるには十分なお宝だと思うぜ。
{character:player}そうですね、お祝いしましょう。何か食べたいものはありますか?
確かに綺麗な石だけど、宝石はさすがに大げさじゃないかな。山に行ったくらいで本物のサファイアを見つけられるんだったら、宝くじでも買ったらいいんじゃないか。まあでも、祝宴を開いてもいいくらいに嬉しいプレゼントであることに変わりはないな。
{character:播报员}緊急ニュースです。先日一飜市を訪問したE国の王室御一行ですが、視察の途中で指輪に付けていた国宝のサファイアを紛失してしまったそうです……
{character:player}へぇー。せっかく遠くから来たのに、そんな大事なものを無くすなんてついてないな。……もぐもぐ。やっぱこのベーグルは格別だ。
{character:播报员}なくしたサファイアは未だに見つかっていません。市民の皆様、情報提供のご協力をお願いいたします。
{character:player}このサファイアって……マジで!?
テレビに映っているサファイアの画像、私には見覚えありまくりだ。無造作にベッドのサイドテーブルに置かれた「石ころ」に、無意識に目をやった。
{character:player}で、でもさすがにこれなわけないよね……?
そうだ、あとで二階堂さんに鑑定してもらおう。外交問題になるのは避けたいし……!
……ついてに宝くじでも買っておこうかな?
{character:player}……じゃ、お言葉に甘えて、ちょっと休憩したいです。
すこし歩いただけですぐバテて休憩……自分の弱さが恥ずかしい。でも私たちは別にトレーニングをしに来たわけでもないんだし、休憩したくなったら休憩してもいいよね。
途中の甘味処に入り、おやつを食べながら山の景色を楽しむとしよう。
{character:player}つめたっ!これは効く~……。でもおかげで目が覚めた。
{character:约瑟夫}Cool!さては昨夜まともに寝てなかったな、My Friendよ。
{character:player}昨日どころか、ここ数日ずっと、夜更かしして新発売のゲームをやってました……。ごめんなさい、ハイキングの約束をしてたのに、私がこんな眠そうな顔してて。
{character:约瑟夫}Don't worry!夢中になれることに出会ったら思いっきり楽しむ、それこそが「生きる」ってことさ。
{character:约瑟夫}そんな大事なゲームを差し置いて俺とのハイキングに来てくれたってことは、おまえは約束を大事にする奴だってことさ。嬉しいぜ。だから謝ってくれるな、My Friendよ!
{character:player}……そうですね。すみません、変なことを言って。寝言のようなものだと思って忘れて下さい。
ジョセフさんの豪快さはいつも気持ちがいい。おかげで私の申し訳なさも和らいだ気がする。
{character:约瑟夫}とは言えMy Friend、おまえの目のクマは殴り合いでもしたかのようにひどいぜ。今夜は早めに休んだ方がいいぞ。
{character:player}そうですね、さすがにそろそろちゃんと寝ないとダメだという自覚はあります。それよりジョセフさんこそ、昨日まで番組の収録だったんでしょう?ちゃんと休めてます?
{character:约瑟夫}普段からちゃんと鍛えてるからな、多少の残業くらいなんともないさ。
{character:约瑟夫}トレーニングはいいぞ。麻雀だって、体力も頭も使うだろ。だから、体力をつけた方が有利だぜ。
{character:player}あはは……それ、この前西園寺さんにも言われました。私の体力じゃ、彼女の修業には付いていけないって。
{character:约瑟夫}ハハッ!あの小娘の修業はキツイぞ?俺でさえギリギリ付いていけるかいけないかくらいだから、確かに今のおまえにはまだ早いだろうな!
{character:player}うわぁ……ジョセフさんでもギリギリなら、当分はやめておいた方がいいかも。
明後日の西園寺さんとの対局、サボろうかな……?
{character:约瑟夫}でも諦めるなよ。すぐにはできないことでも、長期目標にすればいいのさ。そのために短期目標を設定して、一つずつ達成していけばいつかはできるようになるさ。
{character:player}短期目標ですか……。例えば、私は今なにをすればいいんでしょう?
{character:约瑟夫}Let me see……。はじめに、20時間連続で歩けるようにトレーニングするのはどうだ?
{character:player}はい、ムリです。
人と人って、やっぱりそれぞれ違うんだな。ジョセフさんにとっての「短期目標」は、一般人の私にとっては「長期目標」にしても遠すぎる。
{character:player}十分休めたし、そろそろ出発しましょうか!
{character:约瑟夫}OK、My Friend。おまえが言うなら!
{character:约瑟夫}一飜市の最高地点、登頂だ!
{character:player}あれ?こんな所にも佳奈ちゃんの広告があるんだ。
{character:约瑟夫}そうだぞ、HAHAHA!遠くの景色ももっと見てみようぜ、My Friend!
途中数回休憩を入れつつ、私たちは計画通り昼頃に登頂できた。
{character:约瑟夫}ん~、Niceだぜ。こっちだ、My Friend。
{character:约瑟夫}前ヘリでここら辺を通りかかった時から、ここは一飜市で一番のビュースポットだと思ってたんだ。やっぱり期待通りだぜ!
{character:player}本当?今行きます。うわ……!
比較対象がないから、「一番」のビューポイントであるかどうかは判断しづらいけど、確かに街の風景を一望できる素晴らしい絶景スポットだ。
ここから見下ろすと、街並みはおもちゃのように小さく、でも綺麗に見えてとても新鮮だった。自分はそのおもちゃの街に暮らしている一員だって思うと、なんだか不思議な気持ちになる。
{character:player}この景色を見られただけでも、今日流した汗は無駄じゃなかったですね。
{character:约瑟夫}HAHAHAHA!だろう?ハイキングでの努力はこのためにあるものなんだぜ!もっとじっくり感動を味わってくれ、My Friendよ!
{character:player}ジョセフさんも感動してますか?
{character:约瑟夫}Of course!頂点に登り、山を征服するのは何回やっても痛快だぜ!
{character:player}それは何よりです。もしくだらないって思ってたらどうしようと思ってました。
{character:约瑟夫}くだらない?なぜそう思ったんだ?
{character:player}ほら、今朝の観光客の人が言ってたように、この山はジョセフさんの普段の冒険に比べたらおままごとみたいなものでしょう?もしかしたら、Excitingさが足りないんじゃないかなぁって。
{character:player}それに私も調子がよくなったし、途中途中で結構休憩してたから、気分を悪くしちゃったんじゃないか……って。
ジョセフさんはしばらく黙り込むと、またいつものように笑いながら私の肩を叩いた。
{character:约瑟夫}なるほど、そんなことを考えてたんだな。My friendよ。おまえは、俺が旅、いや、冒険に出る前に一番大事にしていることは何だと思う?
{character:player}え?えっと……事前準備とかですか?
{character:约瑟夫}HAHAHA!いい答えだ。でもそれより大事なことは、気持ちを切り替えることだぜ。どんな旅にでも常に前向きな気持ちでいるんだ。
{character:约瑟夫}自然を、出会いを、そしてサプライズを大切にして、誠意をもって前へ前へと進む。こんな気持ちで旅をすれば、過程や結果に関わらず楽しめるさ!おっと、それにほら……。
ジョセフさんは身をかがめて、地面に落ちている青い石ころを拾い上げた。太陽の光に照らされて、石ころは彼の手のひらの上で眩い輝きを放っている。
{character:约瑟夫}たまにこんないいこともあるぜ!Lo and behold、美しいSapphireじゃないか!これも大自然の恵みってやつさ!
{character:player}あはは、目がくらむほどまぶしい恵みですね。
いい話を聞けたな。ジョセフさんのように前向きな気持ちでいられたら、きっとどんな旅でも楽しめるんだろうな。
ジョセフさんの話につられたのか、疲れた体もなんだか元気になった気がする。ジョセフさんみたいに楽しんで生きている人は、みんな自分自身のエネルギーを他人に分けられる力を持っているのかな。
{character:约瑟夫}これはおまえにやるぜ、My Friend。
{character:player}え?で、でも私何もしてないし、プレゼントを受け取る義理はないと思いますが……。
{character:约瑟夫}ハハハッ、冗談がうまいぜFriendよ!忘れたか?おまえは寝不足に耐えながら俺に付き合って山頂まで来てくれたんだぜ、その気合いだけでも賞賛に値するぞ。Good job,My Friend!
{character:player}……それなら、ありがとうございます。
さすがにそこまで言われちゃったら断れないや。
{character:乔治}キキーッ!
{character:约瑟夫}お?ジョージが呼んでるぜMy Friend、何か面白いものでも見つけたか?行ってみようぜ!
{character:player}はい!
山から戻ると、町の灯がぽつぽつ点き出したところだった。私たちはその場で選んだレストランに入り、美味しい夕食を楽しんで、今日の旅を終えた。
{character:player}久しぶりにいい汗かいた!腰もだいぶ楽になったし、やっぱ運動は凝った体に効くな。またジョセフさんとハイキングに行こう!
帰宅すると、私は「サファイア」をベッド横のテーブルの引き出しに大事にしまった。後でチェーンを付けてアクセサリーに加工して、今日の記念にでもしよう。
……と思っていたのだが、まさかこいつとの縁がただ一晩きりのものになるとは、誰が予想出来ただろう。
{character:播报员}緊急ニュースです。先日一飜市を訪問したE国の王室御一行ですが、視察の途中で指輪に付けていた国宝のサファイアを紛失してしまったそうです……
{character:player}……まさか、ね?
テレビに映っている画像のものは、とても見覚えのあるものだった。
まだ決まった訳じゃないし、諦めるには早いと思いつつ、引き出しからアレを取り出そうとした時、スマホが鳴った。
{character:约瑟夫}おいおいMy Friend、テレビ見たか?めちゃくちゃ見覚えのあるものが映ってたぜ!
{character:player}……ちょうど良かったです。今日お時間ありましたら、一緒に「天和閣」に鑑定しに行きませんか?
よし、すっぱり諦めよう。外交問題になることは避けたいしね……!
所有すると所有される
絆LV5で開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 6, Scenes 281, Choices 2, Endings 0
{character:约瑟夫}Cool!!知ってるか、My Friendよ!俺は今、最高にHighってやつなんだぜ!
一体何が、大冒険家を街中で子供のように踊りだすほど興奮させたのかというと……
それは映画だった。
{character:player}今にも飛んで行きそうですね、ジョセフさん。
{character:约瑟夫}今ならジャングルまでだって飛べるぞ!一回見たら冒険したくなる、それが「トレジャーハンター」だぜ!My Friend!
町中の人々は驚きの表情を隠せない。でもこの男を冒険家の道に導いたのはその「トレジャーハンター」なのだ。今は彼をそっとしておいてあげて欲しい。
この数十年前の映画が最近になってリバイバル上映されることになり、大ファンのジョセフさんは大量のチケットを予約したらしく、麻雀をするたびに配って回っている。今日は私がちょうど暇だったので、リバイバル上映初日に付き合ってあげることにした。
{character:约瑟夫}俺も自分が興奮しすぎてるのはわかってる、でもMy Friendよ、これは仕方ないことなんだぜ!
リバイバル上映がファンにとってうれしいことなのはわかる。しかしここまでジョセフさんが興奮した原因は、本編の後にあった、新情報のお知らせにあった。
「新作Coming soon」の文字がスクリーンに映った瞬間、ジョセフさんは数秒ほどぽかんとした表情になって、その後すぐ歓喜と共に席から飛び上がった。
{character:约瑟夫}Unbelievable!初公開から何十年経ったのかもわからなくなってきたこの時代に、お、俺は……「トレジャーハンター」の続編が見られるだと!?
{character:player}うんうん、ファンとしてうれしいんだよね。よかったよかった。
{character:约瑟夫}OHー!YEAHー!
ジョセフさんの興奮が落ち着いた、もといほんのちょっと我に返ったのは30分ほど後のことだった。彼が壁にもたれて休憩している時、私は傍の自販機からジュースを2本買った。
{character:player}ジュース、飲んで下さい。だいぶ叫んでましたし、喉疲れたでしょう?
{character:约瑟夫}Thanks!ゴクゴク……最高なタイミングのジュースだぜ、My Friendよ。
{character:约瑟夫}ぷはーっ!Nice!最高の夜だ、すべてが最高だったぜ!
{character:约瑟夫}新作が公開されたらまた見に来ようぜ、My Friend!最高の席を予約しとくからな!
{character:player}いいよ。ところで新作のストーリーって、前作と繋がってるんでしょうか?シリーズを予習しといた方がいいのかも?
{character:约瑟夫}おっ?マイハウスには全作の愛蔵版が揃ってるぜ。どうせなら、夜食買って俺んちで予習するのはどうだ?
{character:player}ジョセフさんの家に?そうだなあ……
……明日から週末だし、特に用事もない。それに映画は気分が大事なんだし、今の熱いテンションのまま夜通し鑑賞会に移行するのもアリじゃないか?
{character:player}ぜひそうしましょう!さっきのエンディングで気になったところもありましたし。あの以前無くしたはずのカギ、なぜか主人公が身につけてましたけど、あれはどういうことだったんでしょう?
{character:约瑟夫}いいところに目を付けたなMy Friend!家に着くまでに考えておいてくれ。あ、そうだ、先に夜食を買おうぜ。
{character:player}ジョージにも何か買ってあげましょう。
{character:约瑟夫}そうだな、俺たちだけ食べたら怒られちまうからな。
{character:player}……つまり、あれはただの取り外し忘れだったと……?
伏線だと思ってたシーンはただのうっかりミスだとわかり、一生懸命伏線を探しながら「トレジャーハンター2」を見ていたさっきまでの自分がバカらしく思えてきた。
{character:player}早く言ってよ……。
{character:约瑟夫}考えながら見ると、より集中できるだろ?それにどうだ、2も最高だったろ?
{character:player}そーですね。でも私たちの友情はどうですかね……?
{character:约瑟夫}HAHAHA、Sorry、My Friend!お詫びに、世間一般には知られていない「トレジャーハンター」の小ネタを教えてやろう。
ジョセフさんは棚から古そうなビデオテープを取り出した。
{character:约瑟夫}Grandpaのベッドの下からこのビデオテープを見つけた話、覚えてるか?
{character:player}あぁ、これがあの「トレジャーハンター」のビデオテープ?ジョセフさんが冒険を始めたきっかけの。
{character:约瑟夫}そうだ。最初はホームビデオが収められていると思ってたんだが、実際は映画だった。それじゃ、どうしてこれのタイトルが「青春」だったと思う?
{character:约瑟夫}俺は考え尽くした結果、自分自身を納得させるために一旦こう結論付けた。Grandpaは、この映画を通じて自分の若かりし頃を思い出したからってな。
{character:player}筋は通ってそうだけど、「一旦」ってことは、続きがあるんですよね?
{character:约瑟夫}Yes。ある日俺は無印を復習していたんだが、突然答えが飛び込んできた。……ほら、ここのエキストラをよく見ろ。
彼はタイムバーをいじって、主人公らが船員たちに囲まれているシーンまで飛び、隅にいるエキストラのを指さした。
{character:player}あれ……?この顔って……。
画面の中の人と、目の前のジョセフの顔を見比べてみた。
ジョセフは画面の中の人と同じ表情を作って見せた。そのおかげで自分の仮説は確信に変わった。
{character:player}もしかしてこの人、ジョセフのおじいさん?「青春」ってのは、若い頃この映画でエキストラやってたこと?
{character:约瑟夫}Bingo!世にも珍しい、トレジャーハンターの小ネタを見事見つけたな!
{character:player}あはは……身内ネタですね……。でもおじいさんにとっては、確かに素敵な思い出ですね。だから大事にベッドの下に隠したんでしょう。
{character:约瑟夫}いや、Grandmaがこのタイトルのせいで自分たちがイチャイチャしてる様子の動画だと誤解して、恥ずかしいと言って捨てようとしたらしい。それで、Grandpaは仕方なくベッドの下に隠したそうだ。
{character:player}へ、へぇ……ご夫婦ともに、その、ユニークな方だったんですね。
{character:约瑟夫}HAHAHA、ユーモアはうちの美徳だからな!ちょっと待っててくれ、ドリンク持ってくる。
ジョセフはキッチンに入り、冷蔵庫を開けたが、すぐに閉じた。そして、気まずそうにうなじを触りながらこっちを向いた。
{character:约瑟夫}悪い、ドリンクが切れちまった。ちょっと待っててくれ、デリバリーを頼むから。
{character:player}そんないいですよ、夜食も奢ってもらっちゃいましたし、飲み物は私が買いますよ。
{character:约瑟夫}NoNo、おまえは俺んちでは客人なんだから、おまえに買わせるわけにはいかないぜ。
{character:约瑟夫}そもそもまともに用意してなかったのは俺の落ち度だ。ロケでしばらく帰ってなかったから、ドリンクが少なくなってたのを忘れてたぜ。
{character:player}まぁでも、わかります。仮住まいですし、そんなに物を置きませんよね。
{character:约瑟夫}仮住まい?なんのことだ?
{character:乔治}キィ?
仮住まいってそんな変な日本語だったっけ?ずっと黙って餌を食べていたジョージまで不思議な顔でこっちを見てきたような気が……。
{character:约瑟夫}俺はずっとここに住んでるぜ?
{character:player}あれ……?それじゃあ、近いうちに引っ越しする予定は?
{character:约瑟夫}ないぞ。なぜだ?この町の住み心地は最高だぜ。
{character:player}あちゃー……。誤解しててすみません。この家、生活必需品しか置いてなさそうだったので、てっきり引っ越してきたばかりか、引っ越す予定なのかと……。
{character:player}なんていうか、さっぱりしすぎてて、私が想像してた「冒険家」の部屋とだいぶ違ったと言いますか。
{character:约瑟夫}ふむ、I see。こんなのを想像していたのかい、Friendよ。
ジョセフはスマホのアルバムを開いて、コレクションに埋もれた部屋の写真を見せてくれた。
{character:player}そうそう、こういう部屋を想像してました!
{character:约瑟夫}HAHAHA!まぁ、冒険家の部屋と言えばこういうイメージを持つよな。これは実家の俺の部屋だ。
{character:player}まるで博物館みたいですね、いつか見学に行ってみたいなぁ。あ、入場料とか取らないですよね?
{character:约瑟夫}……My Friendよ。失望させてすまないが、この写真に写っているものは、ほとんど全部人にあげたんだ。
{character:player}ええっ、まさか~。ご冗談が過ぎますよ。これだけの量のものを全部なんて……
{character:约瑟夫}……
……あれ、めちゃくちゃ真剣そうな表情だな?
{character:player}う、うそ、本当に全部人にあげたんですか!?Why?!
{character:乔治}キィー。
ジョージは翼で私の肩を叩き、頭を横に振った。「落ち着いて。こいつの無茶はこれが初めてって訳じゃないし」とでも言ってそうだ。
{character:约瑟夫}もっと早く知り合っていたら見学させてやったんだが、これはアンラッキーだったぜ。
ラッキーアンラッキーじゃないだろ、見た感じほぼ貴重なものじゃん……。
{character:player}1つ2つならまだしも、ほとんど人にあげちゃったって、なんていうか……
{character:player}ジョセフさんらしいですね。
{character:约瑟夫}だろう?苦労して手に入れたお宝を人にあげちまうなんて、俺みたいな大馬鹿野郎しかできないぜ。
{character:player}バカとまでは言ってないんだけどな。無茶苦茶だけど、よくこんなに断捨離できたな~って感心しただけで。
{character:player}ジョセフさんて、麻雀の時もあんまり守りに入らないし、人が欲しい牌をポンポンあげちゃうクセがあるから、こういうものも、誰かが気に入ったからあげちゃったんじゃないですか?
{character:约瑟夫}HAHAHA、わかってるじゃないか、My Friend!そうだぜ、大切にさえしてくれれば、好きなものをなんでも持って行っていいことにしたんだ。
{character:player}ものの価値は置いといても、自分で取ってきた成果を誰かにあげてしまうなんて、私には出来そうもない。
{character:约瑟夫}ま、俺にとってもここに映ってるものはどれもプライスレスなお宝だったし、そう易々と人にはあげられなかったぜ。
{character:约瑟夫}ただ、手に入れる喜びは、俺は十分味わった。この喜びを誰かと分かち合えると考えたから、俺はそうした。それに断捨離が出来たおかげで、宝物に所有されることもなくなったぜ。
{character:player}本当にもったいないなぁ。
{character:约瑟夫}ハハハッ、おまえもそう思うか?周りの皆もそう言ってたぜ。
ジョセフは優しくスマホの画面を触っている。過去の彼もきっとこんな感じで、あの宝物たちを優しく扱っていたのだろう。
{character:约瑟夫}俺にとっても、ここに映ってるものはどれもプライスレスなお宝だった。なのに、人にあげちまった……端から見りゃ、俺はとんだ大馬鹿だろ?
{character:player}そんなことはないです。私やジョセフさんを知ってる人は、バカだなんて思いませんよ。
{character:player}推測ですけど、誰か欲しがった人がいたから、あげちゃったんじゃないですか?
{character:约瑟夫}なるほど、俺はFriendからみてそういう人物に見えていたのか?
{character:player}だって麻雀の時でも、防御なんかせずに、人の欲しい牌をどんどんあげちゃうでしょう?切り筋に性格が出てますよ。
{character:约瑟夫}HAHAHA、わかってるじゃないか、My Friendよ!手に入れる喜びは、俺は十分味わった。この喜びを他人と分かち合えると考えたから、俺はそうした。だからもったいないとはちっとも思わなかったぜ。
{character:player}でも、ものの価値は置いといて、自分で獲った宝物は文字通りプライスレスでしょう?それぞれの宝物たちに別れを告げるのは、辛かったでしょう。
{character:约瑟夫}まあな……でも大切にしてくれる人にあげたのは、悪いことじゃないと思ってるぜ。
{character:约瑟夫}それに断捨離ができたおかげで、俺も宝物に所有されなくなったしな。
{character:player}宝物に……所有される?
……どういうことだろう。ジョセフさん流の表現なのか?
{character:player}宝物を所有していたのは、ジョセフさんのほうでは?所有される、というのは……
{character:约瑟夫}人から見たら、俺は積み重ねた栄光に彩られて、さぞかし羨ましい奴だっただろうな。でも実は、こいつらは俺の生活を蝕ばんでたんだ。もったいなくて捨てられないものがどんどん増えて、足の踏み場もないほどだった。
{character:player}まぁ確かに、物が多すぎるとかえって不便ですよね。何をやるにしても気を付けないといけなくなるし。
{character:约瑟夫}物理的に言えばそうだな。それだけじゃなくて、精神的にも俺は宝物に悩まされていた。嘘だと思うかもしれんが、あの頃の俺は冒険に飽きてしまってたんだ。
{character:约瑟夫}身体的な疲労もあるが、冒険から達成感が得られなくなったのが一番の原因だった。何をすればいいのかわからなくなって、何をしてもつまらなかった。
{character:player}それは……想像出来ませんね。
このエネルギッシュと楽観主義が服を着て歩いてるような人にも、くさくさしてた時期があったなんて……さすがに想像が付かない。
このジョセフさんが冒険に飽きる?悪い冗談もほどほどにって話だよな。
{character:约瑟夫}想像できないだろ。俺も冒険に飽きる日なんて来ないと思ってたさ。でもその一年間、ずっと何もしないで家に籠っていた……
{character:约瑟夫}俺はすっかり行き詰っていた。何が問題なのかはわからなかったが、俺の心がおかしくなったことだけははっきりわかった。
{character:约瑟夫}カウンセリングには何回か行ったが、結果は「正常」だった。まぁ、目標がないこと以外は、今までと特に何も変わってなかったからな。
{character:约瑟夫}カウンセラーの先生からは、他の趣味を試すことを勧められた。でも、俺はしなかった。そうすればいいって分かってたのに、どうしてもしたくなかった。
{character:约瑟夫}俺は原因を突き止めたかった。一体何かが俺を冒険に飽きさせたのかを。俺はそれを見つけて、昔好きだったことにちゃんと別れを告げようと思った。
{character:约瑟夫}そんな出口の見えない日々を送っていた俺のもとに、もう長いこと会っていなかった友人が訪れたんだ。
あの日の昼下がり、2人は冒険と旅行の話で盛り上がった。ジョセフは何ヶ月も家から出ていなかったが、昔の冒険の話を友人に話したら興味深く聞いてもらえた。
そして、ジョセフが話に出た冒険の時に手に入れた変な模様のアクセサリーを友人に見せたところ、その友人はそれを手放さなくなるほどに気に入った。そこで、ジョセフはアクセサリーを友人にプレゼントした。
友人はあまりに豪快なジョセフを前に気後れしたが、ジョセフが「早めの誕生日プレゼントだ」と言ったので、友人も納得した。
そして鼻歌を歌いながら帰っていった友人を見送ったジョセフは、何となく友人が身に着けたアクセサリーをあげる前より愛おしいと感じた。
{character:约瑟夫}プレゼントしたことで、それはただのアクセサリーではなく、友情の証にもなった。そのせいで、前よりも輝いているように見えた。
友人の姿が見えなくなると、ジョセフに残ったわずかな執着心もきれいさっぱりなくなった。「次の冒険ではもっとすごいのが見つけるかも」って思えば、体も心も軽くなった気がした。
{character:约瑟夫}そして突然、俺は閃いた。
{character:约瑟夫}それ以降、俺はコレクションを見ていると、煩わしいと思うようになった。嫌いになった訳じゃないが、「あぁ、俺の生活はこいつらに掌握されていたんだ」って思うようになった。
彼は、昔読んだ本にあった、さすらいの紳士の言葉を思い出した。
「人は自分がものを所有していると考えるが、所有されているのは自分の方なのだ。」と。
今までその紳士の考えに共感できなかったジョセフは、その日初めて紳士に共感できた。
「幸福の思い出ほど幸福を妨げるものはない」と。
{character:约瑟夫}俺は気づいた。未来で俺を待つ冒険のために、俺は過去に別れを告げねばならないんだ……ってな。
そして眠らずに一晩明かすと、ジョセフはコレクションを持って外出するようになった。
あるものは友人にプレゼントして、あるものは露店の市場で売った。
{character:约瑟夫}価格はどうでもよかった。大切にしてくれそうな人なら、タダであげても構わなかったぜ。この国の言葉で言えば「縁」で判断していたな。
そしてジョセフの部屋は段々と広くなり、最終的に空になった。
{character:约瑟夫}大変だったぜ。俺は何度も自分に問いかけた、俺は大馬鹿なんじゃないのかって。
{character:约瑟夫}最後、空になった部屋を見回すと、あのよく知る熱い気持ちが湧いてきた。そう、Fire……俺を冒険に駆り立てる炎が燃え上がっていたんだ。
ジョセフは形をもった「思い出」に囚われなくなった。一度訪れた場所ですら、新しい一面を発見出来た。
そして新しい冒険で手に入れた宝物も、それぞれの冒険の中で「縁」のあった人と分かち合った。
{character:约瑟夫}何も持たないようにしたから、俺は今と過去を比べなくなった。だから俺は前へと進めた。
{character:player}……つまり、古い宝物を持ってると、新しいのを見つけても達成感を感じにくくなるから、つまらなくなったってこと?
{character:约瑟夫}そうだ。宝探しこそ、俺が冒険に出る唯一無二の動機だった。俺自身のせいで宝探しに、自然に飽きちまったら、それはただの傲慢だ。俺は常に宝に飢えていなければならない、そしてその飢えをモチベ―ションにするんだ。
{character:约瑟夫}俺は馬鹿だから、すべての物を「唯一無二」だとは思えない。だから断捨離しなければならなかった。そうしたら、俺が手に入れたものは常に「唯一無二」になったし、冒険するたびに「思いがけない出会い」の喜びを味わえるようになったんだぜ。
この話を聞いて、私は初めてジョセフという人間について知った気がした。
{character:player}ジョセフさんって、なんだかかっこいいですね!
色々な感想が浮かんだけど、今考えた限りでは、「かっこいい」以外にジョセフさんを形容する言葉が見つからなかった。
{character:约瑟夫}いきなりどうした、My Friend?こんなにハイなおまえは初めて見るぜ。それに、ちょっと持ち上げ過ぎじゃないか?
{character:player}いえ、持ち上げてなんかないです。過去の栄光が足枷になってると気づいて、スパっと捨ててしまえるジョセフさんの生き方、本当にかっこいいですよ!
{character:player}冗談抜きで、あなたを尊敬します、ジョセフさん。冒険に生きる男の姿を見せてくれてありがとう。
さすが冒険家のスター、ジョセフ。
{character:player}ジョセフの生き方にカンパイ!
{character:约瑟夫}Friendよ、落ち着いてくれ……さすがの俺も照れちまうぜ。ええい、乾杯だ!
{character:player}既にだいぶ酒飲んでるんじゃ……?まあ細かいことはいいか、乾杯!
確かに、自分がなかなか恥ずかしいことを言ったという自覚はある。でも、彼が大らかに認めてくれたおかげで、気恥ずかしい雰囲気がマシになったような気がする。
こういう時どうすればいいのか、ジョセフはお手本を見せてくれた。勢いでなんとかすれば、恥ずかしさも無くなるのだ!
{character:player}でもさ……私たちの友情も、切り捨てたりしないでね。
{character:约瑟夫}What?バカを言うなMy Friend、そんなことするわけないぜ。
{character:player}結構真面目に言ってるんだけどな!ジョセフって、突然こういう付き合いが面倒くさくなってどっかに行っちゃいそうだから。
{character:player}だって……私とあなたが出会ってから今までの出来事も、いつか全部「思い出」になるでしょ?
{character:约瑟夫}My Friend……悲しいことを言うな。俺はそんな薄情な奴ではないつもりだぜ。それに、人と人の付き合いが「宝物」と一緒だなんて有り得ない……
{character:约瑟夫}いや、宝物と言えば宝物なのか……。とりあえず安心しろMy Friend!俺らの絆は俺の上腕二頭筋より強いぜ!
{character:player}おぉ!?それは安心かも!約束だよ、ジョセフ!
{character:约瑟夫}おう!ってかFriend、おまえ酔ってないか?声普段よりだいぶでかいぞ?
{character:player}そんな訳ないじゃん、これ果汁100%ジュースだし!
{character:约瑟夫}……
気のせいか、ジョージがゴミを見るような目でこっちを見ている……。深夜だし、ちょっと声抑えよう。お隣さん、ごめん!
{character:外卖员}お待たせしました、ご注文の品です。
デリバリーのお兄さんがちょうどいいタイミングで現れ、この会話は一旦打ち切られた。思い出話で中断していた鑑賞会も、お菓子と飲み物が補給されたことにより再開することに……。
{character:player}……今度機会があったら、私もジャングルに行ってみたいな。
{character:约瑟夫}行きたくなったんだったら、早速行ってみようじゃないか。今度の収録が終わったら、一緒に大自然を抱きしめようぜ、相棒!
{character:player}うん、一緒に、大自然を……
目を閉じて、気がつくともう朝だった。鑑賞会がどれだけ続いたのかはわからなかった。
{character:约瑟夫}……
{character:约瑟夫}突然黙り込んでどうした、My Friend?どうしてそんなに真剣な顔をしてるんだ?
{character:player}っ、いや、なんていえばいいのか……。ジョセフさんが前に進むために、どれだけのものを人にあげて、どれくらいの価値を手放したのかを想像してた、かな。
{character:约瑟夫}ハッ、Let me see……「トレジャーハンター」の続編を7作くらい作れたんじゃないか?
{character:player}うわぁ……。それを聞いちゃうと、ますますもったいなく思っちゃうな。
{character:约瑟夫}もうあげちまったものは、惜しんでもしょうがないぜ。それに、この世にはまだまだ無数の宝物が俺を待っているんだ、気にすることないぜ、My Friend。
{character:player}それもそうですね。……あ、ドアノックの音がしたみたい。ちょっと見てきます。
……とりあえずごまかした。
さすが冒険家の洞察力。私がすこし黙り込んだだけで、考えを彼に見透かされてしまった。
私は嘘をついた。さっきの沈黙は、本当は不安に感じたからだった。冒険のため、前へ進むために、犠牲を厭わないその生き方は確かに尊敬できる。
でも過去へキッパリ別れを告げられる彼のことだから、私との思い出や、一飜市での思い出が、いつか彼の冒険の足枷になってしまわないか不安でしょうがない。
もしそうなったら、ジョセフさんはこの「思い出」も捨てるのかな?
飲み物とお菓子を足して、鑑賞会は続いた。でも全然内容が頭に入って来ないまま、こんなことばかり考えていた。
結局、答えは見つからなかった。というより、答えを探そうと思えなかった。
そしてもちろん、彼に直接に聞くことも出来なかった……
その後ずいぶん長い間、一飜市にジョセフさんの姿はなかった。彼が雀卓を囲む時の豪快な笑い声が懐かしいと感じるくらいだった。
冒険家のスターなんだから、本来はロケとかで毎日忙しい人なんだし、姿を見せる暇がなかったとしてもおかしくはない。でもあの日のことを思い出すと、なんとなくモヤモヤする。
彼がこの街に暮らしているという実感は日に日に薄れていってしまうような気がして、気が気でなかった。そしてある日、その不安がより一層現実味を増した。
{character:player}ジョセフさんが一飜市を出るって!?
{character:藤田佳奈}一応「可能性がある」くらいのことらしいけど。この前海外からのオファーがあって、ジョージを番組で使いたいって。
{character:player}ああ……。ってことは単に出張ってことか……。
{character:汪次郎}あの声デカ兄ちゃんここから出ていっちまうのか?あの声にゃ雀卓で何回も驚かされたけど、今後もう一緒に打てないって思うとやっぱちょっと寂しいワン。
{character:player}バカ言わないで、ジョセフさんは一時的に出張するだけだから。もう帰ってこないとは限らないし。
{character:藤田佳奈}でも、どうだろうね。その会社はうちよりは小さいけど、オーナーが有能で、人脈が豊富だって聞いたことがあるんだ。あそこなら、今まで行ったことのない場所のロケに先輩を連れて行けるんじゃないかな?
{character:藤田佳奈}それに元々先輩とも知り合いだったみたいで、「昔話でもするか、HAHAHA!」って言ってたよ。そうそう、出発する前に、先輩真剣な顔で社長の所に行ってたな……おっと、立直。だから、そのままそっちに移籍、なんてこともなくはないかも?
{character:player}そ、そうなんだ……。
{character:汪次郎}旧知の仲なら、仕方ないと言えばそうかもな……って{var:player_nickname}、オマエなんて牌捨ててるんだワン!
{character:player}あ……え?佳奈ちゃんいつの間に立直してたの?やば、隣の牌切ったかも……!
{character:藤田佳奈}ファンさん、手が滑ったってなんて言わせないよ。ロン!一発だよ!
集中力が切れたせいだ。どれどれ、立直、一発に一盃口か、高目だなぁ……。
{character:约瑟夫}……
でも、ジョセフさんが一飜市からいなくなるって、本当に?
{character:藤田佳奈}あら?ファンさん、1000点多かったよ。佳奈ちゃんみたいな真面目なアイドル相手だったから返してあげるけど、他の人ならそうはいかないよ?
{character:player}あーあー……。ごめん、ありがとう……。なんか調子が悪くなってきたから、この半荘終わったらお先に失礼するね。
そう言った次の局で、また跳満の直撃を喰らい、その日は散々な結果で対局を終えた。
季節が変わり、気温もますます下がってきた。今月に入ってからは、毎週のように雪が降っている。
あれからというもの、私は未だにジョセフさんと会わず、連絡も取っていなかった。佳奈ちゃんの言ってた通りに、いつの間にか一飜市を出て行ったんだと思っていた。
結局、今度も前に進むために、「思い出」を断捨離したんだな……。
{character:店员}お待たせいたしました。こちら商品になります。こちら、ご自身でお持ちになりますか。よろしければ、無料の配送サービスはいかがでしょうか。
{character:player}いえ、結構です。自分で持って帰ります。……自分の手で渡さないとプレゼントにならないし。
クリスマス・イブ。たしか去年の今日は、ジョセフさんがサンタさんのコスプレをして、日付が変わるタイミングでヘリから神社にジャンプして、私たちにビッグサプライズをしたなぁ……。
そのせいか、一姫は今年もこういうサプライズを期待しているらしい。飼い主としてその期待に応えなければ……と、数日前から準備を始めた。サンタになるためにはお金も結構かかるし、ヘリやジャンプはさすがに無理だけど、みんなが喜んでくれればそれでいいや。
あなたもきっとそう思うよね、ジョセフさん。
正直に言うと、私は彼のように気前がいい人間じゃない。こんなことをするのは、自分をごまかすためだった……彼がまだここにいるという錯覚をするために。
{character:圣诞老人}Merry Christmas!素敵な夜を過ごせよ!My Friend!
{character:player}ありがとう、あなたも。
……よし、ジョセフさんのことを考えるのは一旦やめよう。私はサンタさんなんだから!笑顔!笑顔でいなくっちゃ!
{character:圣诞老人?}こんな日に、なんか考え事でもしてるのか、HAHAHA!
あれ……?何だろう、この聞き覚えのある笑い声は?
振り向けば、さっきのサンタさんは白い付けひげを取って、見る人を安心する爽やかな笑顔を浮かべている。
{character:约瑟夫}よう、久しぶりだな!クリスマスだぜ、元気出せよMy Friend!
{character:约瑟夫}……
私はすぐに現実だとは思えず、彼の上がった口角をつまんで引っ張ってみた。
{character:约瑟夫}なんだ?何をやっているんだ、My Friend?
{character:player}いや、夢なんじゃないかと。
{character:约瑟夫}それは自分の顔をつまむやつじゃないか!HAHAHA!それに、全然力が入ってないぜ!
{character:player}そっか、じゃあ遠慮なく……。
{character:约瑟夫}Ow!?いだだだ……Give up!Give——up——!
{character:约瑟夫}痛かったぜ……Friend、本当に遠慮せず来るとはさすがだ……
{character:player}まぁ、一応お仕置きもかねてですけどね。
{character:约瑟夫}おしおきって?
{character:player}だって、……まぁそれは置いといて。一飜市を出て行ったんじゃなかったんですか?わざわざ戻ってきたのは、クリスマスを祝うため?
{character:约瑟夫}出て行った?何の話だ?
その日、雀卓であった会話をジョセフさんに話した。彼は苦笑いしてこう言った。
{character:约瑟夫}なるほどな。確かにうちの嬢ちゃんの言う通り、俺を誘ったのは俺の旧友だった。向こうに行って昔話もしたし、番組のキャストとしてしばらく参加したのも本当だ。でも、移籍だけは誤解だぜ。
{character:player}いきなり何ヶ月も姿を見せなくなって、連絡の一つもよこさなかったんだよ?誰でもあなたはもう戻ってこないって思うでしょうが!
{character:约瑟夫}それはすまなかった、My Friend。でもわざと連絡しなかったわけじゃないんだぜ。とある遠洋でのロケでちょっとした事故が起きて、俺とスタッフたちは無人島に漂流したんだ。その時電子機器が全部海水でダメになっちまってな。
{character:约瑟夫}そこで何ヶ月か漂流生活をして、やっと近くを通った舟に拾われて、陸に戻れた。戻ってすぐここに帰るつもりだったが、旧友がお詫びにもう少しもてなすと言って聞かなくてな、それで今になったってわけだ。でもまあ、クリスマスに間に合ってよかったぜ。
{character:约瑟夫}……
{character:约瑟夫}……信じがたい話だとは思うが、これマジなんだぜ?My Friend。
{character:player}まぁ、信じますよ。こんな大変なことを軽く冗談めかして言うあたりは、やっぱりジョセフさんらしいですね。
他の人に言われたら、おちょくられてるのかと思う所だ。でもこいつならまぁ、仕方ないなって思っちゃうな。
{character:player}でも、せめて陸に上がったら電話くらいして下さいよ。
{character:约瑟夫}いや、余計な心配かけるより、会って笑い話にしちまう方がいいかと思ってな。
{character:player}まぁ、考え方はわかりますけど。っと、そろそろ時間だ。一姫が待ってるので、とりあえず神社に行きましょう。
{character:约瑟夫}OK!俺もちゃんとプレゼントを用意してるぜ。あいつらの驚いた顔、見るのが楽しみだ!
{character:约瑟夫}そういえばMy Friend、おまえにもプレゼントを用意したかったんだが、何にしようか迷って決められなくてな。なんか欲しいモンはないか?長いこと心配かけちまったからな、なんでも言ってくれ!
{character:player}と、とりあえず、歩きながら話しましょうか。
{character:player}……ってことは、最初から向こうの会社に行くつもりはなかったんですか?
{character:player}あっちのオーナーさんが結構有能で、あなたを行ったことない所にも連れていけるんじゃって佳奈ちゃんが言ってました。興味を引かれたりはしなかったんですか?
{character:约瑟夫}いやー、今回の事故であいつも懲りたのか、冒険番組からは完全に手を引くつもりらしい。たとえ俺がいくら興味を持ってたとしても、それじゃしょうがないよな。
{character:约瑟夫}それに比べると、やっぱりうちのボスは度量が違うぜ。俺がなにをやらかしても、やりたいようにやらせてくれる。まだ行けていない場所へ行く時も、ちゃんと話を通してくれるしな。
{character:约瑟夫}それに何年もここで暮らしてるからな。おまえらとの付き合いはそうそう捨てられるもんじゃない。
{character:player}……そういう付き合いが、ジョセフさんの負担になってませんか?あの宝物たちみたいに。あなたが本当に欲しいものを追い求めるのに邪魔になるような……。
{character:约瑟夫}なぁに言ってんだ、My Friend。はぁ……すまん、ちょっとタバコ吸うぜ。
ジョセフさんは一旦足を止めて、一飜市の港がある方を向きながらタバコに火を点けた。
{character:约瑟夫}あのな、俺は過去を捨てなければ前に進めないと確かに言った。でも、全ての過去がみなそうだという訳ではないぜ、My Friend。
{character:约瑟夫}Grandpaが言ってたんだ。舟が安心して海に出られるのは、帰れる港があるからだってな。
{character:约瑟夫}俺にとっての一飜市は、その港だ。俺がどこに出かけようと、ここには俺を待ってくれて、歓迎してくれる人たちがいる。だから俺は絶対にここに帰ってくる。
つくづく言葉の力は不思議だよな。たった少しの言葉だけで、ここ数ヶ月浮き沈みの激しかった心を楽にしてくれた。いや、言葉の力というより、この人が持つ誠実さによるものが大きいのかもしれないが。
{character:约瑟夫}それに、「トレジャーハンター」の続編を一緒に見る約束だってあるぜ?
{character:player}ふーん。じゃその約束を果たしたら?
{character:约瑟夫}その時にゃまた別の約束が出来るさ、My Friend。
神社の鳥居前に着くと、中からご飯のいい匂いと共に、賑やかな笑い声がした。
{character:player}結構人がいるみたいですね。さぁ、早く入りましょう。
{character:约瑟夫}Wait!その前にMy Friendよ、欲しいプレゼントはもう決めたか?
{character:player}ああ。そっか、その話がありましたね。
{character:player}でもそれって、普通は贈る方が考えるものじゃ?まさか……何をプレゼントすればいいか思いつかない、なんてことはないですよね?
{character:约瑟夫}HAHAHA!俺が決めていいってことだな!俺の性に合ってるぜ!
{character:约瑟夫}じゃ、そうさせてもらうぜ。おまえには「招待」をプレゼントしよう。もし時間があれば、俺と一緒に冒険に出ようぜ。
{character:player}うーん……いいですけど、でもどうして?
{character:约瑟夫}いきなりだと思うよな。俺も無人島でいきなり思いついたんだ。
{character:约瑟夫}あの島で面白いものをたくさん見てな。おまえ、俺のコレクションを見たかったって言ってただろ?だったらコレクションなんかよりも、大自然の中、その目で宝物を見たほうがいいんじゃないか……って思ったんだ。
{character:约瑟夫}だからFriendよ、今度俺のPartnerとして冒険に出るという誘いを、プレゼントとして受け取ってくれないか?
{character:player}……うーん、変なハプニングに見舞われないって保証つきなら、いいよ。私は何ヶ月もサバイバルする自信はないからね。
{character:约瑟夫}HAHAHA、初心者にも優しいルートを考えてやるから、安心しな!さ、中に入ろうぜ。あいつらの喜ぶ顔、早く見たくて待ちきれないぜ!
{character:player}待って、まだ言ってないことがある。
もうちょっと早く言えばよかったのに、タイミングがなかった。
一番最初にこの人と再会したんだから、一番最初にこの言葉を言う資格は私にあるはず。
{character:player}お帰りなさい、ジョセフ。
{character:约瑟夫}……HA、HAHAHAHA!ただいま、{var:player_nickname}!
奇跡の星空
契約を結ぶことで開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 12, Scenes 337, Choices 4, Endings 0
私は今、落下している。
「落ちる」という感覚が、こんなにも矛盾したものだとは思っていなかった。両手両足を大きく伸ばした自分の体はまるでひとひらの葉のようで、そよ風程度の弱い風でも簡単に影響を受けそうだ。
しかし、その風がいくら強くなったとしても、私の体を持ち上げることはできない。ただ私を「飛んでいる」気分にさせるだけだ。私がいくら頑張ろうとも忌々しい万有引力に引っ張られ、下へ下へと重い空気の海をかき分けながら沈んでいく。
せいぜいビルの上の遊園地でやってるバンジージャンプくらいだろうな、と思ってた飛び降りる前の自分を殴りたい。
比べる次元のことではない。無重力状態の中、麻痺したままだった聴覚が段々と戻ってくると、風のささやく声が未だかつてない存在感をもって脳に響く。
……もとい、ヘッドセットをしているので、ささやきに聞こえた風の声は、実際は風の咆哮と言っていいものだっただろう。
そしてこの音すらも突き抜けて私の耳に届くのは、私を後ろから抱きしめているこの男の声だ。
{character:约瑟夫}Are you OK!?Partner!
正直に言うとOKな訳がない。でもその声を聞いて、少し安心した。
そう、私は今ジョセフと四桁の高さの空から落ちている。今回の冒険では、目的地に飛行機やヘリが着陸できる場所がなかったので、ジョセフの発案で二人でスカイダイビングして降りることにした。
{character:约瑟夫}落ち着いてるじゃないか!My Partner!大声で叫び散らかすんだろうと思ってたがな!
落ち着いてる訳ではない。このスピードで落下してる時に口を開きでもしたら、キンキンに冷えた風を喉に詰め込むのが関の山だ。だから、叫ぶどころかまともに口すら開けないってだけ。
そして目を閉じたのも失敗だった。何も見なければ落ちる恐怖が薄れると思ってそうしたのだが、暗闇の中で無重力状態を味わうのは、ただ墜落するのとはまた別の、そしてそれ以上の恐怖があった。
{character:约瑟夫}ヤッホー!ほら見ろ、この美しい空の景色を!
見ろって言われても……。少しだけならいける……か……?
……いや、ダメだ。この状況で高速で迫り来る景色を見でもしたら、今にも飛び出しそうなこの心臓は絶対に保たない。
せっかくこんな高い空にいるのに、この景色を見逃してはもったいなさすぎるよな。ジョセフもついてるんだから、危険な目には遭わないはずだし。ちょっとだけ見てみようか……。
{character:player}うぅ……。
ダメだった。ゴーグルを着けてはいたが、着け方が甘かったのか強い風が入り込み、痛くてまぶたを開けられない。
着地までは、やはりこのままでいよう。
{character:约瑟夫}そろそろパラシュートを開けるぞ! Are you ready!?
パラシュートが展開する爆音がしたかと思うと、体全体がぐっと上に引っ張られる感覚がした。落ちるスピードがゆっくりになり、体の自由が戻る安心感すら湧いて来た。言うまでもなく、パラシュートを操作しているのは私じゃないんだけどね。
{character:约瑟夫}Welcome to 大自然、My Partner!
文字通り地に足が付いたところで、私はようやく目を開けた。一面の緑が視界を埋め尽くしている。優しい色だというイメージがあったグリーンはどれも強烈な存在感を放ち、私を不思議な感覚にさせた。
本当に、テレビでしか見たことのない原生林に着いたんだ……。でも周囲を取り囲む草木を見る前に、私は頭上の青い空を仰いだ。
{character:约瑟夫}どうした?降りる時に忘れ物でもしたか?
{character:player}いや、ちゃんと空の景色を見られなくて、もったいなかったなぁって。
スカイダイビングの恐怖が少し薄らいで来たところで、私は今更ながら後悔した。
{character:约瑟夫}HAHAHA!だったら、帰りの時もダイブして神社の奴らにサプライズするか?
{character:player}それは……、その時になったらまた考えよう。
いざその時になったら、自分は絶対「やめよう」って言うだろうな。今でも足がガクガクしてるし。みんなの前に降りた時に、一姫にこんな姿を見せでもしたら、飼い主の威厳がパーになるじゃないか。
もし今回の冒険で私がジョセフのように勇敢になれたら、帰りはその提案を採用しよう。一応、一応ね?私の可能性を信じてみようって意味で、今すぐには断らないでおくのがいいよね!
{character:约瑟夫}じゃ、そろそろ出発するか!まずは、この辺をちょっと見ていくか?
{character:player}ちょっと待って。
私はまず足で地面を踏んでその感触を確かめ、それから身をかがめて土に触れてみた。
昔行ったことのある田舎の土に似た感覚ではあるが、その時よりももっと柔らかい。ましてや普段踏みしめているコンクリートの地面に比べたら、「自然の母性」と言うべきものを感じられる。
私は思わず感服した。
{character:player}本当にこんな森に来てるなんて……なんか、なかなか実感が湧かないなぁ。
{character:约瑟夫}ま、昨日までそれこそコンクリートジャングルにいた訳だしな。少し時間をかけて、この環境に慣れようぜ。
{character:约瑟夫}俺の真似をしてみろ、Partner。両手を伸ばして、そう、5本の指までしっかり伸ばすんだ。そして目を閉じて、このまま周りを「感じる」んだ。
{character:player}周りを「感じる」?どういうこと?
{character:约瑟夫}ちょっとした儀式さ!新しい場所に来た時は、無闇に動き回るよりも前に、その場所に馴染んでおいた方がいいぜ。
意味はよくわからなかったけど、ジョセフの言う通りに両手を伸ばし、目を閉じた。
{character:约瑟夫}視覚を遮断しても、何も感じられなくなる訳じゃないぜ。何も見えなくなった代わりに、おまえはリラックスできて、余計なことを考えずに済むようになる。おまえの肉体も、周りの環境をより純粋に感じられるようになるんだ。
{character:约瑟夫}よく聞いて……感じて……そして一体になる……
{character:约瑟夫}よく聞いて……感じて……そして一体になる……
様々な音が聞こえてきた。動物や植物たちの鳴き声、動く音、息遣い。
そして、何とも言いがたい、全てが混ざったような匂いを嗅いだ。
{character:约瑟夫}初めはどうすればいいかわからなくなるかもしれないが、それはごく自然なリアクションだ。落ち着いて指を動かしてみろ、何か掴めないか?
{character:player}掴むといっても……あ、この風は気持ちいいかも。
小高い丘に立っているからか、そよそよと吹く風が指の間をすり抜けていく。深呼吸してみると、心地良い涼しさが体中を巡った。
そのうち、誰かに両手を引っ張られ、泥沼から救け出されるような感覚に陥った。不思議と、私はこれが何を意味するのかわかった。
文明社会の中で生きてきた一人の余所者が、段々と野生の色に染まる感覚だ。
{character:player}すこし、走ってみない?ジョセフ。
気付くと、私はとにかく駆け出したいと思った。どこかの目的地を目指したい訳ではなくて、何でもいいから足を動かしたいという強い気持ちだった。
{character:约瑟夫}HAHAHA!心のエンジンに火がついたか?Partnerよ!
{character:player}エンジン……そう、その通りだ。これ以上にぴったりの表現はない!
ジョセフの言う通り、私の心臓はスカイダイビングの時よりも激しく脈動している。この焦燥感を抑えるには、今すぐ走り出して、全身に満ちたエネルギーを発散するしかないと思った。
{character:约瑟夫}なら、思いっきり走ってみるがいい!おっと、その前にそいつを俺にくれ。おまえの体力でこれを背負って走るなんて出来ないだろうしな。
ジョセフは私の荷物を片手で受け取り、軽々と肩にかついだ。
{character:约瑟夫}これでより翼が軽くなったんじゃないか?My Partner!
{character:乔治}キキッー!
いつの間にやらその辺を飛んで戻って来ていたジョージも、ジョセフの言葉に同意するように高く鳴いた。そして、すぐさま高く飛び上がった。それを見たジョセフは、口笛を吹いて後を追い始める。
{character:约瑟夫}俺らも飛ぼうぜ、相棒よ!Let's……
{character:player}Adventure!
ジョセフの番組でお馴染みの決め台詞を合図に、私たち二人と一羽は森の中でレースを始めた。
笑って走りながら、意味もなく大声を張り上げる私たちに、驚いた森の動物たちは逃げ回ったり、隠れて私たちを観察したりしていた。
先住民たちに申し訳ないとは思うが、今私は思いっきりこの解放感と楽しさを享受したかった。それに、ジョセフはこうも言っていた。
{character:约瑟夫}クレイジーな自分を抑えるな。この大自然の中じゃ、自由こそがルールだぜ。Be yourself!
{character:player}だったら疲れ果てるまで、走ってみよう!
そして、体力が尽きるまで走った私は地面に倒れ、大きく息を吐いた。
{character:约瑟夫}どうだ!初めてのワイルドランは?
{character:player}つ、疲れた……でも気持ちよかった!
{character:约瑟夫}HAHAHA!だったらいい!ほらよ、俺の手を掴め。横になるのは気持ちいいが、すこし歩いてから休憩する方が心臓にいいんだぜ。そうそう、ゆっくり立つんだ。
{character:player}ありがとう。普段から一緒に運動してたおかげなのか、初めて山に行った時よりは大分体力がついた気がする。前の私ならそのまま倒れてたよ。
{character:player}はぁ~。やっと落ち着いてきた……と思ったら、ふわぁ~~……なんか眠たくなってきたな。
{character:约瑟夫}いいじゃないか!外で目一杯遊んで、疲れたらそのまま寝る。朝起きたら、また元気いっぱいの新しい1日を迎えればいい。
{character:player}来たばかりだし、今寝ちゃうのはもったいないよ。そうだ、喉も乾いたし何か飲もうよ。ちょうどソーダがあるよ。
{character:约瑟夫}いいな!お?これうちの嬢ちゃんがCM出演してるやつじゃねぇか。一飜市市内にあった在庫は全部ファンがを買い占めたって噂だったのに、よく手に入れたな。
{character:player}まぁね。先日麻雀一緒に打った時に貰ったの。飲んだら宣伝してね~って言われたけど、あの勢いじゃ最早いらないよね。
{character:约瑟夫}プハァー。汗を流した後の一杯は沁みるぜ!あのCMのキャッチコピーは何だったかな……そうだ、カロリーゼロストレスゼロ、この甘酸っぱさ、初恋味!ってな!よっしゃあ、乾杯するぜー!
{character:player}後半全然違うじゃん……知られたら怒られちゃうよ。
{character:约瑟夫}知られなければ問題ないぜ、HAHAHA!
{character:player}けど、折角の原生林なのに、なんか味気ないな。ソーダは確かに美味しいんだけどさ、こう……大冒険!て感じが足りないというか。
{character:约瑟夫}だったら、あの辺りで水を汲んでみるのはどうだ?
野外で水汲みか。確かに冒険感はあるよな……
{character:player}でも……やはりいいや。ソーダでも十分美味しいし。
{character:player}川から水を汲んで飲むってのは、確かに冒険はあるけど、濾過とか消毒とか色々面倒くさそう。まあ、テレビで見ただけなんだけどね。
{character:约瑟夫}ほう?冒険のために予習して来たようだな、Partnerよ。その通りだ。自然の中じゃ、特に食品衛生に気を付けなくちゃいけねえ。普段なら何でもない下痢でも、脱水症状まで発展したら大変なんだぜ?
{character:约瑟夫}俺でさえ、撮影以外では安全な食べ物を常備してる。
{character:player}そうなんだ。野外で自給自足をしてるんだと思ってた。
{character:约瑟夫}そういうのにこだわった時期もあったが、痛い目に遭ってな。それから、自然との賢い付き合い方を頭に叩き込んだぜ。
{character:约瑟夫}現代文明に飼い慣らされた俺たちには、野生の動物のような強い適応力を備えていないから、自分の体は自分で守るしかない。おまえは正しい選択をしたぜ、My Partner。
{character:player}いやいや、そこまで考えてなかったけどね。ただでさえ喉が死ぬほど乾いてるのに、そんな手間暇かけてられないなって思っちゃっただけで。ま、現代文明に乾杯ってことで!
{character:约瑟夫}おう!
{character:player}せっかくだし、試してみてもいいんじゃない?近くに川があるの?
{character:约瑟夫}ジョージがいるんだぜ?水場を探すのに大した手間はかからないさ。そうだろ、相棒?
{character:乔治}キキーッ!
{character:约瑟夫}とはいえ、殺菌消毒の手間はかかるけどな。
{character:约瑟夫}動物たちが飲んでる水は大体綺麗だが、野生動物の消化器系は俺らよりずっと細菌に強いから、慎重に慎重を重ねる必要があるんだ。
{character:player}そっか。そういえば、前にジョセフの番組でもこういう話してたよね。野外での下痢は脱水の危険があって、生命の危機にも繋がるって。
{character:约瑟夫}その通りだ。だから野外の水は基本的に飲まない方がいい。でも万が一飲む以外に方法がない時は、比較的安全なやり方もあるんだぜ。
{character:player}安全なやり方?どんなの?
{character:约瑟夫}簡単さ。野外の水は綺麗だとは限らないが、人の体内にある水分、もしくは体液は基本的に綺麗で安全だぜ。
{character:约瑟夫}……。
ジョセフは爽やかな笑顔で親指を立てながら、想像もしたくない答えを教えてくれた。それが出鱈目ではないことは伝わるし、本気で言ってるのがわかるからなおさら……。
{character:player}やっぱいいや。今言い出したことは忘れて。カロリーゼロストレスゼロ、この甘酸っぱい初恋味に乾杯しよう!
{character:约瑟夫}おまえのほうこそ怒られるんじゃないか?
{character:player}聞かれなければ大丈夫ってことよ。現代文明に乾杯!!
人としての一線を越えるのは、私にはまだ早いと思った。本当に本当の非常時でもなければ、今後野外で汲んだ水を飲むのはやめておこう。
{character:player}うーん。なんか喉が潤ったら、お腹が空いてきた気がする。
{character:乔治}キュ~……
私だけじゃなくて、ジョージもさっきほど元気じゃなさそうだ。木の上に留まって、周りをキョロキョロと見渡している。多分、餌になるものを探してるんだろう。
{character:约瑟夫}そうだな。そろそろ昼飯時だし、先に何か食べてから冒険を続けよう。何が食べたい?
{character:player}こういうところに来るからってことで、乾パンとかクッキーを持ってきたよ。
{character:约瑟夫}Nice。軽くて乾燥した食べ物は冒険に最適だ、正しい選択だぜ。
{character:约瑟夫}次はジャーキーやドライフルーツなんかも持ってくるといいぜ。栄養たっぷりで体にいいってのもあるが、味のある食べ物を食べると気分がよくなるしな。心のケアも冒険には必要だ。
{character:player}なるほど。いかに重量を削るかばかり考えてたな。今度はそういう食べ物も持ってくるようにするよ。でもジャーキーなら、ジョージのためにちょっと持ってきたよ。
{character:player}ジョージ~!ほら、ご飯だよー!
{character:乔治}キキッー!
ジョージはシュッとジャーキーを獲り、嬉しそうに私の肩の上で跳びはねた。
{character:约瑟夫}HAHA、我が相棒よ。あっという間に元気になったじゃねえか。……おまえにもすっかり懐いたようだな。
{character:约瑟夫}まぁ、相棒だけいいもの食ってるのも侘しいし、俺らもピクニックといこうぜ。
そう言ってジョセフはバックパックから肉の缶詰をゴトゴト言わせながら取り出した。変な話だけど、なんて美味しそうな音なんだと思った。
{character:player}こんなにたくさん持って来たの!?牛肉に豚肉、それにスープにスイーツまで?すごい、味も色々ある!
{character:player}でも、まだ初日なのにこんなに食べていいのかな?今日の夕食や、明日のぶんだって考えないといけないし、もう少し節約したほうが……。
{character:约瑟夫}安心しな、缶詰ならまだまだあるぜ。
自分の言葉を証明するかのように、ジョセフは缶詰を一個、またもう一個と取り出した。その手法はまるで手品のようだ。
{character:player}ちょ、待て待て。こんなにたくさん、どうやって持ってきたの?変な魔法でも使った?
{character:约瑟夫}魔法も何も、ベテラン冒険家はみなパッキングのためのノウハウを持ってるというだけさ、My Partner。
{character:player}ノウハウだけでどうにかなる量じゃない気がするんだけど……今のどうやったの?もう一回見せて?
{character:约瑟夫}OKだぜ〜。
ジョセフは手をバックパックに突っ込んだが、特に変わった動きもなく、取り出した手には新しい缶詰が握られていた。ますます手品のようだ。
{character:player}どういうことだってばよ……。
{character:约瑟夫}細かいことは気にするな、My Partnerよ。俺が何でも入る魔法のバックパックを持ってるってことにしといておけばいいぜ。HAHAHA!!!
……私たちの世界にそんな便利なものはないと思うんだけど。
{character:player}まぁいっか、お腹も空いてることだし、そういうことを考えるのはやめよ。……ん!ポーク缶うまっ!
{character:约瑟夫}そうさ!食べられる時は好きなだけ食べればそれでいい!それにたとえ缶詰を持って来てなくても、食べ物の心配だけは無用だ。この大自然の中ならな。
{character:player}ふむふむ。まぁ私も、たくさんの野生動物がいるんだし、食べ物が足りなくなることはないだろうなと思ってた。
{character:约瑟夫}だろう?そうだ、後でこの辺りに自然の恵みが転がってないか、探してみないか?
{character:player}自然の恵みか……
{character:player}じゃあ、今夜何か探してみようか。例えばキノコとか……って、自生してるキノコは流石にやばいか。
{character:约瑟夫}キノコを見分ける方法は無いかもしれんが、果物とか、比較的安全な食べ物もあるぞ。食べ終わったら今夜の献立を歩きながら考えようか。
{character:player}そうしよう。ジョセフ、食べ物を探す時は、水みたいに何か気を付けた方がいいことってある?
{character:约瑟夫}Let me see……俺の個人的な経験の限りでは、特に無いな……強いて言えば「グリーンアイ」を避けた方がいいくらいか。
{character:player}グリーンアイ、というと、緑の目?何それ。
{character:约瑟夫}昔食べたことがあるんだが、今でもあれは何だったのかわからないぜ。名前も記憶の中のアレの見た目から取ったんだ。
{character:约瑟夫}その時の俺は、荷物を全て無くしていて、それを食べなきゃ飢え死にするところだった。食べて空腹が満たされた所までは良かったが、しばらくパニック状態に陥った。
{character:约瑟夫}その日どうやって近くの村までたどり着いたのかも覚えてないが、村人は「アンタ数日間ずっと高熱が下がらなかったし、うわ言も言ってたぞ」て言ってたな。あとその間、寝てる時はずっと悪夢を見ていた。夢の内容は、恐らく俺の脳の防衛反応で忘れたんだろうが、なんとも言えない何かをずっと咀嚼し続けていたことだけはわずかに覚えている。
{character:player}……え、何それ。怪談か何か?
{character:约瑟夫}そう思ってくれた方がマシかもな。まぁそんな訳で、あれからはいかなる時も理性を保った方が自分の為になるってちゃんと学んだぜ。生きるためとはいえ、何でも構わず食べてたら死ぬよりもひどい目に遭うかもしれないからな。
それを聞いて、なんとなく手に持ってる乾パンがより一層不味くなった気がした。
ジョセフはごく簡単に言ったつもりかもしれないが、あらゆる極限に挑むことの出来る勇敢なる大冒険家の彼が顔を青くして言ったというだけでも、「グリーンアイ」がどれだけ恐ろしい「食べ物」かを想像できた。
なんなら自然の恵みを探すのも尻込みしてきた……。
{character:乔治}キキッ、キィーッ!
{character:约瑟夫}HAHAHA!まだ時間はたっぷりあるから焦らなくていいぜ、相棒!それで、My Partner。午後はジョージの里帰りに付き合ってくれるか?
{character:player}だったら今から探しに行かない?
ジョセフの話を聞いて、私も興味が湧いた。
{character:player}少し食べてお腹もふくれたし、今夜のために早めに準備してもいいんじゃないかな。
{character:约瑟夫}OKだ。この先から水流の音がするから川があるはずだ。そこから探してみるか。
なんていい耳なんだと思いつつ、ジョセフの後について長い川まで来た。水面下には、動く影がちらほら見える。
ジョセフがその場で作った簡易的な釣り竿を手に持って、私たちは川辺の足が滑らなさそうな石に座り、釣りを始めた。
{character:player}なんか……思ってたよりずっと地味だね……。
{character:player}こんなに魚が泳いているのに、餌に食いつくのが一匹もいないとは。
{character:约瑟夫}まだまだこれからだぜ、My Partner。こういう野生の環境の中に生きてる動物は警戒心が強い。狩人が獲物を見る時、獲物も狩人を観察しているんだぜ。
{character:player}そうなんだ……ん?おお?これは警戒心の薄いやつがかかったんじゃないか?ジョセフ!ヒットヒット!
私は釣り竿を強く握った。水の中にいても引っ張る力は強い、気をつけないと糸が千切れてしまいそうだ。
数度に渡って格闘し、向こうの力が弱まったタイミングで私は釣り竿を思い切り上へと引っ張り上げた。しかし、獲物の姿を見る余裕もないまま、パチンという大きな音と共に、釣竿の先端が消えてなくなった。
{character:player}ジョセフ、今のは……魚が竿を噛みちぎったのか……?
{character:约瑟夫}そうだぜ、My Partner。野生の動物は生きることに全力なんだ、逞しいだろう?
{character:player}逞しいっていうより凶暴すぎないこの魚?あーあ、私の釣り竿が……。
もっとイラつくことに、その魚は水面から顔を出すと、見せつけるかのように千切れた釣り竿の先端をポイッと吐き出した。でもその一瞬、あいつの口に細長くて鋭い牙がびっしりと生えているのが見えた。
{character:player}なんだあの牙!あんな魚釣ってられるか!
{character:约瑟夫}諦めたら試合終了だぜ、My Partner!
{character:player}え?私、魚と試合してたの……?
{character:约瑟夫}狩りも生存競争の一種だぜ。ジョージ!俺に合わせろ!
{character:乔治}キキッー!
{character:约瑟夫}見てろよMy Partner!魚取りもノウハウがあるんだぜ。まずは「ホークアイ」で魚をよーく狙うんだ!
{character:player}お、おう。
ジョセフも上空にいるジョージも息を詰めて水面下の動きを注視している。その気迫は、私まで息をするのを忘れたほどだ。
{character:乔治}……キィ——!
{character:约瑟夫}今だ!「ベアーズパワー」!
ジョセフは木の棒を大きく振り下ろし、爆音と共に水中から数匹の魚を空中に飛ばした。そして彼が空に向けて手を伸ばすと、二匹の魚が彼の手に掴まれた。
{character:约瑟夫}最後は「パンサーズスピード」で掴む。どうだ、出来そうか?My Partner!
{character:player}うん、これは無理ゲー。
できるわけなかろうて。「勢いが大事」てことくらいしかわからなかった。
{character:约瑟夫}ま、何回か挑戦すれば出来るようになるぜ。夕食用にするつもりだったが、新鮮な今のうちに食べよう。ちょっと火を起こしてくる。
{character:player}いつかジョセフみたいに、20時間歩き通しでも疲れなくなったら、その時試してみるよ……。
もぐもぐ。うまっ!!この魚、見た目は凶暴だけど味は抜群だ。塩を付けずに焼いたけど、十分美味しい。これが自然の恵みってやつかぁ……後でジョセフに頼んでもう少し獲ってもらおう。
{character:乔治}キキッ、キィーッ!
{character:约瑟夫}HAHAHA!まだ時間はたっぷりあるから焦らなくていいぜ、相棒!それで、My Partner。午後はジョージの里帰りに付き合ってくれるか?
{character:player}里帰り?もしかして、この森って……
{character:约瑟夫}そう、俺とジョージが最初に出会った森だ。そして、俺が初めて冒険に出た場所なんだぜ。
{character:player}ってことは、ここが……ジョセフの、原点。
{character:约瑟夫}Yes。ここが俺の冒険人生の原点にして、「大冒険家ジョセフ」の原点だぜ。
{character:player}それは……なんか、光栄だね。私の初めての冒険も、大冒険家のジョセフと一緒なんてさ。
{character:约瑟夫}光栄か……HA、HAHAHAHA!
{character:player}なに笑ってるの?私なんか変なこと言った?
{character:约瑟夫}いや、嬉しいと思っただけだ。おまえがここを気に入ってくれて。
{character:约瑟夫}おまえとの冒険でどこへ行くのがいいか、結構悩んだんだけどな。最終的にここに決めたのは、俺がこの場所のおかげて冒険を好きになったからだ。
{character:约瑟夫}ここはそこまで刺激的ではないかもしれないが、俺にとっては最も大事な場所だ。そして鑑賞会の夜のように、俺の言葉を理解してくれたおまえなら、俺が当時ここで何を思い、何を感じたかを理解できると信じている。
{character:player}……君の「思い出」の場所に連れてきてくれて、ありがとう、ジョセフ。私もここが好きになったよ。
{character:约瑟夫}ならよかった、My Partnerよ。さぁ、ジョージの野郎が待ちくびれたようだ。早速出発しようか、こいつの故郷へ。
{character:player}行こう。案内よろしくね、ジョージ。
{character:乔治}キキッ!
ジョージの先導で、私たちはタカの群れの縄張りの近くまで来た。ジョージの同胞たちを驚かせないために、私とジョセフは遠くから双眼鏡でタカたちが戯れる姿を拝んだ。その後、私たちはジョセフがお世話になった村を訪ね、村人から特産品を買って夕食にした。
そんなこんなで、日が西に沈んだ。私たちは森を貫く川に沿って前進し、空まで届かんばかりの大木の根元を今夜の寝処に決めた。
{character:约瑟夫}こんな所でいいのか?My Partner。
{character:约瑟夫}村のベッドは町のよりは硬いだろうが、こんな外よりはマシだと思うぜ?
{character:player}マシも何も、これは冒険なんだから、外で寝る方が雰囲気が出るでしょ。それより火を起こさなくていいの?動物に襲われたりしない?
{character:约瑟夫}安心しろ。何か起きたとしても、俺がおまえを起こして一緒に逃げれば済む話だ。ガイドとして、おまえの安全は俺が守るぜ。
{character:约瑟夫}それに、俺にとってこれは自然に対する礼儀なんだ。森の動物たちは火を怖がる。余所者の俺たちは、ここの主人であるやつらを驚かすような真似をすべきじゃない。
{character:player}確かに、そうだね。
百戦錬磨のベテラン冒険家が自然への礼儀を示している以上、新人である私も大先輩にならった方がいいよな。
{character:player}それにしても、森の夜ってこういう感じなんだね。すっかり真っ暗になるもんだと思ってた。
{character:约瑟夫}意外に明るいだろう?おまえの顔もはっきり見えるぜ、HAHAHA!
{character:player}私も、ジョセフの顔がはっきり見えるよ。月の光のおかげなのかな。
{character:约瑟夫}月と、その周りで数え切れないほど瞬いているあいつらのおかげさ。人工の灯りがなくても、自然の灯りが俺たちを照らしているんだ。ほら、今日は空気がよく澄んでいるから、まぶしいくらいに明るいぜ。
ジョセフの指が指す方を見てみると、そこには綺麗な夜空に輝く星々が繋がってできた銀河があった。
こんなに澄んだ星空は、工業文明に浸食されていないこういう場所でしか見れないだろう。綺麗すぎて、目を逸らすのはもったいない。
{character:player}それにしても、空の色がイメージとだいぶ違うね。
目に映っている夜空は、いつも見ている青みがかった黒とは違って、なんとも言えない色が混ざっているように見える。
その時、私は昔読んだ本の一節をふと口にした。
{character:player}二人が牢屋の窓から外を眺めると、一人は泥と草を見下ろした……。
{character:约瑟夫}そしてもう一人は、満天の星を見上げた。
{character:player}あはは。おかしいな。この話、今と全く関係がないのに。
{character:约瑟夫}この星空を前にしたら、星に関する言葉を思い浮かべて口に出しても、全然不思議じゃないぜ。意味なんて気にしなくていい。
{character:player}ジョセフもこういうことしたりする?
{character:约瑟夫}いつもやってるぜ。
{character:约瑟夫}俺は星を見るのが好きだ、My Partner。冒険する度に、このように地べたに座って星空を仰ぐんだ。何も考えずな。
{character:约瑟夫}現実も、将来も忘れて、何なら目の前の光景を賛美することすら忘れる。それだけで、気分が良くなるぜ。
{character:player}そうか……そうだね。何も考えずに、ただ見ていればいいんだ。
この星空を見ていると、ジョセフの言う頭が空っぽになる感覚ががなんとなくわかる気がして来る。
{character:player}天の川って長いんだね。どこまで続くんだろ。
{character:约瑟夫}HAHA、そうだな、どこまでだろうな。俺も時々そういうことを考えながら、その軌跡を追うようにして前に進んでるぜ。
{character:player}前に進んだら、何が見えるのかな?
{character:约瑟夫}さあな。冒険はいつも未知で溢れている。それでも俺は前に進むのさ。もっとも、星の光に惑わされてるのかもしれないがな!
{character:player}そういう風に進んで、宝物を見つけてきたのか。ジョセフって、いつもそうやって宝探ししてるんだね。
{character:约瑟夫}HAHAHA!そう思ってくれて構わない。ま、大抵は何も見つからないけどな。
{character:player}そうなんだ。……そういう時は落ち込んだりしない?
{character:约瑟夫}そりゃするぜ。俺だって人間だからな、辛い時は辛いぞ。
{character:player}でも、足を止めたりはしないんだよね?ずっと、ずっと前へ進んでいくから。
{character:约瑟夫}おう?なんでそう思うんだ。
{character:player}だって……ずっと星を見てるから。
{character:约瑟夫}……フフ、HAHAHAHA!やはりおまえは俺を理解してくれる人間だ、My Partner!
理解っていうより、ジョセフが立ち止まってる姿が想像できないってだけなんだけど。
{character:player}この世で一番自由な人だし、どれほど困難な道ならジョセフの歩みを止められるのか、想像もできないよ。
{character:约瑟夫}実際に止まってないしな、HAHAHA!星空も、旅も、終わりなんてない。俺が止まらない限り、次の宝物がいつでも俺を待っているぜ。
{character:player}そうだね。この世の宝物も、星のように数え切れないほどあるかもしれないね。
{character:约瑟夫}そうだ。そう思うだけで、俺は辛さを忘れられるし、冒険に出たい気持ちが湧いて来るぜ!それで、おまえは今日何か宝物を見つけられたか、My Partner?
{character:player}宝物か……。
{character:player}今日は収穫なし、かな。でも大丈夫、ジョセフが言ってた通り、今日がダメでも明日がある、でしょ?
{character:player}それに、今回の冒険で何も見つからなかったとしても、次の冒険が待ってる。ジョセフについて行けば、私もいつかは宝物を見つけられるだろうし。
{character:约瑟夫}よく言った、さすが俺の相棒。これからも一緒に冒険に出ようぜ。「思いがけない出会い」を探しに。
{character:player}それ、ジョセフのおじいさんが言ってたやつだ。あ、ジョセフが麻雀を打つ時よく立直を仕掛けるのも、「思いがけない出会い」のため?
{character:约瑟夫}そりゃ俺が麻雀を打つ時の一番の楽しみってやつだ。一回一回の立直はまるで冒険のようだからな、この楽しみのためなら、俺はいくらでも麻雀を打てるぜ。
{character:player}なんか、麻雀の話をしてたら打ちたくなってきたな……。一姫たちは今頃何してるんだろう。今度会ったら今日のこと話してみようかな。
{character:约瑟夫}帰ったらその時間はたっぷりあるだろう。さぁ、そろそろ休むか。おまえは先に寝ていいぜ、俺も一服したら寝る。
{character:player}わかった。おやすみ、ジョセフ。
と、その時、頭上からジョージの高い鳴き声がした。
{character:乔治}キッ!キ、キキーッ!
{character:player}どうしたの?危ない生き物が近くにいるの?
{character:约瑟夫}シーッ。静かにしろ、俺が様子を見てくる。
ジョセフは木に登って、双眼鏡で周りの様子を探ったが……
{character:约瑟夫}Oh My Grandpa……。俺の目はついにイカれちまったかもしれないぜ、My Partner……。
{character:player}いったい何を見たの?飢えた獣の群れがこっちに向かってくる!とか言わないよね……?
{character:约瑟夫}それならとっくにおまえを背負って逃げてるぜ。これは……そうだな、おまえを連れて直接見に行った方がいいかもしれないな。
いったい何だろう。不安になりながら、ジョセフについて森の奥へ進んだ。なんだか周りがどんどん暗くなっていくような感じがする。
しばらくして、私の目の前に見慣れた明かりが広がり、ジョセフが自分の目を疑った理由がわかった。
{character:约瑟夫}見てるか?My Partner。これって幻覚なんだろうか。
{character:player}だったらヤバいね。私たち二人が同じ幻覚を見ているなんて、どんな幻覚作用なんだろう……。
目の前の鳥居、そして灯籠に照らされた階段は、私が毎日登ってた魂天神社へ続く階段に違いない。
けど、なぜ?なぜあの街から遠く離れているはずのここに、神社への階段があるのがまったく理解できない。
{character:约瑟夫}ウチの嬢ちゃんが言ってた伝説……まさか本当だったとは思わなかったぜ。
{character:player}伝説?どの?……あぁ、望みがある者の前に神社が現れる……っていうアレ?
それにしても、麻雀打ちたいって思っただけで現れるのか……この神社、アバウト過ぎないか?
もしくは、私が一応一姫の名目上の飼い主だから、そういう特権が与えられてるとか……ないか。
{character:约瑟夫}この階段、どう見ても本物みたいだし、いっそのこと登ってみようぜ。
{character:player}登るんかい。……もし本当に幻覚だったらどうしよう。
{character:约瑟夫}その時は、俺たちで幻覚の世界を楽しもうぜ。HAHAHA!
{character:player}はっ。じゃ、じゃあ本物だったら?
{character:约瑟夫}もちろん猫耳の嬢ちゃんたちと麻雀打つぜ。この鳥居を見てたら、無性に打ちたくなってきたしな。行こうぜ、My Partner!
{character:player}まぁ……いっか。
幻覚だろうがなんだろうが、ジョセフについて行く方が安全だと思い、私も登り始めた。
でも麻雀か……。1日中歩いた後の自分にそんな体力残ってるかなぁ。
{character:约瑟夫}フンフンフ~ン♪
うわ。鼻歌うたうほどご機嫌だぜ。徹夜で麻雀打つパターンだこれは。
冒険に出たつもりだったのに、なぜか帰り道の階段を登ってるこの現状は「思いがけない出会い」って言えるのか……なんだか、考える気力も無くなってきた。
{character:player}まぁいいや。星でも見よう。
本当に、いい星空だぁ……。
{character:player}そうだ、もしこのまま一飜市に帰れちゃったら、スタッフに連絡した方がいいんじゃない?
{character:约瑟夫}おっと、そうだな。今すぐ電話しよう。
{character:约瑟夫}……これは……出ないな。寝てるんだろう。ま、明日にでも連絡すればいいか。
{character:player}忘れないでね……。
{character:player}今日の思い出は宝物になるかな?
{character:约瑟夫}もちろんだ。おまえが冒険の中で見て感じたことは、どんなことでも宝物になるぜ。
{character:player}違う。これは私のじゃなくて、私たちの思い出。2人の冒険だからね、ジョセフ。
{character:player}私は、ジョセフのようなサバイバル能力は持ち合わせていない。だから、もしここに来たのが私一人だったら、自然の美しさを感じる前にパニックになって、一歩も進めなくなっちゃってたと思う。
{character:player}私は今日走って、騒いで、この森に溶け込んだ。それができたのはジョセフ、あなたがそばにいてくれたからだよ。だから、私たちが一緒に過ごしたこの一日は完璧な一日だし、私の宝物だよ。
{character:约瑟夫}……。
{character:player}どうしたの、急に黙って……ジョセフ?
ジョセフはタバコを口元に持ってきてはいるが、火は点いておらず、その表情は何かを考えているようだった。
こんなに長いこと黙り込んでるジョセフは初めてだ。彼が何も言わないから、私も何をいえばいいのかわからなくなってきた。
{character:约瑟夫}すまない、My Partner。安心したんだ、今回のおまえの冒険を俺が台無しにしてなくて。
{character:player}そんなことを心配するなんて、ジョセフらしくないよ。番組でもゲストの人を冒険に連れて行ってあげてるし、いつも成功してるじゃん。
{character:约瑟夫}今回とは違う。……番組は番組、ゲストはゲスト。あくまで仕事の話だ。おまえは……おまえは、あいつらとは違うぜ。
{character:player}違うって……ま、まぁ確かに、ゲストの人たちは私のようにスカイダイビングで目も開けられないってことも……。
{character:约瑟夫}そういうことじゃない!なんていうか……俺らは相棒だろ?俺はこれからもおまえと一緒に冒険したい。色んな場所に行って、もっと特別なものを見に、いや、特別じゃなくてもいい。俺が好きなものをもっとおまえに見せたい、おまえにも好きになってもらいたいんだ。
{character:约瑟夫}だから今日をおまえにとって楽しい一日にしたかったし、おまえにこれからも俺と一緒に冒険に行きたいと思わせたかったんだ。だから、おまえの感想を聞くまではずっと不安だったぜ、My Partner。
{character:player}本当、バカなこと考えてたんだね。ジョセフと一緒なら、冒険でも何でも楽しくないことは一度もなかったよ。ジョセフそのものが人を元気にしてくれるっていうか。
{character:player}いきなり黙っちゃうから、何かあったのかと思って怖かったよ?
正直、ジョセフがここまで「繊細」だとは思っていなかった。普段見せる豪快さとは真逆で、なんかギャップで可愛く見えてきちゃうな。
{character:player}って、なんでまた顔を伏せてるの!?さては恥ずかしくなったな?
{character:约瑟夫}HA、HAHA。その通りだぜ。今は顔が熱くてしょうがないんだ、落ち着くまでこのままにさせてもらうぜ!
{character:player}なんだそりゃ……。
まあ、恥ずかしいってはっきり認めたのは彼らしい。彼はそういう人だ、真っ直ぐで、豪快で、頼りがいがあって……そして自然と人から好かれる、そんな大冒険家だ。
{character:约瑟夫}そろそろ休むか、My Partner。
{character:player}だね。確かに眠くなってきた。
{character:约瑟夫}おまえは先に寝てていいぜ、俺も一服したら寝るからな。おやすみ、My Partner。
{character:player}おやすみ、ジョセフ……でもこんなに早く寝ちゃうのもったいないなぁ。次の冒険はいつになるかわからないし。
{character:约瑟夫}おまえさえよければ、俺はいつでも行けるぜ。
{character:player}あはは、言ったな……。
この心強い約束をしてもらった途端、眠気がどんどん強くなって、あっという間に意識がぼんやりとし始めた。
眠りに落ちる直前、ジョセフが何かを言っているような気がした……
{character:约瑟夫}Partnerよ……今日おまえは俺と同じ冒険の始まり方ができて光栄だったって言ったけどよ。
{character:约瑟夫}俺こそ、おまえの初めての冒険に参加できて光栄だった……おまえと「思い出」を作れて光栄だったぜ、{var:player_nickname}……My Partner。
夢を見た。
足下に星の川が流れているのを見た途端、これは夢だとわかった。
夢の中の銀河は、私が星空を見上げた時に見た、あのなんとも言えない色をしていた。夢でも、この色はものすごく綺麗だった。
私は天の川をかき分けて前へと進む。どこへ行けばいいのかも知らないまま。でもそんなのどうだっていい。
だって隣にいる大きくて頼れる人は笑って私にこう言うから。
「前を見てみろ!My Partner!」
うん。行こう、ジョセフ。