小鳥遊雛田
彼女の両親は仕事で忙しい。だから子供の頃のように一緒にピクニックしたくても、口には出さずに一人で昔の写真や日記を眺める。 小鳥遊雛田はそんな我慢強い女の子だ。 園芸部の部員である彼女は、休みの日にもわざわざ学校に行って草花の世話をするほどの園芸好き。草花の成長過程を写真で記録している。
Profile
Skins
小鳥遊雛田の初期衣装
小鳥遊雛田と契約を結んだ時に入手できる着せ替え衣装
「カフェ日和」にて購入できるウェイトレステーマの限定着せ替え衣装
「遅咲きの花火」にて購入できる浴衣テーマの着せ替え衣装
「魔女の掟」にて購入できる魔法と剣テーマの着せ替え衣装。
「でいどり〜む・パラダイス」にて購入できる、パジャマテーマの着せ替え衣装
「海の家レッパンズ」で購入できる、神話テーマの着せ替え衣装。
Emotes
Bond Requirements
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プレゼント・普通
これを私に?わぁ!うれしい~!今度私もお礼するね~。楽しみにしてて~
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プレゼント・好み
こんなにいいものを~?どうお返ししたらいいかわからないよ~。よ~し!今度お礼に素敵な写真を撮ってきてあげるね~!
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絆レベルアップ5
毎週遠足に行くの~?もちろんいいよ~!それに、あなたからのお誘いはと~っても嬉しい。そうだなぁ、お弁当とレジャーシートと日傘と......あっ、ごめんね~、楽しみすぎて先走っちゃった~。週末はいつも晴れるといいな~
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絆レベルアップ1
おはよう~。今日も時間通りだね~。全然待ってないから安心して~。なんとなくあなたの来るタイミングがわかったから、ぴったり5分前に来たんだも~ん。今日もよろしくね~。園芸や麻雀なんでもがんばりましょ~!
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絆レベルアップ2
サークルの掛け持ち?違うよ~。写真撮影はただの趣味だよ~。写真部のみんなは私の写真を楽しみにしてくれるし、たまに展示してもらえるとうれしくなるよね~
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絆レベルアップ3
園芸サークルの植物をお世話するのは楽しいよ~。だけど自然の中で育った植物を眺めるのも好き~。特に朝に太陽に向かって咲いているヒマワリを見ると、自分も元気になるんだ~
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絆レベルアップ4
両親と一緒に過ごした日々は、ありふれたことでも素敵な思い出......今でも忘れられないよ~。え?今は寂しいのかって?それは少しは......でも私はもう子供じゃないし、わがままも我慢しなきゃ~。それに、思い出は枯れずにずっとそばにあるから大丈夫だよ~。
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隐藏语音 - 新年
あけましておめでとう~。今年も元気に過ごせる年になるといいね~!
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隐藏语音 - 情人节
もしよかったら、チョコ…どうぞ~。ヒマワリの形にしてみたんだ~。あなたが元気になればいいな~と思って。
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メイン1
ふわぁ~、あ、ごめんね...少し眠気が~。お花のお世話をしているところなのに~......それにしても暖かくて気持ちいいね~。ふふ
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メイン2
私が意外と力持ち~?この子たちは日差しを浴びなきゃいけないから、いつも鉢ごと運んであげてるんだ~。女の子が力持ちって変かなぁ?
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メイン3
友達にカンしすぎって言われちゃうんですけど、でもそこに花があるのに咲かせないのは...ちょっともったいないなぁって...
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メイン4
よ~いしょ、っと~!ん~?この角度なら、お花の良いお顔が撮れそう~!
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メイン5
私の写真を見たい...の~?これは......う~~~ん......ちょっと待って...!もっといいのが撮れたら見せてあげるから~!
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メイン6
この1枚はお父さんと外に遊びに行ったときに撮った写真なんだぁ~。そしてこっちはお母さんが花輪を作ってくれた時の写真~。あっ...!こ、これはダメだよ......これは......今度見せてあげる!今はまだダメ~
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メイン7
前まではあがったとき、他の人にちょっと申し訳ない気持ちがあったけど、最近わかったよ~。勝ち負けを素直に受け入れることが相手を尊重するってことなんだろうな~って。合ってるかな~?
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メイン8
もし、できたらだけど、今度は違う場所にも一緒に行ってみよう?その...もっと仲良くなりたいなぁって...!あわわ!ち、違うの!自然と仲良くなりたいという意味で~
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ログイン・普通
こんにちは~。今日もいいお天気ですね~お日様がやさしく笑ってるみたい~
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ログイン・絆LvMAX
今日はサンドイッチを作ってみたの~。お口に合うかわからないけど、よかったら一緒にピクニックに行こう~?
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契約を結ぶ
このドキドキは何だろう~?よくわからないけど、なんだか温かい...きっとあなたが近くにいてくれるからかも?えへへ
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SP-友人戦部屋に入場する時
お待たせしてごめんなさ~い
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SP-友人戦部屋で準備した時
お菓子を作ってきました~。よかったら食べながら対局しましょう~
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出会い
はじめまして~。私は小鳥遊ひなた(たかなしひなた)といいます。お近づきの印にひまわりの種をどうぞ~。夏にはきれいなお花が咲くよ~。植えてみてね~
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北抜き
ペーを抜きますね~
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チー
チー
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ダブル立直
ダブルリーチ
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カン
カン
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ポン
ポン
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立直
リーチ
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ロン
ロン
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ツモ
ツモです。よかったぁ~
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白
ハク
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北
ペー
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純全帯幺九
ジュンチャン
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純正九蓮宝燈
チューレン九(きゅう)メン待ち
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大三元
ダイサンゲン
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大四喜
大スーシー
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地和
チーホー
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ダブル立直
ダブリー
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東
トン
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ドラ
ドラ
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ドラ10
ドラ10(じゅう)
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ドラ11
ドラ11(じゅういち)
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ドラ12
ドラ12(じゅうに)
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ドラ13以上
ドラたくさん
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ドラ2
ドラ2(に)
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ドラ3
ドラ3(さん)
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ドラ4
ドラ4(よん)
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ドラ5
ドラ5(ご)
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ドラ6
ドラ6(ろく)
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ドラ7
ドラ7(なな)
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ドラ8
ドラ8(はち)
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ドラ9
ドラ9(きゅう)
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ダブル北
ダブペー
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ダブル東
ダブトン
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ダブル南
ダブナン
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ダブル西
ダブシャー
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断幺九
タンヤオ
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対々和
トイトイ
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二盃口
リャンペーコー
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発
ハツ
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国士無双十三面待ち
コクシ十三メン待ち
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国士無双
コクシムソウ
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海底摸月
ハイテイ
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河底撈魚
ホウテイ
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混老頭
ホンロートー
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混全帯幺九
チャンタ
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混一色
ホンイツ
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九蓮宝燈
チューレンポートー
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嶺上開花
リンシャン
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立直
リーチ
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流し満貫
流しマンガン
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緑一色
リューイーソー
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南
ナン
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平和
ピンフ
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槍槓
チャンカン
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七対子
チートイ
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清老頭
チンロートー
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清一色
チンイツ
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三暗刻
サンアンコー
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三槓子
サンカンツ
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三色同刻
三色(さんしょく)ドーコー
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三色同順
三色(さんしょく)ドウジュン
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四暗刻
スーアンコウ
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四暗刻単騎
スーアンコウ、タンキ
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四槓子
スーカンツ
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天和
テンホー
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西
シャー
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小三元
ショーサンゲン
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小四喜
小スーシー
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一盃口
イーペーコー
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一発
イッパツ
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一気通貫
イッツー
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中
チュン
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ツモ
ツモ
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字一色
ツーイーソー
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清算一位
えぇ~私が1番ですかぁ?きっとみんなが手加減してくれたんだよ~
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清算一位・高い点数で勝利
ごめんなさ~い、でも大きい点数であがれると嬉しいね、ふふ…
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清算一位・ロンで勝利
わぁ~!お世話してたお花が咲いた時と同じぐらい、嬉しい~
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倍満
倍満(バイマン)
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九種九牌
キュウシュキュウハイだよ~
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数え役満
数え役満(カゾエヤクマン)
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満貫
満貫(マンガン)
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ノーテン
ノーテン...残念...
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三倍満
三倍満(サンバイマン)
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四風連打
スーフーレンダなんだね~?
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四槓散了
スーカン流れ...うぅ...
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四家立直
スーチャリーチ…すごいことだけど残念…
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跳満
跳満(ハネマン)
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聴牌
テンパイできてよかったぁ~
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役満
ヤクマン
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ダブル役満
ダブルヤクマン
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トリプル役満
トリプルヤクマン
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四倍役満
四倍(よんばい)ヤクマン
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五倍役満
五倍(ごばい)ヤクマン
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六倍役満
六倍(ろくばい)ヤクマン
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SP - ドラを捨てた時
なんかちょっともったいないけど…
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SP - 倍満/三倍満聴牌
この形…リンシャンとか乗ってくれたら……ってのは欲張りかな~えへへ
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SP - 同じ牌を連続に捨てた時
あらら~、また同じのだ~
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SP - 残り牌が10枚以下の時
ちょっと緊張するね~…放銃しませんように放銃しませんように~!
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対局開始
みなさ~ん、よろしくお願いしま~す。一緒に楽しく対局しましょうね~
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SP - 役満聴牌
ううっ手が緊張で震えて……!はっ、だ、だだ大丈夫!震えてないよ!!
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帯幺九
帯幺九(タイヤオチュウ)
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根
根(ルート)
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将対
将対(ジャントイ)
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金勾釣
金勾釣(キンコウテャオ)
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嶺上放銃
嶺上放銃(リンシャンホウジュウ)
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龍七対
龍七対(ロンチートイ)
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清対
清対(チントイ)
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清金勾釣
清金勾釣(チンキンコウテャオ)
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清龍七対
清龍七対(チンロンチートイ)
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清七対
清七対(チンチートイ)
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清十八羅漢
清十八羅漢(チンジュウハチラカン)
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清幺九
清幺九(チンヤオチュウ)
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十八羅漢
十八羅漢(ジュウハチラカン)
Spot Voices
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Spot Voice 1
惊讶
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Spot Voice 2
肯定
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Spot Voice 3
否定
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Spot Voice 4
打招呼-早晨
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Spot Voice 5
打招呼-白天
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Spot Voice 6
打招呼-夜晚
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Spot Voice 7
告别
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Spot Voice 8
承接
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Spot Voice 9
叹气
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Spot Voice 10
高兴
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Spot Voice 11
生气
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Spot Voice 12
递进
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Spot Voice 13
转折
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Spot Voice 14
疑惑
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Spot Voice 15
惊讶1
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Spot Voice 16
开心1
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Spot Voice 17
道歉1
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Spot Voice 18
转折1
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Spot Voice 19
开心2
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Spot Voice 20
打招呼1
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Spot Voice 21
语气1
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Spot Voice 22
道歉2
-
Spot Voice 23
转折2
-
Spot Voice 24
开心3
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Spot Voice 25
转折3
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Spot Voice 26
语气2
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Spot Voice 27
语气3
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Spot Voice 28
犹豫1
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Spot Voice 29
犹豫2
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Spot Voice 30
开心4
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Spot Voice 31
开心5
-
Spot Voice 32
语气4
-
Spot Voice 33
打招呼2
-
Spot Voice 34
否定1
-
Spot Voice 35
疑惑1
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Spot Voice 36
递进1
-
Spot Voice 37
递进2
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Spot Voice 38
开心6
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Spot Voice 39
惊讶2
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Spot Voice 40
惊讶3
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Spot Voice 41
否定2
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Spot Voice 42
悲伤1
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Spot Voice 43
悲伤2
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Spot Voice 44
道歉3
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Spot Voice 45
悲伤3
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Spot Voice 46
语气5
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Spot Voice 47
语气6
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Spot Voice 48
开心7
特別な誕生日
絆LV1で開放
「ここはお父さんがやるから、雛田はお母さんの所へ行ってなさい。」 裏庭で、父親が腰に力を入れ、重たい植木鉢を持ち上げようとしている。小鳥遊雛田は、門の陰からその様子を不安そうに見つめていた。 「どうして、この子たち、おうちから出しちゃうの?」 父は手を止め、項垂れた植物たちを悲しげに見つめた。「お父さんもお母さんも、上手に育てられなくてね……。おばあちゃんにすごく申し訳ないって思うんだ。花屋さんに送ったら、プロの人がお世話してくれるからね。」 声を聞きつけた母が来て、娘の頭を優しく撫でた。 「ひなちゃん、最近、ここでぼーっとしてることが多いでしょう。お父さんもお母さんも心配してるの。ひなちゃんもお姉さんになってきたことだし、そろそろこの子たちをもっといい所へ行かせてあげよう……ね?」 「……やだ。」 雛田は首を横に振ると、裏庭へ駆け出し、運び出されようとしている植物たちの前に立ちはだかった。 「おばあちゃんはもういないのに、わたしたちまで見捨てたら、本当におうちがなくなっちゃう。」 大きくはなかったが、固い決意の籠った声だった。 「わたし、お世話の勉強する! ちゃんとお世話できるから!」 結局、いくつもの植木鉢が裏庭から運び出されることはなかった。 父は裏庭の門の鍵を取り出し、雛田の手のひらに乗せた。 それからというもの、家の裏庭は、雛田だけの小さな楽園になった。 雛田は学校から帰るとすぐに裏庭へ引っ込み、夕食の時間ぎりぎりになってやっと、泥だらけで家の中に駆け込んでくる日々を過ごした。 「ひなちゃん、最近忙しそうね?」夕食の席で、母が優しく尋ねた。 「うん。すご~いことしてるの。」雛田はこっくりと頷き、瞳をキラキラと輝かせた。 雛田のきらきら輝く瞳と、健康的に色づいた頬を見た両親は、そのまま娘を見守ることにした。 そうして日々が過ぎ……雨が続いた後の週末のことだった。 その日は久々の晴れだった。母は、部屋中に干されたシーツに目をやった。 すっきり乾かないまま数日経ったせいか、なんとなく湿っぽい匂いが漂っている。 「お日様が出ているうちに、シーツを外に出して風を通そう」そう考えた母は、裏庭へと続く門を開いた。 「ひなちゃん、ちょっと裏庭借りるね……。」 目の前に広がった光景に、彼女は言葉を失った。 陽の光が裏庭いっぱいに降り注ぎ、辺り一面が暖かな光に満ちていた。 枯れかけていたはずの植物たちは、どれもみな葉の一枚一枚に至るまで艶を帯び、いきいきとしている。 雛田はガーベラの鉢の前でしゃがんでおり、手には吹き消したばかりの蝋燭を持っていた。 「お誕生日おめでとう~、ガーベラさん!」 背後の気配に気づいて振り向いた雛田は、はにかんだような笑顔を見せた。 「おかあさん! いまね、ガーベラさんのお誕生日会をしてたの~。この子たちがさびしくないように、毎日いっしょにいるんだ~!」 その眼差しは真剣そのもので、まるで数鉢の植物ではなく、世界そのものを守っているかのようだった。 母はそこで初めて、雛田の足元に、一冊のノートが開かれていることに気づいた。 ノートには、拙くはあるが丁寧な筆跡で、株ごとの開花時期や誕生日、バースデーメッセージまで書かれていた。 母は、生命力に溢れる緑の中を通り抜け、娘の隣にしゃがみ込むと、娘の鼻先についた泥を優しく拭い取った。 私の娘は、もう祖母を失った悲しみに囚われていない。ありったけの好奇心と忍耐力、そして愛情で、祖母の遺した緑の宝物を見事に復活させ、大切に守り抜いたのだ。 裏庭の門を開けることをためらい、植物たちと向き合うことを恐れていたのは、「強い大人」だと思い込んでいた自分の方だったのかもしれない。 数日後、父は裏庭の鍵に、小さなヒマワリの飾りがついたキーリングをつけた。 「よし。……本日をもって、小鳥遊雛田さんを、我が家の大切な裏庭の園長さんに任命します。」 ひんやりとした金属の鍵の感触と、トクトクと高鳴る心臓の鼓動を感じながら、雛田は小さなヒマワリをぎゅっと握りしめた。 雛田にはわかる。これから何度季節が巡ろうと、この小さな庭は、太陽、雨、雛田の歌声の中で、生命が息づく庭であり続けると。
園芸部部長日誌
絆LV2で開放
親愛なる日誌さんへ あなたはれっきとした業務日誌だから、個人的な気持ちなんて書くべきじゃないかもしれない。けど、どうしてもこの喜びを書き残しておきたいの。 だって、今日は私が朝葉高校園芸部部長になった最初の日だから(*^ω^*) あなたを見つけて一週間、前の部長さんの記録は全部読んだよ。 先輩、本当に一生懸命この温室を管理してたんだね。 卒業してからも、わざわざ戻ってきて水や肥料を与えてたなんて。園芸部部長として、ちゃんと責任を果たしたんだと思う。 でも今日からは、ここの植物たちのお世話は私の役目。 先輩みたいに上手にできるかわからないけど、先輩の熱い思いを受け継いで頑張るって決めたんだ。 とはいえ、こんなに広い温室をちゃんと管理するのは、やっぱりちょっと大変かも……。 ううん、先輩もしっかりこなしてたんだし、それに、たくさんの経験が記録されてるあなたがいる。私だってきっとやれる! というわけで、今学期の園芸部の活動計画、しっかり立てるね。 まずは、部費申請の締め切りまでに、なんとかして生徒会から十分な予算をもらう!【この行は赤ペンでグルグルと丸がついている】 それから、種と苗を選ぶ! 予算はまだ決まってないけど、育苗箱は全部出して、修理と洗浄してあるし、準備作業のせいで種まきが遅れるってことはないはず。 植えるものだけど…… まずヒマワリは外せないよね。明るく輝く黄色はみんな好き! あとチューリップもいいな~、咲いたら油絵の花畑みたいに綺麗だろうな…… そういえば、可愛い多肉植物が好きな子も多いよね。 いっそ全部植えちゃおうかな。いざとなったら、私のお小遣いも足せばいいし。 みんなが植物の可愛さに気づいてくれるなら、それだけの価値があると思う。 あとは、新入部員の勧誘……う~ん、やっぱりこれが一番難しいかも。 園芸に興味ありそうな子に出会えるかどうかは、完全に運だもん。 新入部員が入ってくれたら、もっと珍しくて、手厚いお世話が必要な植物にも挑戦できるかも。 でももし誰も入らなかったら……ううっ、それならそれで、まず植物のお世話を一生懸命やろう。 欲張っちゃだめだぞ、小鳥遊! 本当に新人部員が入らなかったとしても、私はここを守り続ける。 あ、「守り続ける」は、ちょっと重すぎたかな? まあいいや、これからは、園芸部の花が校内いっぱいに咲くことと、 将来の後輩がこの日誌を見た時に、少しでも役に立つことを願ってるよ。 今の私みたいにね。 じゃあ、頼んだよ、日誌さん。 本日の担当 小鳥遊 雛田
秘密の特訓!?
絆LV3で開放
今日の国立楓知大学麻雀サークルの対局も、小鳥遊雛田の敗北で幕を閉じた。 「あ~、また振り込んじゃいました~。」 雛田が少し恥ずかしそうに頬をかくと、淡い紫色の長い髪がわずかに揺れた。 スマホの時間を確認し、同卓していた三人に手を振った。 「お先に~。まだまだ麻雀の練習しないと……次は良いところを見せるよ~!」 慌ただしく去っていく少女の後ろ姿を見送ると、 残された三人の間に沈黙が訪れた。 「……このままにはしておけませんね。」 明智英樹が穏やかに、それでいてどこか真面目な声で沈黙を破った。 「昨日、小鳥遊さんは、朝七時にはもうここの部室にいました。加えて、何事かノートに書き付けているのを見たんです。確かに、最近の彼女は雀力が上がってきています。でも、あそこまで根を詰めすぎているとなると、むしろ心配です。」 「僕も気になってたよ。」 未来も、心配そうな声で続いた。 「一昨日の夜十一時頃にも、部室の電気がついててさ……。」 「ふむ……。孤独なる深淵にて牌理を求める……命を捧げる覚悟すら、既にあると……。」 四宮夏生は目を閉じ、首を振った。 「間違いない、あの書に封じられしは、彼女の【必殺の奥義】だ!」 「奥義かどうかはともかく、ああいう過ごし方は身体にも悪いですし。」 明智はため息をついた。 「次回は僕たちも早めに来てみましょう。正部員ではないとはいえ、彼女が麻雀でストレスを感じているようでしたら、しっかり話を聞いてあげないと。」 数日後、三人と雛田で麻雀をする約束がある日。 三人は、予定より三十分ほど早く部室に到着した。 きっと雛田はもう部室に着いていて、麻雀の勉強でもしているんだろう。全員がそう思っていた。 しかし、ドアを開けると、彼らの予想とは全く異なる光景が広がった。 朝の日差しの下、雛田が霧吹きを手に、窓辺の植物に優しく水を吹きかけていたのだ。 「あ、みんな~。今日は早いんだね~!」 雛田は三人に微笑みかけた。 「あ、ごめんなさい。今すぐ片付けるし、特訓の時間には間に合うはずだから~。」 三人はその場に立ち尽くし、部室を見回した。 部屋の隅のポトスは、青々とした葉をいきいきと伸ばしている。 窓辺の多肉植物……ハオルチアは丸々と膨らみ、葉の一枚一枚がまるで宝石の粒のようだ。 「その……ひなたん?」 未来が雛田の傍に置かれた分厚いノートを指差した。 「最近朝早くから夜遅くまで部室にいたのって……牌譜の研究じゃなかったのかい?」 「牌譜……?」 雛田は首を傾げたが、すぐに頬をカッと赤らめ、慌てて霧吹きを置いた。 「あ~! 違う違う……ごめんなさい、誤解させてしまって。」 「これ、牌譜ノートじゃないんだ~。」 そう言って、雛田は(主に四宮から)麻雀の奥義書疑惑がかかっていたノートを開いた。 「ここの植物たちを見て、お世話してあげたいなって思ったんだ~。 麻雀サークルのみんなが、緑に囲まれて麻雀できる環境を整えられたらな~って!」 「朝の七時前後は、クンシランの呼吸が一番活発になるから、早起きして葉っぱを拭いてあげてたの!」 そう言って、小鳥遊はつやつやとした葉のある植物を指差した。 「なるほど、ノートに書いてたのはこういう内容だったのか。」 未来が興味津々に「病害虫の防除」と書かれたページに目を落とした。 「うん! あっあと、オモトやカランコエは、カイガラムシがつきやすいから、夜にお薬を撒いて予防しなきゃいけなくて。」 そう言って、小鳥遊は優しく手元の葉を揺らした。 「ここの植物はみんな可愛いし、いくつもの対局を見守ってくれてるし、もう立派な麻雀サークルの一員でしょ~? もし病気になって枯れちゃったら、すごくかわいそうだと思って、それで……。」 張りつめた空気が、雛田の言葉とともに、ゆるやかに解けていく。 「そういうことでしたか。」 明智は眉を下げて笑った。 「麻雀サークルの一員ということでしたら、小鳥遊さん一人に手間のかかるお世話をさせるわけにはいきませんね。」 「僕にもやらせて!」 未来がすぐに手を挙げた。 「ここんとこPCでデータとか論文ばっかり見ててさ~、目が疲れやすいから、植物さんたちに助けてもらいたいなー!」 四宮も頷いた。 「これもある種の【修練】と言えるだろう。僕にもやらせてくれ。」 三人の言葉を聞いた雛田は、緊張のために組んでいた指を解き、三人に笑顔を向け、大きく頷いた。 その後の対局は、今までになく軽やかな空気のもとで行われた。 「最近、洗牌の音がいつもより澄んで聞こえる気がするんです。」 牌を切り、明智は深く息を吸い込んだ。 「ほのかに漂う草木の香りで、心が落ち着いているからでしょうか。」 「長い対局の後に、緑を見るとリラックスできるらしいよ!」 未来も頷いて言った。 「……そうだっ、次の発明は、生きた植物の全自動卓にしようかな!」 珍しく未来の発言に反論せず、四宮が続けた。 「強大な生命力が対局の供をしてくれるなら、集中しやすくなるかも……。」 「えっと……ツモです。嶺上開花~!」 三人が植物の話題に夢中になっているうちに、雛田が手牌を倒した。 「えっ、うそっ!」 「おお、綺麗な手ですね」 「……フッ、どうやら君の【修練】は、すでに終わったようだな。」 雛田は顔を上げ、周りの植物たちを見渡し、小さく笑みを浮かべた。 窓の外は、いいお天気だ。
たとえ名もない花だとしても
絆LV4で開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 1, Scenes 233, Choices 21, Endings 2
一飜市に、幅広い植物を取り扱う花市場がオープンしたらしい。 その話を聞いた時、いつも草花をいじっている、ある人の姿が脳裏に浮かんだ。 そこで、私は国立楓知大学の園芸サークルへと足を運んだ。
週末のせいか、園芸サークルの部室はとても静かだった。 カメラのシャッター音を頼りに棚と棚の間を探していくと、 ヒマワリにレンズを向け集中している小鳥遊さんの姿を見つけた。
ん~。この角度なら、葉脈の露も綺麗に撮れそう~。
もっとこうして……あ、逆光でも可愛いかも~。
わ~~!?
っ、とと……。 危うくカメラを落とすとこだった~……。
{var:player_nickname}さん、こんにちは~。 週末なのに、どうして大学に?
あ、もしかして、わざわざ私に会いに来てくれたの~? だったらごめんね、探させちゃった?
よかった、時間を取らせちゃったわけじゃないみたいで~。
ふふっ、やっぱり、私のことをよくわかってくれてるね~!
これ、前に頑張って育ててるって言ってた、新しい苗?
そうなの~。 この子たちを見てると、小さい頃、お父さんとお母さんと一緒に ヒマワリ畑を見に行った時のことを思い出すんだ~。
あのポカポカ~とした感じ、 まるでおひさまに抱きしめられているみたいだったな~。
それで、今は、小さいなりに、自分でヒマワリ畑を作れたらいいな~って思ってるんだ。 二人とも、お仕事が忙しいから。
育ったら、きっと綺麗だろうね。
でしょ~。 最初はちょっと病気にかかったりもしたんだけど、今はずっと元気になったよ。 写真映えもバッチリ~。
今日は、これを撮り終わったら土を入れ替えるつもり。 それで、バイトはお休みにしてもらったんだ~。 エテルニテで会えるのは、来週末になるかな~。
そうなんだ。じゃあ、せっかくお休みにしたんだし、この機会にリフレッシュしない?
実は、今日は新しくオープンした花市場に一緒に行くのはどうかな、と思って来たんだ。
花市場? うんうん、綺麗な植物がたくさんあるんだろうなぁ~。 ……でも、えっと……。
ヒマワリの苗が気になるなら、戻ったら私も一緒にお世話するから!
え~? ……うん! ありがとう~!
そこまで言うなら、一緒に行こ~!
わ~! 想像以上に広いね~!
見て見て、モニラリア! 耳を立てたウサギさんみたいでしょ~。
でも、ちょっと小さいというか……ずっと栄養不良だったのかも。 後でお店の人にお伝えするとして、まずは可愛い姿を撮っておかないと~。
小鳥遊さんは本当に、植物の写真を撮るのが好きなんだね。
だって、みんな可愛いから~。 その姿を、どうしても残しておきたくて。
それに、後で見返した時に、みんなと過ごした毎日を思い出せるから~。
……! じゃあ、私たちも写真撮らない? 今日の思い出を残すために!
{var:player_nickname}さんとツーショット……? いいね~! どんな写真になるか、楽しみ~!
撮る時は植物も一緒に入れようよ~! あなたにも、植物を好きになってもらいたいし~。
最近の写真は、結構自信作が多いんだよ~!
これはさっきのモニラリアでしょ? で、こっちはお世話してるヒマワリの苗~。
それから、これは……
……あ。
小さな鉢の写真が出てきた時、小鳥遊さんの動きが一瞬だけ止まった。 この植物は松だろうか? 葉には灰色の斑点がたくさん出ていて、 あまり元気がないようだ。
このラカンマキ、持ち主の水やりのしすぎで根腐れを起こして、 真菌が繁殖して、炭疽病と葉枯病にかかっちゃったんだ~。
その持ち主から、この子を助けてって託されたの。 本をたくさん読んで、いろいろ試したけど、……。
小鳥遊さん……。
ごめんなさ~い! せっかくの{var:player_nickname}さんとのお出かけだもん、こういう話はナシにしよう~。
うん、もう過ぎたことだし! さあ、もっと見て回ろ~!
シャコバサボテンにオベサ、それにリトープス……ここ、何でもあるね~! ふふっ、もう少し撮っちゃおう~。
あれ? この子たち……
これ全部……多肉植物なのか? 葉っぱに黒い斑点……小鳥遊さんがさっき見せてくれた写真と少し似てない?
ひどい……ちゃんとした専門店のはずなのに、 まともにお世話してもらえてないなんて……
はぁ……この子たちを全員買い取れるだけのお金があればな~。
……って、いけないいけない! せっかく連れてきてくれたのに、また一人で悩んじゃった。 次行こう~。
……どういうことなの!? 説明して!!
外で何か揉めてない?
……見に行ってみる~?
このハオルチア、買って数日しか経ってないのに、 なんでこんなにすぐ葉っぱがシワシワになるの?
本当に申し訳ございません……。 今店長が不在でして、私は代理ですので、この場でのご説明はいたしかねます……。
しかし、原因はしっかり調査いたしますので、今しばらくお時間をいただければと。 原因が判明し次第、店長から直接ご連絡させます。本当に申し訳ございません!
はぁ……いったん帰ってくれたものの……。 さて、原因はなんだろう。葉がしぼんでるってことは、水不足かな? ……少し水をあげてみるか?
すと~~~~っぷ!
え!? な、なんですか!? お客様!?
鉢の土に白い粉末があって、葉が黄色くなってる……。
多分ネジラミがついてるんですよ~。 水をあげたら、余計悪化しちゃいます~!
そ、そうなんですか!? あっ……うん、思い出してきた。店長もそんなことを言っていたな……。
私もまだまだ勉強不足ですね……。 私のせいで、植物をダメにしてしまったらと思うと、ぞっとします……。
何かお礼をさせてください……! 気に入った植物はありませんか? ここの鉢植えでしたらどれでも構いません、 私のポケットマネーでプレゼントさせていただきます!
え~っ? いえいえ、ちょっとしたお節介のつもりでしたし~……!
それに、小鳥遊さんがお世話するってことなら、店長さんも安心するだろうし。
そ、そうかな~……? それなら、この子をいただきたいのですが、いいですか~……?
そ、そうかな~……? それなら、この子をいただきたいのですが、いいですか~……?
えっ? そのモニラリアは、育ちが悪いので売り物にならないB級品なのですが…… 本当にそれでいいんですか?
はい。 この子を健康に育ててみせます~!
そういうことなら、私からもお願いします。 お客様に引き取ってもらえるなんて、この子も幸運です。 またのお越しをお待ちしております!
市場の中の、他のお店も見て回る?
もちろん~! せっかく来たんだもん、まだ会いたい子たちがたくさんいるよ~?
よし、じゃあ行こうか。 ……ってあれ、あそこにいる人って、もしかして……?
あら、奇遇ですね。
こんにちは~。 まさか、ここで紗和子さんに会えるなんて~!
北見さんも、お花を見に?
ええ。家のバジルに、どうしてだかカビが生えてしまって…… 鑑賞にも料理にも使えなくなってしまったんです。
それで、今日は新しいものを選びに来たんですよ。 この子とか元気そうだし、きっと香り豊かなソースができるわね。
……ソースにするんですか?
そうよ~。 バジルの葉で作ったジェノベーゼソースは、お肉料理にとっても合うんですよ?
でも、やっぱりちょっと心配だわ。 病気になった原因がわからないままじゃ、新しく買っても同じことになりそうで……。
カビ……。 でもハーブ類には、よくあることだよね。
灰色かび病か、うどんこ病か……。 実物を見ないとなんとも言えませんけど……。
とりあえず、今度何か困ったことがあったら、 いつでも私を呼んでくださいね~!
うふふ、ありがとう。
小鳥遊さんは、植物が食べられちゃうのは可哀想だ、なんて思うのかなって思ってた。
そんなことないよ~。 植物は、どれも一生懸命育って、花を咲かせて実を結んでるの。 その成果が大切に使われるなら、その子たちも嬉しいって、おばあちゃんが言ってたんだ~。
粗末に捨てられるのとは、全然違うよ~。
うんうん、私もそう思うわ。 食材には敬意を払うこと。美味しい料理を作る秘訣ですよ。
そうだわ、ついでにミントも一株買おうかしら。 ミントソースも少し作りたかったのよね。
ミントソース……! 私も、ずっと作ってみたかったんです~! 紗和子さん、よかったら今度教えてください!
もちろん。雛田ちゃんがうちの「園芸監督」になってくれるなら、 私は雛田ちゃんの「料理監督」になりましょう。 早速、今週末のティータイムにミントソースを作りましょうか。
もう、{var:player_nickname}さんってば、何言ってるんですか。 あなたも、よかったら雛田ちゃんと一緒に来てくださいな。
紗和子さん、ありがとうございます~!
じゃあ、約束ね。楽しみにしてるから。 ……店員さん、お会計お願いします。
紗和子さん、行っちゃったね~。
ティータイム、楽しみだね。
うう……さっきの一瞬で、教えてもらいたい料理のリストまで考えちゃった~。
プロ主婦の腕、楽しみ~……!
うぇ……? い、いきなりどうしたの~?
だって、 小鳥遊さんって、花市場じゃなくても、 普段からたくさんの可愛い植物たちに出会ってるでしょ?
なのに、病気のモニラリアを見たら、真っ先に「持ち帰って育てよう」って考える。 それに、サークルの植物も全部大切にしてるし、なんていうか…… 責任感が強いと言うべきかな。
それは~…… 連れて帰る時に、ちゃんと大事にするって約束したし、ちゃんと守らないと。
……! ありがとう、{var:player_nickname}さん……!
バイトでも園芸サークルでも、いつも助けてくれて、なんだか申し訳ないな~……。
そうだ、今度、都合のいいタイミングで、一緒にピクニックとかどうかな~? サンドイッチ作っていくから~!
お手伝いするのは当然のことだよ。 でも、ピクニックも、小鳥遊さんのサンドイッチも楽しみにしてる!
約束ね~。 まだまだお店はたくさんあるし、次行ってみよ~!
そ、そう……? 褒めてくれてありがと~、{var:player_nickname}さん……!
私はただ、できるだけそばにいて、大切にしたいだけなんだ~。
お父さんとお母さん、それから、おばあちゃんのそばにいたいのと同じ。
今は…… {var:player_nickname}さんのそばにいるのも、同じくらい楽しいかも。ふふっ。
あ、あっちにも結構お店がある! さあさあ、もっと見て回ろ~!
……
……っと、どうしてまた急に立ち止まったの?
だって~……。 モニラリアは来てくれたけど、他の病気の子がまだ……。
……は~。 助けたい植物リストが、どんどん長くなっちゃってるよ~!
なんだか、新しく植えたいというより、 今苦しんでる子を守りたい気持ちの方が強くなってない?
……バレちゃったか~。 そんなにわかりやすかった?
……うぅ。 なんだか、ごめんなさい……。
謝る必要はないんだけど……。
{var:player_nickname}さんと一緒に楽しく回るつもりだったのに……。
でも、具合が悪そうな子を見ると、胸が苦しくなって。
……植物を子供みたいに思うなんて、やっぱり変だよね。 あはは~……。
本当~……?
小鳥遊さんの植物への探究心も、植物を大切にしたいと思う気持ちも、 ちゃんと見てるから。
自分が正しいと思うこと、好きなことをして、植物たちに優しく接してるだけだよ。 それは決して変なことじゃない。
そう……?
それが、突飛な願いに繋がっているとしても……?
……{var:player_nickname}さんがここまで言ってくれたんだもん、 私も勇気を出さないと~……。
……あのね、私、どうしても叶えたい夢があるの。
自分のお店を開きたいんだ。 ただのガーデニングショップじゃなくて、「植物療養所」みたいなお店をね。
病気になったり、捨てられたりした植物を引き取って、丁寧にお世話する。 すっかり元気になったら、可愛がってくれる新しいお家を探してあげるの。
昔、おばあちゃんがやっていたみたいに。
私が小さかったころ、おばあちゃんが遺した植物を誰もお世話できなくて、 お父さんとお母さんはその子たちを手放そうとしたけど……
あの時の無力感は、もうどの植物にも味わってほしくない。
だから、どんなに弱い命でも絶対に見捨てない……そんな場所を作りたいんだ~。
そのためには、バイトをしてたくさんお金を貯めなきゃいけないから、 たくさんの植物をお世話する余裕もなくて。 市場にある病気の株も、今は諦めなきゃいけなくて。
でも、目の前の子たちさえ助けられないなら、私の夢には何の意味があるんだろう? なんて、考えたりして~……。
{var:player_nickname}さん。 私、どうすればいいだろう~……。
……え?
一人でたくさんの植物を世話する余裕がないって言ってたけど、 小鳥遊さんは一人じゃない。 助っ人が必要なら、私がいるよ。
{var:player_nickname}さん……!
そうだ、私、また一人で悩んでた。 夢のせいで前に進めないなんて、本末転倒だもんね~!
やりたいことがあって、それを助けてくれる人もいるのに、 ここでぐずぐずしてたら、そのぜんぶを裏切ることになる……。
こうしちゃいられない! {var:player_nickname}さん! 病気の子たちを今すぐ「療養所」に連れて帰ろ~!
走るよ~! 隅っこで、忘れられた子たちが待ってる~!
小鳥遊さんは私の手を握り、さっきの店に向かって駆け出した。
力強っ!? っていうか、植物は逃げないから落ち着いて!
今から走ったら、鉢植えを園芸サークルに運ぶ体力がなくなっちゃうよ……!
は~い! みんな、もうちょっと待っててね~!
いらっしゃいませ! あっ、先ほどのお客様……どうされました?
はぁ、はぁ……。 その子たちも、私にください!
その子たち、というのは……?
そこの植物たちをください……。
あと、こっちの子たちも、全部買います!
えっ、こっちの……って、病気にかかってるやつじゃありませんか? 本気ですか、全部で十数鉢はありますよ……?
もちろん、本気です! 私に、この子たちのお世話をさせてください……!
わ、わかりました……! お客様、本当に植物がお好きなんですね。 せめて、私なりの応援として、お値引きさせてください。お買い上げありがとうございます!
最後の一株を「療養所」……園芸サークルの部室に運び込んだ頃には、 窓の外はすっかり暗くなっていた。
ふ~……。 これで、買ってきた植物の植え替えが全部終わったよ~。
……
……ほんとだね~。
株分け、土の入れ替え、薬の調合、タグ付け……丸々四時間かかったね……。
これで終わりじゃないよ~。 これはただの応急処置で、これからは毎日の観察と看護もある。
{var:player_nickname}さん…… 私たち、もしかしてとんでもない役目を買って出ちゃったんじゃ~……。
うう~……。 次は、次こそは、ちゃんと自分のキャパを考えてから行動する~……!
次は、止めに入ってね~!
止められるだけの筋力をつけてからね……。
まあ、今回はもう引き取ってきちゃったことだし、 一緒に頑張ろう……!
いい考え? {var:player_nickname}さんのすごいアイデア、教えて~!
まず、CatChatでアカウントを作って、植物の病気に関する知識を発信するんだ。
立派な「療養所」は、「院長」一人で支えられるものじゃない。 「医師」や「看護師」も、重要なメンバーだよね。
より多くの人が、症状にあわせて治療できるようになったら、 小鳥遊さんの手が届かない場所の植物も治療してもらえるようになるよ。
……なるほど! フォロワーのみんなを、植物を助ける「お医者さん」にするんだね!
そうすれば……私一人じゃお世話しきれないような、多くの子たちも救われる……!
その通り! だけど、そのためには、発信した内容をより多くの人に見てもらう必要がある。 だから、プロの人に手伝ってもらうんだ。
プロの人……?
うん、一飜市が誇る「スーパーインフルエンサー」にね。
僕が個人の頼みを聞くなんて、滅多にないことなんだぞ。 なぜなら僕の時間は全てリスナー……『響く鈴』のものだから。 てことで、約束したプレゼント、忘れずに送ってくれよ?
で、こっちのチュートリアルすら終わってなさそうな可愛らしいお嬢さんが、 お前が言ってた新人さん?
わ~、本物の姫川響ちゃんだ~…… こんにちは、小鳥遊雛田っていいます!
そう、植物専門のCatChatアカウントを作りたいと思ってるんだ。 「超一流プレイヤー」の君に、アカウントの宣伝をしてほしくて。
まったく、僕はゲーム配信者だぞ。 しかもハードコアなプレイングと極上のエンタメを提供することがモットーのね。 僕に、こんな平和ボケしそうなものをPRさせる気?
そ、そうですね、さすがに無理がありすぎますよね~……!
でもまあ、プロ顔負けの知識を持つアマチュア、しかもまだ学生かぁ。 言ってみれば、まだ世間に見つかってない原石……。
うちのリスナー層的にも、こういう素人の神業披露みたいなのはウケいいし、 コラボ配信一回ぐらいならやってみてあげてもいいかもなー。 ってことで、今度「視聴者の鉢植えを救え」っていうテーマでコラボ配信するよ。
ただ、うちのリスナーの目は厳しいぞ。 付け焼き刃の知識だけじゃ、すぐに「原石っていうかただの石w」って見抜くからな。 もちろん僕もだけど。
はい。植物を助けることなら、私に任せてください~!
先生診察お願いします! もうダメそう? この子がいないと、ゲーム中寂しいよぉ……!
葉焼けしてますね……。 汚れた水とか、清涼飲料水のような水をあげたりしてませんか~? それはダメです、植物は綺麗なお水が飲みたいんですよ~!
胡蝶蘭の茎が急にしおれちゃったんだけど、これどうなってるの?
茎腐病か……。この場合、病気の部分を切り取る必要があります~。 少し残酷に感じるかもしれませんが、その子のためだと思って、思い切って! 植物の生命力を信じましょう~!
その後、抗真菌のお薬を、優しく、均等に吹きかけてくださいね~。 ……あ、お薬の名前とか配合は覚えにくいですよね。 今から書くから、スクショしてください~!
響氏、チャンネルの主なのに何も言えずに横で突っ立ってるだけなの草超えて支柱 他の響く鈴にも拡散しよっと
さすがハードコア(笑)配信者オススメの植物解説、確かにすげえわ
はい今のコメした奴ら、制裁決定。 見てるからな。あとで覚えてろよ。
{var:player_nickname}さん、見て~! コラボ配信から、一晩ですごいフォロワー数!
私の目が届かない所で、まだこんなに多くの植物が助けを求めていたんだ~。
部室に引き取ってきた子たちも、 親切な人たちが続々と引き取ってくれて、本当によかった……。
私一人じゃ、こんなに大きな「医療チーム」を作るなんて、絶対無理だった。 {var:player_nickname}さんがいてくれたおかげだね~!
大きな勇気をくれて、広い世界を見せてくれて、ありがとう~!
せ、先生……? 私、そんな大層なものじゃ……!
花市場で買ってきたモニラリアが、窓辺で午後の日光浴をしている。 まだ少し小ぶりだが、全体が鮮やかな緑色に戻っていた。 葉がウサギの耳のようにぴょこんとしていて、とても可愛らしい。
それより、{var:player_nickname}さん。見て、この子。 連れて帰ってきた時より、一回り大きくなったの~!
うんうん、最高の「院長さん」に出会えたからね。
もう……まだまだ未熟者だよ~!
小鳥遊さんは顔を少し赤らめた後、何かを思い出したように、 そのモニラリアの植木鉢を私の手のひらにそっと乗せ、カメラを構えた。
ツーショット、撮ろう? アカウントのアイコンにしたいな~って。
この子は、始まりを見届けた証人だから~。 私たちが一緒に作った「療養所」のね。
その後、「癒しのめばえ園」という名のCatChatアカウントのアイコン画像が決まった。 二人の手で支えられた植木鉢……大切に守られたモニラリアの写真に。
誰も見ていない片隅、私たちだけの陽だまりの中で、 その小さな植物は、静かに、それでいてたくましく、 次の春に向けて無数の新たな可能性を育んでいた。
夏のレシピ、その続き
絆LV5で開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 1, Scenes 241, Choices 37, Endings 2
ふ~……。 こっちも全部、運び終わったよ~。
これで、この子たちが日差しで干からびちゃうこともないね~。
{var:player_nickname}さんがいて、すごく助かったよ~! こんなにたくさんの植物、私一人じゃ絶対無理だもん……。
あとは、遮光ネットを被せて、日差し対策に関してはしゅーりょーっと~。
汗かいちゃった~。 でも、こうやって整然と並んでるのを見ると、なんだか気分がすっきりするよね~。
これだけの大仕事をやり遂げたんだ、確かな達成感を感じるよ。
そうなの、これから行くところなんだ~。 最近すごく暑くなってるから、バイトに行く前に、 とりあえず植物のお世話をしないとって思って。
{var:player_nickname}さん、もしよかったら一緒に行かない~? 店長見習いちゃん……礼奈ちゃんが、新しいコーヒー豆が届いたって言ってたんだ~。 今日行けば、新しいのが飲めるかもよ~?
それはいいね、ちょうど冷たいアイスコーヒーで涼みたいところだったし。
じゃあ、早速出発~! {var:player_nickname}さんの分は、私が淹れてあげるね~。
あ、雛田お姉ちゃん! ちょうどいいタイミングで来てくれたね。 ここにある箱を外に出さなきゃいけなくて……手伝ってくれない?
おおっ? これ、なんの箱なの~?
ふむ、どこから説明すれば……。 とりあえず、この夏、「エテルニテ」はしばらく休業することになりそうなの。
休……ええっ!? なんで!!?
悪天候の影響、かな……。 夏のスペシャルブレンドに使う予定だった豆が、 輸送中に湿気っちゃって、風味が変わっちゃったの。こうなったら、もう使えない。
それでも、他のメニューなら出せるはずだったんだけど、悪いことは続くものだね……。 今朝、冷房の配線まで壊れちゃって。
こんな環境で皆を働かせられないし、お客さんだって 冷房のない喫茶店なんて入りたくないと思うし……。
修理も、部品の調達に時間がかかりそうって、業者さんが……。 営業再開する時にまた連絡するから、今日はごめんね……。
さっきの礼奈ちゃんの表情、心がずーんと重くなっちゃうな~。
新作のスペシャルドリンク、礼奈ちゃんが春から構想を練ってたものなんだ。 それなのに、こんなアクシデントで出せなくなるなんて。 お客様に、この夏は楽しみにしててって言ってたのに……。
そりゃあ、できれば助けたいよ~。 ……でも、どうすればいいかわからないなあ。 私が{var:player_nickname}さんみたいに賢かったらよかったのに~。
だからさ? 前みたいに? {var:player_nickname}さんが? 何かいい案をくれると? す~ごく助かると思うなぁ~!(チラチラチラッ)
うーん……あっ、とりあえず、コーヒー豆を使わない新作を考えるのはどう?
そうだね~! それなら、新しいコーヒー豆がないことに悩まずに済むし~!
でも、その場合、何を作ったらいいんだろ~。 ただのアイスティーやジュースじゃ、常連さんたちはがっかりしちゃうかな~? なんていうか、「スペシャル!」感が足りないような……?
{var:player_nickname}さんって、一飜市にお友達がたくさんいるよね~。 その人達にもアドバイスを聞きに行けたりしないかな~?
「夏にふさわしい、特別感のある味」? フフフ……君はいつも、私を驚かせるような問いを投げかけてくるな、{var:player_nickname}。
北国の白銀の雪さえも、僅かではあるが溶かしてしまう夏…… その味は、一言では表し難いよ。
だが、数多ある答えの中から、最も明快なものを一つ選ぶなら、 私の答えはこうなるだろう……。
……この、「オレンジサイダー」だよ。
し、しかも、コンビニや自販機でいつでも買えるやつじゃ……?
優れた商人は、常に最もコストパフォーマンスの高い投資を好むものさ。
大事な思い出を呼び起こせるありふれた物こそ、真の至宝だ。 多くを経験してきたからこそ、ささやかな幸せを強く求めるのだよ。
それに、{var:player_nickname}自ら調合したオレンジサイダーなら、 特別な味わいが生まれるかもしれないぞ。
夏の味? もちろんアイスキャンディーだよ! とくに、まんなかでパキってわって、仲良しのお友だちとはんぶんこするやつ!
ん~~……。 モモ味はあまくて、チョコはいいにおいで…… でも、どれもすぐ食べおわっちゃうから、どれがいちばんとかぜんぜんえらべないよー!
でも、おいしいのみものは、 アイスキャンディーにしたらぜったいもっとおいしいよ!
そうだ、陽菜、これから猫ちゃん軍団と遊ぶんだった! {var:player_nickname}、またこんどいっしょに遊んでね!
……こんにちは、先輩。
(小声)……本当に唯ちゃんに聞いていいの~?
……?
先輩の引きつった顔、面白い。 食べ物の話、してるんだよね。私のおすすめは、とろろ煮干しソーダ。
……八木さん、貴重なご意見どうもありがとう!!
オレンジサイダーに、アイスキャンディーか……。 どれも夏らしいアイデアだね~。
あっそうだ、試作はどこでやったらいいかな。 「エテルニテ」は休業中だし……
う~ん……。 誰かに迷惑をかける心配もないし、私の家とかどうかな~?
大丈夫! ついて来て~!
いらっしゃい~! あがってあがって!
暑い中をだいぶ歩いたもんね~。
慌てて試作しなくてもいいし、 まずはゆっくり涼んでね~。
ふふっ、アロマみたいでしょ~? 気に入ってくれてよかった~!
自分の家だと思って、くつろいでね~!
小鳥遊さんの部屋は、ごく普通の雰囲気だ。 強いて特徴を挙げるとすれば、 テーブルの上にたくさんの鉢植えが置かれていることだろうか。
それにしても、冷房の風はごく弱いのに、 少しも暑さを感じさせない。それどころか……。
{var:player_nickname}さん、どう~?。 私んち、結構涼しいよね~。
うん、夏だってことを忘れるくらいだ。 リビングの冷房、そんなに強く設定してないよね?
うふふ、そうなの~。 我が家には、涼しさをもたらしてくれるスーパーアシスタントがいるからね~!
こっちに来て~。 紹介してあげるね~!
じゃじゃ~ん!
お家でも、こんなにたくさん育ててるんだ……!
うん! 全員、私が丹精込めてお世話している子たちなの~。 いつか{var:player_nickname}さんが家に遊びに来たら、 真っ先に紹介したいってずっと思ってたんだよ~。
普段からよく話しかけてるの~。 学校のこととか、カフェのこととか、 あと{var:player_nickname}さんのこと……
と、とりあえず、この子たちは日差しを遮ってくれるし、 家の中を涼しくしてくれてるんだ~。
それに、皆とっても可愛いでしょ~? ……あれ、どうしたの~?
わ、私じゃなくて、庭の植物たちを見てよ~!
うん、みんな丁寧にお世話されてるのがわかるよ。 小鳥遊さんに可愛がられてるって感じがする。
うん、みんな丁寧にお世話されてるのがわかるよ。 小鳥遊さんに可愛がられてるって感じがする。
……ん? 植物たちについてる小さなメモの中に、 古いやつとか、ラミネート加工されてるやつがあるね。 それに、これ、小鳥遊さんの字じゃないよね?
うん、そういうのは、おばあちゃんが書いたメモなんだ~。 庭の手入れを任された時から、ずっと残してあるんだよ。
一番古いのは、この「雛田ちゃん五歳記念プレゼント」。 隣のは、「サボテンは水のやりすぎ注意」っていう注意書きだよ。
……ん? これ、この前のモニラリアじゃない? 部室から持って帰ったんだ。 あ、これにもメモがついてるね。他のメモと色が違うけど、何か特別なメモなの?
あ、それは……!
「これからもっと……」
ま、待って、見ちゃダメ~!
その、今はまだ、見せられないの! また今度、機会があったらね……!
その、今はまだ、見せられないの! また今度、機会があったらね……!
け、見学はここまで! スペシャルドリンクの試作を始めよう? キッチンに行こっか~!
どうしよう~……
もっと炭酸を入れたらどうかなって思ったけど、 元の味がわからなくなっちゃった~。
オレンジ味のアイスキャンディーをイメージして、 アクセントとしてオレンジピールを入れたら、 見た目はいいけど、苦味が残っちゃったな……。
いろいろ試してみたけど、全然ダメだね~。
ま、まあまあ。努力はしたんだから。
うん……。ただ、ちょっと悔しくて~。
皆が言う「夏の味」、どれも再現できない……。
どれも、何かが足りない気がするね。
もう諦めて、新しいコーヒー豆が届くのを待つしかないのかな~?
あ、今一つ思ったんだけど…… これまで、「みんなにとっての夏の味」にこだわってきたけどさ。
え、私~? う~んとね~……。
ピクニックに行くと、両親が冷たいジュース買ってくれたな。 それ以外だと~…… 小さい頃、おばあちゃんがよく作ってくれた、ひんやりした飲み物かな~。
蝉が一生懸命鳴いていて、風そのものが熱気を帯びているように感じる、 そんな夏の夕暮れには、小さな椅子に座って、 おばあちゃんが庭で草花の手入れをする所を見てたんだ~。
おばあちゃん、タイトルも知らない古い歌を鼻歌で歌いながら、 ミントとバジルの葉を摘み取って、綺麗に洗って…… そうすると、裏庭中が草木の香りでいっぱいになったんだよね~。
蒸し暑さでウトウトしてると、おばあちゃんがその飲み物を渡してくれて……
一口飲むと、ふわふわの苔の真ん中に大の字になって、 涼んでいるような感じがしたんだ~。
でも、確かに、どうして苔なんて思ったんだろう~。 飲み物に入ってたハーブの香りが、苔みたいにひんやりしてるって感じたからかな~?
まあでも、おばあちゃんって、みんな自家製ドリンクを作るものでしょ~? 別に特別なことじゃないと思うけどな~。
みんながみんな、そうだとは限らないよ。
そ、そうなの~?
あはは……{var:player_nickname}さんに聞いてもらえて本当に助かったよ、 またみんなに笑われる所だった~。
それはそれとして、話を聞いた感じだと、 小鳥遊さんのおばあさんの特製ドリンク、ユニークで美味しそうだね。 材料もそんなに複雑じゃなさそうだし……再現してみない?
う~ん…… 飲んだことはあるけど、レシピは知らないよ~?
レシピはなくても、記憶の中にきっとヒントが隠れてるはず。 小鳥遊さんの思い出を頼りに、一つずつ試してみよう!
さっき、おばあちゃんはミントとバジルを摘み取って洗ってたって言ってたけど、 その後は、どうやって香りを引き出していたのかな?
……もしかしたら、思い出せるかも。
刻んだりはしてなくて、葉を手のひらに乗せて、 こう、「ポンポン」って軽く叩いてたような…… うん、そうだ、そうすれば香りが出てくるもん!
どうやら、最初の一歩は思い出せたみたいだね。
ドリンクを入れるグラスは、いつもキンキンに冷えてて、中には炭酸が…… だから、よく冷やしたソーダ水を使うんだ!
それから、僅かな甘みがあって…… おばあちゃんが、あの後引く甘さは砂糖のおかげじゃないって言ってたことは覚えてる。 でも何を使ってたのかは、聞いたような気もするけど、なかなか思い出せなくて……。
……あ。
そういえば……おばあちゃん、私に、すごく大切にしてた木の箱をくれたの。 一番大切なものは、その中に入ってるからって。
おばあちゃんの宝箱か……。 あのドリンクの秘密も、中に隠されているかもね?
ふふふ、私も今そう思った~。 正直に言うとね、今までは、ちょっと怖かったんだ。 思い出が詰まったものを見たら、またおばあちゃんのことを思い出して泣いちゃいそうで。
でもね、今ふと思ったの。おばあちゃんが遺してくれたものは、 きっと悲しみじゃなくて、思い出の中にある楽しさなんだろうな~って。
{var:player_nickname}さん、一緒に開けに行こ~?
よしっ。中身は……? 乾燥したミントとバジルの葉? もしかして、本当にあのドリンクの材料!? ってことは、このステビアが甘さの秘密だ~! あれ、葉っぱの下にメモがある!
{var:player_nickname}さん、読んでもいいかな~……?
……うん!
「最愛の、いつも夏の暑さでクラクラしちゃう雛田ちゃんへ——」
「おばあちゃんの特製ドリンクが飲みたくなったら、このレシピを試してごらん。 スペアミント5枚、スイートバジル3枚、ステビア2枚。 手で叩いて香りを起こしてから、よく冷えたソーダ水とレモン汁を加える。」
「雛田ちゃんも、このドリンクの作り方を覚えてくれたら嬉しいよ。 そうすれば、おばあちゃんはずっと雛田ちゃんの傍にいられるし、 また楽しい、忘れられない夏を過ごせるだろうからね。」
……おばあちゃん、私が、いつかの夏に、 この味を思い出すって信じてくれてたんだ。
おばあさん、小鳥遊さんの過去に留まるつもりはなかったんだろうね。 手掛かりを用意して、 二人で過ごした時間を笑顔で思い出してくれる時を待っていたんだと思うよ。
うん……。 じゃあ、{var:player_nickname}さん、作ってみようか~!
おばあちゃんが教えてくれたレシピで、みんなに想いが伝わるような、 私たちのサマー・スペシャルを!
バジル、ミントにステビア…… あとはソーダ水を入れて、レモン汁を加えてよく混ぜる……
完成~! {var:player_nickname}さん、味見お願いしま~す!
……さっぱりしてて、すごく美味しい。 市販のジュースには無い風味だよ。
ほ、本当~? 私も飲んでみる~!
あ……この味だ~! おばあちゃんが作ってくれたのと全く同じ! {var:player_nickname}さん! 私たち、成功したよ~!
わ~~~!? ごめんなさいごめんなさい、ちょっとテンション上がりすぎちゃった~!
ふふっ、{var:player_nickname}さんも美味しいって言ってくれたことだし、 礼奈ちゃんに見せにいこ~!
ふむふむ、これは……すっきりしてて爽やかで、それでいて個性的な味わいだね。 これ、新作ドリンクとして出してもいけるかも……?
よかったぁ~!
でも……休業状態を解消するには、もう一つ問題があって。
壊れてるエアコンは、コンプレッサーの部品を取り寄せなきゃいけなくて。 午前中に修理の人が見に来てくれたんだけど、今は最低出力しか出せないって。
え~っと、つまり……。
新作ドリンクがあっても、冷房が弱すぎて、お客さんがそもそも来てくれない……。
それに、この暑さじゃ、礼奈ちゃんも私もずっとは働けないもんね~……。
そういえば、小鳥遊さんの家にいた時、冷房は弱かったけど涼しく感じたな……
あ、そうだ! 植物で日差しと熱気を遮れば、冷房が強くなくても涼しくなるね~!
ここは、私と{var:player_nickname}さんで、もう一肌脱ごう~!
園芸サークルと家からいくつか植物を運び込めば、 店内が涼しくなるだけじゃなくて、よりナチュラルで爽やかな雰囲気にできるよ~!
ふむふむ……植物でお店をリフォームするってことだね。
雛田お姉ちゃんが思いつきそうな、大胆なアイデアだね。 なかなかロマンがあっていいかも。
二人が大変じゃなかったら、ぜひ試してみてほしいな!
わ~、鉢植えを置いたら、店内がまるで植物園みたいになったね。 まだ劇的に涼しくなったとまでは感じられないけど、空気が爽やかになったからか、 気分もすごく良くなったよ。
雛田お姉ちゃん、{var:player_nickname}さん、ありがとう!
あとは、この子たちが気温を下げてくれるのを待つだけだね~!
さすが{var:player_nickname}さん、お疲れ様~! はい、礼奈ちゃんと一緒に作った、労いのサンドイッチだよ~。
せっかくだし、皆で一緒に写真撮ろ~? 新作ドリンクの完成と冷房問題の解決、そしてエテルニテの営業再開をお祝いして~!
はい、チーズ~!
二人のおかげだよ。ありがとう!
新作ドリンク、飲むとすごくチルできていいな…… しかも、外よりずっと涼しいし。
植物園でアフタヌーンティーしてるみたい。 写真映えもするし、さすがあの「癒しのめばえ園」のおすすめだね!
しかも今回の新作、これまでの「サマー・スペシャル」と全然違う方向性で、 でもすごく美味しい~!
ふむふむ、お客様の反応も上々だね。 本当、二人のおかげだよ!
えへへ~!
やったね、{var:player_nickname}さん。 みんながおばあちゃんのドリンクを気に入ってくれて、礼奈ちゃんも元気になって~。
そんなことないよ~。 色んな人に意見を聞いてくれたのも、植物を置くことを思いついたのも、{var:player_nickname}さんだし~。 それに、おばあちゃんの宝箱を開ける勇気をくれたから~。
やっぱり、エテルニテの営業再開は、 みんなが力を合わせて成し遂げたことだよ~!
ふ~……。 今日のお仕事はここまで、お疲れさま~!
皆さん、私たちの「サマー・スペシャル」を気に入ってくれたけど……
私は、あの時{var:player_nickname}さんと飲んだ一杯こそが、 真のスペシャルだって思うな~。
うふふっ、だからかな~!
もしかしたら、あの時の、不安や焦りを全部消し去ってくれるような空気が、 そう思わせてくれたかも~。
前までは、夏におばあちゃんを思い出すと、 その思い出にはもう戻れないんだなって感じた。
でも今日、グラスの泡が一粒ずつ上がっていく様子を見たり、 氷がカランって揺れる音を聞いたらね。
思い出の夏が、形を変えて、もう一度私のもとに来てくれたんだ…… って、ふと思えたの~。
うん。おばあちゃんが涼しくしてくれた、蒸し暑い夏じゃない。
{var:player_nickname}さんが一緒に悩んで、キッチンいっぱいに材料を広げて、 こうやって夕風に吹かれる……そんな新しい夏に変わっていくような気がしたよ~。 すごく心地の良い夏にね~。
……時間がもう少しゆっくりだったらいいのにな~。
……うん、そうしよ~。
夕日の残光が、重なり合う葉と葉の間を抜け、グラスに木漏れ日のように降り注ぐ。 夕日と植物が織り成した光と影は、彼女の頬にも優しく落ちた。
果実は、いつも葉の下に隠れて、見つけてくれる人を待ってるんだよ~。 ずっと摘み取れないままだった果実を見つけられたのは、{var:player_nickname}さんのおかげ~。
一緒に、乾杯しよ~?
あの夏を、もう一度見つけてくれて。
……そして、新しい思い出を作ってくれて、ありがとう!
……あはは、口に出すと、なんだかちょっと照れくさいな~!
小鳥遊さんはグラスを掲げた。 思い出と時間を閉じ込めたソーダ水が、シュワシュワと小さく音を立てている。
二つのグラスが軽くぶつかり、澄んだ音を響かせた。
グラスの中のソーダ水には、二つの夏の思い出が隠されている。
わ~、{var:player_nickname}さんが、 庭の植物にこんなに興味を持ってくれるなんて~!
しょうがないな~。 じゃあ、ぜ~んぶ紹介しちゃうね~!
そうだ、ちょうどカメラも持って帰ってたんだ! {var:player_nickname}さん、植物がよく似合うな~ってずっと思ってたし、 何枚か一緒に撮らせて~!
すぐ終わるから~! さっとアングルを決めて、ちゃっとピントを合わせて、 サクッと調整するだけだから~!
それはそうだよ~! お家に来てくれた貴重な記念写真だもの~! さあ{var:player_nickname}さん、自然な表情で、自分のことを、日光浴中の植物だと思って~!
あ、今の少し困ったような表情もいいよ~。 隣のリトープスちゃんに似てて、すっごく可愛い~!
次はもう少し左に立って~! そうそう、ミントちゃんの隣に!
庭師に狙われる植物になった気分だ……。
その表情、すごく自然でよかったよ~! 次は、こっちのオリヅルランと一緒に一枚~!
光の向きが変わってきた……ちょっと撮る向きを変えてみよ~!
次の構図は……私達にぴったりなものにしようかな~? モニラリアちゃんが寝てるから、一緒にこの子を起こすようなポーズで撮ろう~!
あ、あれ~? どこかに落ちちゃったのかな~! きっとそうだよ~!
9月頃になったらまた目覚めて、 可愛いウサギさんの形に戻るんだ。その時にもう一枚、同じ構図で撮ろう? 私たちが起こしてあげたみたいになって、きっと面白いよ~!
9月頃になったらまた目覚めて、 可愛いウサギさんの形に戻るんだ。その時にもう一枚、同じ構図で撮ろう? 私たちが起こしてあげたみたいになって、きっと面白いよ~!
次はこっち。 うん~、この子もツーショットにぴったり~。 この子の名前は……。
こうして、すぐ終わるはずだった撮影会は、 小鳥遊さんが次々に最高のアングルと完璧な構図を発見したために、 延々と続いた。
あ……もうこんな時間。 ごめんなさい、ついたくさん撮っちゃって……。
うふふっ、{var:player_nickname}さんも皆も素敵すぎて、 アイデアがどんどん出てきちゃったな~!
……。
……待って。
今日は、スペシャルドリンクの試作をするはずじゃ!?
うう~……明日には絶対に完成させるぞ~……!
一瞬を永遠に
契約を結ぶことで開放
Possible Endings
Scenario Script
Spots 1, Scenes 217, Choices 29, Endings 3
小鳥遊さんにCatChatのDMで誘われて、外出することになった。
「ぜひ一緒にやりたい、とても大事なことがあるんだ」 って言ってたけど……一体何だろう?
あ、{var:player_nickname}~! こっちこっち~!
おはよう~。 来てくれてありがとう~!
私も着いたばかりだよ~。 {var:player_nickname}、時間ぴったり!
あと、前にも言ったけど~…… 「雛田」って呼んでいいんだよ~?
……うんうん、よろしい。 あっそれでね、これ、見てみて。
じゃじゃ~ん!
新しいアルバム~。可愛いでしょ?
それに、今日のために、なな、なんとぉ~? おばあちゃんからもらった、フィルムカメラも持ってきたの! これ、プレビュー機能が付いてる高性能のやつなんだ~!
ってことは、 一緒にやりたいことって……写真撮影?
うふふ、せいか~い! 厳密に言うと、ツーショットが撮りたいんだ~!
前に、私の家で植物と一緒に撮ってくれた写真、覚えてる? 私すごく気に入ってて、全部現像して保存したら、 アルバムがぜ~んぶ埋まっちゃったの~。
だから、この新しい一冊は、{var:player_nickname}との思い出を残すために使いたいんだ~。
ということで、{var:player_nickname}。 今日は一緒に最高のツーショットを撮って、アルバムの表紙にしようね~!
やった~! じゃあ、早速一枚目を撮ってみようか。 ほらほら、スマホのレンズを見て~?
最高のツーショットを求める旅は、 雛田が幼い頃によく通っていたこの公園での一枚から始まった。
花屋が多く集まる路地で、色々なスタイルのお店の前でポーズを取ったり、 珍しい構図を試したり……
CatChatで映えスポットとして話題になったミニチュアショップで、 前に置かれたミニ鉢植えのほうにピントが合わないように二人で頑張ったり。
あれこれ試しているうちに、午前中が過ぎていった。
スマホの試し撮り、どれも良い感じだなあ…… フィルムカメラで撮ったらどうなるか、ますます楽しみになってきたね。
そうだね~。 どうしようかな~、どれも捨て難いな~……。
本当は、見た瞬間にビビッと来たやつにするつもりだったんだけど、 なかなか決まらない……。
というわけで、試し撮りを続けるよ~! 場所を変えて、最高の作品が撮れるまで~!
了解。 ……とはいっても、行くつもりだった場所はもう全部回ったんじゃない?
そうなんだよ~~! 小鳥遊雛田、なんと言う不覚。 もっと撮影スポットを用意しておくべきだった~!
他に写真映えする場所……まだあるかな~?
えっ、試し撮りは一旦やめるってこと?
うん。雛田は気づいてないかもしれないけど、 さっき「いい」って言った写真は、どれも二人で楽しく遊んでる時に撮れたものだった。
もしかしたら、楽しく撮っていれば、自然に最高の一枚が決まるかもと思って。
なるほど~? 頭を空っぽにしたほうがいいってことか~!
いや、そうじゃなくて……。
あ、あれ~?
うーん、じゃあ、次に行く場所は{var:player_nickname}が決めて? あなたが選んだ場所なら、きっと気に入ると思うから~!
つまり、構図とかポーズとかには拘らずに、 いずれ出会うだろう奇跡的な一枚を待とうってこと~?
その通り。 撮らなきゃって気持ちを忘れれば、自然にいい写真が撮れる……はず!
うーん、じゃあ、次に行く場所は{var:player_nickname}が決めて? あなたが選んだ場所なら、きっと気に入ると思うから~!
私も雛田も好きな遊びといえば…… 魂天神社に行くのはどう? 麻雀でも打とうか。
いいアイデアかも! 神社だったら、街の雰囲気と全然違うし~。 それこそ、スペシャルな一枚が撮れるかも!
早速出発しよう!
今まで色んな場所を回ってきたけど…… 私は、雛田が一番好きな場所は、やっぱり園芸サークルなんじゃないかって思うんだ。
だって、雛田が完全にリラックスできてるのは、 あの子たちと一緒にいる時だけだし。
ふふっ、やっぱり{var:player_nickname}にはお見通しだね~。 いつも部室で会ってるから、退屈じゃないか心配だったの。
そんなことない? そっか~……。 じゃあ、一緒に部室に行こうか。 二人だけの、最高のツーショットを撮るために!
ただいま~~!
す~~っ……はぁ~~~~!
ん~、やっぱり部室の空気は一番気持ちいいね! {var:player_nickname}も深呼吸してみて~?
土と草木の香りを吸い込み、 清らかな空気が体中を巡っていく感覚を感じてみた。
すると、不意に頬に温かい何かの感触がした。 そのあとすぐに、小さく「カシャッ」という音が聞こえた。
うふふ、不意打ち成功~! 今の表情、すごくリラックスしてた。すごくいい感じに!
今、ツーショット撮ったの? 私が目を閉じている隙に?
何が起きたのか把握できずにいると、雛田はまた嬉しそうにカメラを構えた。 カメラの設定を変更し、木漏れ日が差す地面にレンズを向けた。
今日、すごくいいお天気だよね~! 木漏れ日の模様がすごく綺麗~。
こういう日は、やっぱりこの子たちも撮らなきゃもったいないよ。 とりあえずヒマワリちゃんから~……
次に、窓の下の小さな鉢植えも……
うんうん、みんな写真写りいいな~! ……次は、誰を撮ろうかな~?
あ、{var:player_nickname}……!
そう! 今の角度と光の感じ、バッチリだよ! そのまま動かないでね~!
ううん、今の立ち位置、すごくいい感じなの~! その姿勢のまま、しばらく動かないでね~!
で、私も近くに来て、っと。 じゃあ、シャッター切るね~。
「カシャッ」。
撮れた! 出来栄えはどんな感じかな~?
……{var:player_nickname}、すっごくいい感じだよ! まさに、私が撮りたかった最高のツーショットになってる~!
うーん、今はまだダメ~。
もったいぶるなあ…… もしかして、私の表情、変だった?
そんなことないよ~。 構図も表情も、全部がしっくりくる写真だよ。
あ、もうこんな時間。 いい写真が撮れたことだし、一緒にお昼にしようか~!
ランチバスケットを持ってきてるんだ~。 {var:player_nickname}、近くでピクニックしよ~?
ふんふ~ん~ ピクニック、ピクニック~! 今日はまだ遊ぶ時間もいっぱい~~
あっちの芝生は、昼休みになると人がすごく多くなるから~……
……あれ?
まずい、雨が降ってきた! 雨宿りできる場所を探そう!
さっきまで快晴だったのに、どうして急に~!?
あわわ、雨粒が大きくなってきた……! 大変、カメラが濡れちゃう……!
あ、ありがとう……。
雛田は頷くと、私の上着の下に潜り込んだ。 上着は人ふたりを完全に覆うことはできず、私達は窮屈に身を寄せ合った。
{var:player_nickname}、もっとくっついて!
濡れないように気をつけてね。
私は大丈夫だから……うわぁ~!?
雨粒が吹き込んできた……!
あっちの軒下で雨宿りできそう! 急ごう!
土砂降りの雨の中、 吹き荒れる強風が雨粒を巻き込み、四方八方から打ち付けてくる。
上着の下で、雛田の呼吸は少し荒くなっていた。
かなり頑張ってもわずかにしか目を開けられない私は、 ぼやけた視界と体温を頼りに彼女がそばにいることを確かめながら、軒下へ走った。
まさかにわか雨が降るなんて……。 天気予報をよく見ておけばよかった……。
うん! 私は大丈夫。 {var:player_nickname}こそ、早く拭かないと、風邪ひいちゃうよ~。
心配しないで。それより、カメラは大丈夫?
あ! そうだ! カメラカメラ……!
あ! そうだ! カメラカメラ……!
……
これは……。 どうやら無事とは言えなそうだね……。
雨すごかったし、もしフィルムが濡れてたら……!
……いけない、中まで水が入っちゃってそう……!
{var:player_nickname}~~……!
私たちの写真、全部中に入ってるのに……!
い、一旦落ち着こう。
{var:player_nickname}、どうしたらいいの……?
まだ全部ダメになったとは限らないんじゃないかな。 雨が止んだら、すぐに応急処置できる場所を探そう。 雛田なら、やり方わかるでしょ?
う、うん。そうだね。 えっと……とにかく水分を取って……すぐに乾燥させれば、写真が助かるかも!
季節の変わり目の雨は通り過ぎるのも早く、数十分後には止んだ。 部室に戻りできる限りの応急処理をしてから、急いで写真店に向かった。
{var:player_nickname}、おまたせ~……。
店員さんが見てくれたんだけど、 浸水がひどくて、フィルムがくっついちゃってて……乳剤層も剥がれてるって。 ほとんどは現像できなかったし、あの奇跡の一枚もダメだったみたい。
そんな……ん、あれ? じゃあ、その袋に入ってるのは……?
現象できたのは、この最後の一枚だけ。 雨宿りしてる時に、うっかりシャッターを押しちゃって撮ったやつなんだけど……。
その写真は、ややぼやけていて、水で滲んだ跡があちこちに見られる写真だった。 上着の下、雛田が私の手をぎゅっと握っている様子だということは判別できる。
構図はめちゃくちゃだし、暗いし、ぼやけてて顔も見えないし……。 表紙どころか、アルバムに採用自体できないな~……。
むしろ、結構いいと思うよ? 臨場感があって、とても貴重な一枚だなって。
貴重な一枚……?
ほら、こんなにぼやけた中でも、私たちが手を強く握り合ってることがわかるでしょ。
そ、そう? 全然気づかなかった……。
私、{var:player_nickname}が濡れないようにしなきゃって、思って……
うん、あんな大雨の中でも私を守ろうとして、 手を一生懸命握ってくれた雛田の気持ちが伝わる……そんな一枚だよ。
……あはは、変なの。 さっきまで失敗作だって思ってたのに。
{var:player_nickname}にそう言われると、 だんだん悪くない気がしてきたよ~。
確かにこの写真を見てると、 大雨の中、一緒に走った感覚を思い出せる……かも。
あなたの上着に落ちる雨の音も、 息切れしてる二人の、心臓が飛び出しそうな感じも。
写真は思い出を残すものだし、 少なくとも、アルバムの内容として採用するのはアリなんじゃない?
雛田はすぐには答えず、ただうつむいてそのぼやけた写真を見つめ、小さく頷いた。
{var:player_nickname}。
……表紙用の写真、また後で一緒に撮ろう?
もっと一秒一秒を大切にする気持ちで、 {var:player_nickname}との全ての瞬間を残すようにするね!
今回はこの一枚しか残せなかったけど、次は…… 絶対に{var:player_nickname}との思い出を守ってみせるから!
うん! 私、さっき気づいたの。 {var:player_nickname}といれば、どんな写真でもかけがえのない思い出になるって。
{var:player_nickname}と一緒に撮った写真なら、 私にとっては全部が「最高の一枚」になるんじゃないかな~。
さっきまで落ち込んでなかったっけ……?
うっ……! それは、さっきまでの自分が欲張りだったから~!
さっきまでの私は、 思い出に残る写真を撮るには、全ての要素……風景、構図、ポーズ、露出、 全てが完璧でなきゃいけないと思ってた。
でも、今日の出来事のおかげで気づけたの、そんなものは必要ないって。 写真が記録した瞬間一つひとつの方が、よっぽど大事なんだって。
だから、{var:player_nickname}。 私たち、一つ約束しない~?
うん、約束。
これからは、どんなことが起ころうと、 今日みたいに二人で手を取り合って、忘れられない瞬間を一緒に経験していこう~。
ふふっ、じゃあ約束ね~!
これからは、何があっても、 {var:player_nickname}の手を離さないから!
ゆびきり!
嘘ついたら、そうだなあ~…… 部室の鉢植え全部の土をほぐして、水やりして、日光浴させるのを手伝っても~らう。 あと~……
……罰則、多くない?
あの日以来、二人で写真を撮ることの意味が、少しずつ変わってきた。 入念に計画されたイベントから、日常生活の中の一コマに。
そう、まさに今のように。
{var:player_nickname}、そのまま動かないで!
うん~! いい画面になりそうだから~! いくよ~!
……いいね、{var:player_nickname}。 とても素敵な一枚になりそうだよ~!
シャッターに指先がかかる。 金色の日差しが頭上の葉からこぼれ落ちて彼女の毛先に留まった。 一瞬が永遠にも感じられる。葉擦れの音と、お互いの静かな呼吸だけが聞こえる……。
「カシャッ」。
お疲れ様~! う~ん、やっぱりカンペキ。 よし、今日の撮影はこれにてしゅうりょ~!
今回こそ、見せてくれるよね?
だ~~~め! 今は我慢してて。
さっきの写真は確かに良かったけど、あの日の…… 心臓がドキドキする感じまでは行けてないんだ~。
いつか、二人で並んで座って、完成されたアルバムをゆっくり眺める時までは、 全部おあずけだからね~。
結局どんな写真になったのかはわからないままだったけど、 満足げな笑顔を見ていると、なんとなく察せられた。
その写真はきっと、今日の日差し、青々とした葉、 そして彼女の笑顔を思い出させてくれるものなのだろう、と。
ツモです! 嶺上開花~!
そんな珍しい役を……!
今日は調子わりぃなぁ、俺……。
だって、元々気合い入れて写真を撮るつもりだったんだもん~。 そのやる気を麻雀に向けたら、こうなるよ~。
わかるにゃ! おやつもないし、一緒に麻雀する人も見つからない時、 床を引っ掻いたりダンボールを片っ端からボコボコにしたくなるあの気持ちに似てるにゃ!
いや、どんな気持ちだワン……。 そういえば、お前ら間に合ってよかったな。 こんな土砂降りに降られたら、風邪引いちまうワン。
さすが、{var:player_nickname}は冴えてるね~!
雨も降ってるし、次の機会に撮るしかないね。 ……あ、いいこと思いついた。 ここにいるみんなで一枚撮ろう? みんなで作る最高の思い出を記念して~!
いいね!
一姫ちゃん、ワン次郎さん、どうかな?
写真かにゃ? じゃあ、一姫が真ん中にゃ!
俺のイケメンフェイス、クールかつ親しみやすい感じに撮ってくれワン。
はい、チーズ!
……想像してたのとは違うけど、みんなすごく楽しそうに笑ってるね~。 あ、このフィルムもこれで最後か。 いや~、この一本で「最高の一枚」が撮れると思ってたのにな~。
うん! 今日はすごく楽しかった~! {var:player_nickname}といろんな所へ行けたし、みんなで麻雀できたし、 賑やかな集合写真も撮れたし!
{var:player_nickname}、次に出かける時、またチャレンジしよう~!
よ~し、ますますやる気が出たよ。 次はもっといい計画を立てるね!
天気予報をしっかりチェックして、写真スポットももっと厳選して…… 万全の状態にしてから招待するね~!
とはいえ、万全の日なんて、そう簡単に巡ってくるはずもなく。 新しいアルバムの表紙は、当分空いたままになりそうだ。
なんて思いながら、小鳥遊雛田は、 この湿った午後の空気を記録していたフィルムを大切に仕舞ったのだった。
ふぅ、お腹いっぱい~。 {var:player_nickname}、どうだった……?
ちゃんと休めたし、場所を変えてまた写真撮ろうか?
ん~、そうだな~……。
でもなんかね……。 お腹がいっぱいで、植物さんたちは静かで、太陽に当たって体もポカポカして~……。
それに……{var:player_nickname}の近くって、なんだかよく眠れそうな匂いがするの~……。
う~ん……少しだけ……。 ……五分だけ、肩貸して……。
雛田は私の返事も待たず、頭をゆっくりと私の肩に預けた。
温かく柔らかい吐息が襟元を軽くかすめる。 窓の外の雨音と共に、雛田は深い眠りについた。
(小声)……カメラさん、今日はここまでみたいだね。
す~……す~……。
(小声)この瞬間は、私が記録しよう。
優しく穏やかな寝息を立て、心から安心した様子で眠っている。 今日は朝からずっとはしゃいでいたし、きっと疲れたんだろう。
心のシャッターを切り、この光景を脳裏に焼き付けた。
部室の外では、雨が降り始めた。だんだんと雨脚が強まり、部室の中は静かになっていく。 一時停止ボタンを押したこの午後には、新しいシャッター音も、次の計画もなく、 ただ心を通じ合わせた私たちの姿だけがあった。